風速計は昨日より回っている。『Bonanza II』艇長によると関空島では3m/sちょっと。しばし逡巡,真面目にメンテナンスしよう。
エンジンルームの前部,左舷側をオープンにし,右舷側はシンク下の扉を開ける。エンジンはあの日以来,調子よくかかる。エンジン下部床をしばらく観察していると,黒い液体が落ちてきた。エンジンを停止してからオイルパンのボルトを指でなぞるとやはり1箇所だけぬるっとする。
シンク下の扉からエンジンサイドを見ると,なんじゃこれは!検油棒からオイルが…ひょっとして大漏れの原因はこれか。ここはエンジンが適当に冷えてからしか確認していない。その時はもう垂れ切っていたのと,検油棒を抜いた時にオイルが付着したのだとばかり思っていたのかもしれない…。
『Wiz of Oz』艇長から,「同じ2GMだからうちのを使って様子を見れば…」と言ってもらったが,ちょうどセーリングから帰ってきた隣艇の『Bonanza II』も2GMなので,その検油棒を借りてチェックする。
エンジンをかけ様子を見るが漏れる気配はない。試すまでもなく嵌め込んだ時のフィット感が全然違うのだ。僕のはゆるゆるでいかにも隙間がある感じがするが,こいつはピタッと収まる。原因は経年劣化か,,それに抜いたり挿したりしすぎたのだろうか…
両艇長ありがとうございました。
No comments:
Post a Comment