数日前からWindyばかり気にしている。コロナ禍でちょいと長めの沿岸クルージングもままならぬ,せめて近場へはエンジンかけてはゴメン被りたい。
天気はよさそうで,問題は風だが,20kt前後。おそらくブローでも20数kt止まりだろう。おまけに上りじゃないから快適セーリングが約束されているようなものだ。
未だ上架整備中で最近とんとヨットに乗っていない『BonanzaII』艇長とその隣バースの『Wiz of Oz』艇長とが拙艇に同乗してお気楽クルーズに出かける。
オートパイロットはデッキには出していない。今日の風なら最初から最後まで使うことはないだろう。
これぐらいかなと拡げ過ぎたジブのせいで切り上がる。少し巻き取るとメインとのバランスが取れた。
関空橋手前で変針してからはアビームからクォーターリー,艇速は5〜6kt台を維持しているから言うことはない。
途中で少々落ちてきた風にメインをフルにして艇速を確保する。太陽を浴びて気持ちのよいセーリングが最後まで続いた。
加太瀬戸に入ってからは真追手となり,ばたつくジブをしまって,メインだけで走るがスピードは落ちずにまだまだ走る。
(夜半には風で)少し押されるかもしれないが快適な泊となるでしょう。
銭湯→ビールの想いを抑えきれない僕たちは片付けを早々と終え,さっそうと(猫背じゃないよ!)岸壁を歩いているが,風呂に行く前に神社前の『魚市商店』で【うに瓶詰め】を買わないといけない。僕はここのが好きだ。
やはり早過ぎた。開業までまだ15分あるが,地元の方もどんどんやってきてシャッターの前で仲よく入浴待ちだ。
「15時半になったのに開かへんやん…」
なんて言っていると,
「ここは大抵35分になってからや。」
とな。
特筆すべきは明らかに地元の人とは違う若い男女ペアの2組。ここは観光名所なのかと…
太陽を浴びていたから乗っている時はそうは感じなかったが,湯に浸かると指先がじんじんしてくる。やっぱり冷えていたんだ。
歩いてすぐの『はまい』へ。
瓶ビール2本にとんかつ定食。
もう1軒と流したいところだが,街はひっそり感が漂っている。
あっ,開いていた。【よもぎ餅】を買おう。5個で1セット。
食料品店でつまみをゲットし,おとなしくヨットに引き上げ十六夜を愛でもせずに延々と飲み続けるのであった。
佐野漁港発 11:00
加太港着 14:10
熱い風呂に冷たいビール、最高でした!加太も捨てたもんじゃなですね
ReplyDelete近くてよろしいね。加太瀬戸の潮流もあそこまでだと影響が小さい。
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