Monday, July 13, 2020

風見がずっとくるくる回っていました 小笠原からの帰路

 風が不安定な状況がずっと続いている。
 海面の浮遊物,特にホンダワラであるが,それがないのが幸いだ。
 1時,7ノット以上出ている。エンジンはそれほど回していない(1800rpm〜2000rpm),風見は360°勝手気ままににふらふら回っている。
 4時半,べたべたの中,東流を横断中だろう。
 ずっとオーパイとエンジンの世話になっている。早く帆走したいなぁ。
 6時前,針路を伊島〜日ノ御碕間に修正した(27°)。
 豪雨の影響か,漂流物(木材)が多い。
 9時前,エンジンをニュートラルにして,オーパイからウインドベーンに切り替える。
 6.4ノット出ているが,艇自体が推進力を持っているわけではなくまるで川に浮かんだ木の葉状態なので行き先が定まらない。やっぱりペラを回す。

 New Zealandの船でした。

 海面がもみくちゃ。バウを叩くなんてことはこのヨットに乗ってからほとんどなかったが,今日は何度もお辞儀をしている。
 16時前,雨が降り出した。おそらくずっと降っているだろうなあ。
 エンジンとオーパイから解放されたのは17時過ぎ。長かった。
 17時半には,30kt弱の風が吹いている。ようやく省エネモードに入った。

 差し板をしないと,後ろからの波飛沫がキャビンを襲う。

 本船との行き交いが多いので,ワッチのためにコクピットに枕を持ち出して,それなりに寝た。

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