うっすらと船底がぼやけている。軽く走って掃除しないといけないなあ。
朝から風の強さは変わっていない。風向は東から徐々に北に触れてきたが,2,3時間走るならほぼ一定だろう。漁船も少なそうだし今日もウインドベーンで静かなセーリングができそうだ。大きい方の羽を取り付けた。
行きは上り,少しだけヒールしたままコンパス針路を忠実に走っている。太陽がデッキに当たりドジャーで風を避けている限りは暖かいが,すこし着座位置をスターンにずらすと思いの外冷たい風が通り抜ける。先日は中部や東北で雪が降った。この分じゃ水温もなかなか温まらないだろうなあ。
帰りはアビームからクォーターリー。断然スピードが増してきた。ためしに落としてみる。進行方向を変え,再度ベーンの羽を調節し,ロープをティラーにセットするが,ランニングではうまくウインドベーンが効かない。
昼頃には,『Blue Lagoon』さんがやってくるはずだ。
ジブをたたみ,メインを下ろし,エンジンをかける。回転を上げていくとかすかに振動がある。逆転させてから再度やってみるがやっぱりブルブルしている。何か巻き込んだようだ。水温が低いなあなんて余計なことを考えていたから,バチが当たったのか。
帰港後,隣艇から覗き込んでみるとたしかにシャフトの周りに黒いものが付いている。やれやれ。週末にでも潜って取ることにしよう。
片付けをしていると『Blue Lagoon』さんがやってきた。日頃から水夫の朝食はビールだと豪語している彼にふさわしく,カートに載っているのはビール1ケース。
楽しいクルージングになりそうですね。
N,風力2でのんびり走る。
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