地元は曇り空で霧雨が降っている冴えない天気だ。
港に着いても,まだまだ陰鬱な雲が空全体を支配してる。予報では晴れるはずだったんだがなあ。
『Bonanza II』艇長が修理が終わったばかりのジブを取り付けようとしている。『Wiz of Oz』艇と『COSMO』艇の姿がない。朝のひとっ走りだろうか。
セールセットの手伝いが終わる頃に,『WIND』艇が出ていったが,隣の風速計がカラリとも回らないので我慢するのも楽だと負け惜しみ。
マストトップでの作業に必要な物をショルダーバッグに詰めてユマーリングをする。4芯20mケーブルはシットハーネスのお尻のループにぶら下げておく。
予めケーブルの先っぽには糸を2本貫通させてある。これでマストトップから下部まで通してあるガイドロープにつないで引き下ろす(落としていく)といい。ガイドロープはしっかりしていると思っていたが,触ってみると粉状に崩れるところがある。あまりにも長期間放置しっぱなしで紫外線による劣化が激しい。そのままだったらおそらく年内は保たなかったかもしれない。慎重に2つをつなぐ。
「手伝って。」
と『Wiz of Oz』さんを呼ぶ。この作業は上と下,二人いないとできない。助かりました…実は,この後の作業も随分手伝っていただきました。ありがとうございます。
これぐらいの大きさかなと適当に買ったゴムキャップはぴったしのサイズで,マストトップ開口部の(ケーブルを通した)穴に収まった。
ロープで本体(風向風速計の羽根)を引き上げる。全部用意したはずなのに,やっぱり忘れていた。カプラーを接続した後処理に自己融着テープがいるんだった。ついでにiPhoneも引き上げる。変なクリップの使い方を聞くために写真を撮って送る。
マスト下のデッキには,マスト灯とアンカー灯の2つのケーブルグランドがある。そこに(ケーブルグランドを)追加したいが,それを使用した時に開ける穴の位置では,キャビン内に通した時にインナーハルが邪魔して貫通には無理がある。ケーブル径そのままの穴を開けて直に通すことにした。
キャビン内に通ったケーブルは僅かな隙間を狙って『Wiz of Oz』さんが実にうまく配線をする。僕なんか通しにくいんなら外配線でごまかそうと思っていただけに,きれいな仕上がりに惚れ惚れした。
4芯ケーブルとモニターの接続は,彼が僕のおよそ10倍以上のスピード(そんなわけない数10倍だと言われたら悲しいが)でケーブルを剥き,ハンダ付けをし,熱収縮チューブで覆い,自己融着テープで完了。
さて,最後の仕上げは,『Wiz of Oz』艇のワイヤレス風向風速計のモニターを持ってきて2つ見比べて確認する。
風向,風速ともにきちんと表示されていました。
後は,設置するだけ(これは明日だな)。
『風来坊』艇が見えます。朝の風はさっぱりだったが,10時過ぎぐらいからは,いい風が吹き始めましたね。
4芯ケーブルと機器の接続を間違わないように予め紙に書いておいた。
キャビン内の天井を剥がして配線をする。天井板いらないなあ。
隣の隣の『Wiz of Oz』艇からワイヤレスのモニターを持ってきてチェックしました。それにくらべると反応がワンテンポ遅れるようですが,きちんと動いています。
風向は船から離れると何故かエラーで謎方向に向いていました(笑)
ReplyDeleteでもボナ艇と同じ風向示していたので問題ないと思います。
自艇に戻り備え付けたら、キチンと方位が出ました。
無線式の弱点ですね。
今日セーリングして確かめました。船首方向に対する風向きがきちんと出ていましたよ。
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