海の日,スポーツの日,土,日と4連休は,ひさびさに数艇で淡路島方面にクルージングの予定だった。
土・日の天気は…なんだかお気楽モードではしんどいかもしれない。
今日,津名に行って明日早朝帰港しようかなんても言っていたが,いまいちモチベーションが上がらない。
デッキに針金みたいなものが転がっている。目ざとく見つけた『Wiz of Oz』艇長が,
「ジブハリやスピンハリのシャックル大丈夫か?」
と聞いてくる。
メインは大丈夫,ジブはマイナスドライバーで固定するタイプのシャックルだから問題なし…
スピンハリのシャックルは?ピンが抜けている。ピンが抜けると中のバネまで全部飛んでしまうタイプだから,もう使えなくなるが,そのピンが変な具合に挟まったまま抜けない状態にあった。マイナスドライバーの先でこじるとようやく取れた。抜け防止のリングが抜けて直線になるような力をかけた覚えはない。19日にデッキを洗った時にはなかった。謎だ。
デッキも周りの点検は,航海中はもちろんだが港にいる時もかかさないようにしないといけない。『Wiz of Oz』艇長ありがとうございます。
昼飯を食ってぐだぐだしていると,『Wiz of Oz』艇長が,
「オーパイを直そう。」
と持ちかけてくる。ありがたい,そうしよう。
修理するのは先日の小笠原行で音を上げた古い機器,autohelm2000とある。Raymarineの現行シリーズの一世代前の物なのかどうかもよく分からない。
動作は力強く,設定ボタンが本体にはなくて,3m近くはあるケーブルでリモコンボックスとつながっている。コクピットに座って使う時,ボタンを押すためにわざわざ手を伸ばす必要がないので重宝している。
モーターに異常なし。
ロッドはボールナット式で伸びたり縮んだりしているようです。しかも遊星ギアが駆動に関係しているようだ。
パーツクリーナーで汚れを取り,グリスアップ。
ロッドと躯体の擦れる部分が少々重いようだ。シリコンスプレーをする。
作業が手早い。機器の機構を知っているからだろう,分解も淀みない。きっと僕がやっていたら,エイヤッでどこかを壊していたと思う。
軽い動作音で,見事復活しました。
『Wiz of Oz』艇長,ありがとうございました。
2台ないと不安ですね。
ブラックが今回分解メンテナンスしたautohelm2000。これの使用頻度が高い。
グレーは予備のRaymarineのST2000。
今度、コントローラからの出力電圧を測らせてくださいね。
ReplyDelete少し面白い事を思いつきまして。
気になりますなあ。
ReplyDeleteどうぞお測りください。