道端の幟が少しだがはためいている。ちょっとはセーリングできるかな。
風速計はゆるく回っている。
差板を開け,キャビンの前部に移動して2枚のハッチをオープンする。
それから電源スイッチを入れる…
風速計のモニターを見たが4ノット以下とは情けない。やっぱり今日は整備をしよう。
年末以来拭き掃除をしていない。
火曜日に冷却水用パイプを取り替えた際に,床板を全てめくってホコリは吸い取ってあるので直ぐに水拭きできる。ニスは塗らない。塗るならオイルだ。
オケラタイムになったのでスタンバイするが,今日はコンディションが悪すぎる。さっぱり取れないまま13時を過ぎてしまった。
テーブルを広げ,スペイン語でも勉強するかと中級編テキストを開く。
…グァテマラの古都アンティグアに2週間ばかり滞在したことがある。
コスタリカから空路入国したが,どうも街の雰囲気がおかしい。機内で話しかけてきたHondurasの兄さんが言っていたとおりで,国全体がストライキをしているようだ。
ようやくタクシーを拾い,アンティグアに向かった。
あちこちに黒い半旗が掲げられている。
何とか宿を見つけてもぐりこむが,あいにく1泊しかさせてくれない。困っているところにどこからかやってきたお世話やきおじさんが,
「(スペイン語)会話スクールに入るとそこで宿を紹介してもらえるぞ。」
といくつか教えてくれた。まさか,ぐるではないだろうね。
そんなわけで1週間desayunoとcena付の下宿生活を送ったわけであるが,一般家庭に,何組かのカップル,一人旅の若者,10人ぐらいが寝泊まりしていて,ちょっとした国際交流だった。
EL PASOというカウンターだけの飲み屋によく通ったが,カウンター内の棚にリボルバーがあったのがいかにも,エル・パソだった。
さて,西語会話学校の話だが,講師のセニョールにずっと,
「Más vocaburario(もっと語彙を)」
と言われていた。
そこからさっぱり,意味の分かるそして使える単語が増えていないのだから全く困ったことである…
ご覧の通りべたーっとした海面でした。
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