Sunday, September 23, 2018

秋を求めて 津名港

 世の中は3連休で,サンデー毎日な僕はそんなこととは全く無縁の日々を送っているわけだが,ヨット仲間と一緒のクルージングとなるとどうしても休日の設定になってしまう。そんな(貴重な)休日であるが,初日はあいにくの雨だった。
 夜半は涼しい。晴れている証拠だ。南河内も泉州地域もこの時期は秋祭りで思わぬところで通行止めに合うので,暗いうちに家を出た。住宅地の外れでは,もう警察がスタンバイしている。

 しばらく乗らないと勘を取り戻すのに時間がかかるのは,僕がまだセーリングボートに慣れていないってことだ。
 いつものように仕業点検をする。異常なし。しばらくすると『Bonanza』艇長がやってきた。彼はまだ台風対策を解除していないので,ジブの取り付けから始める。
 とも回りは応急処置したはずなのに,セールを下ろしたことで,またうまくいかなくなってしまった。僕がユマーリングしてマストトップで前回よりはまだマシな対処をする。本格的にはもう少しスイベル近くにアイを付け直さないと解決しないだろう。
 予想より上手くいって,きれいに回転しだした。やれやれです。

 津名に向けて港を出た。
 かろうじてジブが展開できる向きだが,風は弱い。津名沖でとうとう止まってしまった。とろんとした海。

 最近よくするように入って左奥に停泊する。2艇のみ。釣り客は山側の岸壁にたくさんいるが,ここにはいない。
 各艇が風呂屋が開くまでの時間,真面目にメンテナンスに励む。「クルージング先でやるといいよ。」とは蒲郡のヨット友だちの言だが,なるほどなと思う。
 泉佐野を出るときにいただいた【カラスミ】を切って,【リンゴ】の薄切りと合わせてツマミにする。メンテナンスも中断して【黒糖焼酎】でやる。

 16時半になった。風呂に行く。湯上りは17時だ。ちょうどその頃に居酒屋も開店するだろう。

佐野漁港発  09:30
津名港着   13:30

このまま関空島北を西進し,北端で変針すれば,右からいい風を受けそう…

津名港の入り口に掃海艇『あわじ』が停泊中。

今日も使えなかったウインドベーン。

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