Sunday, December 16, 2018

ウインドベーンを使う

 ようやく配線が終わったオールバンドの無線機をきちんと固定し運用してみようと港にやってきたが,夕方からは雨の予報。風は弱いが空は晴れているし,寒くはない。午前中だけでもセーリングしよう。
 準備をしていると,今日は来ないと思っていた『Wiz of Oz』艇長がひょっこり現れた。
「出ない?」
と誘うと乗ってきた。
 泉佐野沖はたいてい変な波があるが,今日は珍しく穏やかだ。風は?とマストトップの風見を確かめると,一定方向を指している。キャビンに入って微風用の(ウインドベーン用の)羽根を取り出してセットした。調整に慣れていないので何度でもしたほうがいい。きちんと決まるとブレることなく進路を維持してくれている。
 帰りは追手になりそうだ。風が弱いのかなかなかうまく決まらない。漁船があんまりいない海域でしばらく遊ばないと身につかないようだ。

 帰港してからは無線機の運用をする。アマチュア無線の交信は山でしかしたことがない。それも捜索の時がメインだったし,冬の剱岳なら県警との連絡用だ。CQなんて言葉も使ったことがない。
 馴染みのある430MHz帯とオケラネット21MHz。『Wiz of Oz』艇長にいろいろと教えていただく。聞く言葉,言う言葉,僕にとっては全く未知の世界で,これはなかなか前途多難だなあ。しばらくは雨のキャビン生活が充実しそうだ。

風は弱いが,一定方向から吹いているような気がする。

アビームより前からの風では調子よく動くね。しっかりと30°をキープしてくれています。

2 comments:

  1. アマチュア無線の基本は先ずはワッチ、聞く事です。
    ある程度聞いていると少々ノイズ混じりでも相手の言ってる事が耳に入ってきます。
    略語やRSレポート等もその内に頭に入ります。
    ただ、外洋にて、オケラネットやサポート局との交信を主に行うのであれば踏み込んで覚える事も無いとは思います。
    オケラネットへのチェックインをどんどんされ交信に慣れる、機器操作に慣れるってのが最善かと思います。
    僕も数年ぶり位に電波出しました。
    クラブ局残しておいて良かったなと(笑)
    来年には個人局も復活させて陸からサポートします!

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  2. そう頻繁に聴くようにしますわ。
    機器の操作もマニュアル片手にやっています。体で覚えないとあきませんね。

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