2mぐらいは風があるだろうと港にやってきたが,風速計に数字すら表示されていない。出せば少しはあるかなと淡い期待を抱いて舫を解いた。
まあ船底掃除を兼ねているから2500rpmでしばらく走ろう。
港口に1艇見えるのは『KOUHEI II』かな。
少し海面がざわついてきたか?
ジブを出してエンジンを切るが,風見がくるくると回り出した。やっぱりメインだけの機帆走しかないか。
北の黄沖灯標まで行っても海況に変化はないし,知らない間にジブに裏風が入っている。
ゆるゆると艇を回転させてUターンすると…おおっ,ええ感じで進んでいるやないか。
それでも暖かい太陽を浴びていると艇速が出なくてもストレスがない。
よたよたで僕としては相当しぶとくセーリングを続けたが,艇速は1ktを切っている。これ以上あがいても無駄のようだと自らを納得させ帰る口実にする(後で関空島アメダスを見たが,さらに風が落ちていた)。
せめて素直にエンジンで走って,少しでも(船底を)きれいにしておこう。さっさと戻ってもヨットのアルコールはすっかり空なので飲んだくれる心配もないし,ええこっちゃ。作業に専念できるしね。
バースに着け,先日取り回しを変えた(ウインドベーンの)コントロールロープにさらにガイドを付ける。今日左舷側はうまくいったが,右舷側では少々(ロープを)引きにくかった。これで左右入れ替えてもバックステイのテークルに干渉しなくなるでしょう。
ラダーを見るとマダラになっている。少しはきれいになったようです。もっと波がチャップチャップしている時に長時間乗らんことには取れませんね。
No comments:
Post a Comment