Tuesday, September 21, 2021

今日は帆走できました 小豆島吉田魚港

 三本松での朝食はうどんに決まっている。
 そこへの道中,港からほぼ南下,高徳線の踏切を渡り左折してすぐの駐車場前に公衆トイレがある。

 建て替えたのか,断然きれいになりました。性別もバリアフリーともウォッシュレット仕様でした。手前には順番待ち(そんなわけないか)用のベンチも設置されています。
 隣のパーキングは4時間まで無料でした。

『吉本食品』の開店時刻は8時。

 5分前に着きましたが,暖簾が下がっています。

 今日も【ひやかけ】に天ぷら2種。

 前回二玉で腹いっぱいになったので,今回は一玉。出汁が凍らせてあってその中にスダチ。スダチの香りが涼感を倍増させます。

 6時過ぎに見た港内の海面はさざ波一つなく,また今日も機走かと諦めていたのだが,うどん屋さんから帰ってきた頃には少し風が出てきている。
 軽自動車のローリーで地元『竹本石油』さんが給油に来られていたが,前回同様今回もまだ空のポリタンクはない。また次回よろしくお願いします。

 三本松〜志度は16NMで機走でも我慢できる距離だからとにかく行こう。
 港を出るといい風が吹いているが追手も追手。北だとアビームからクォーターリー,あっさり行き先を小豆島吉田魚港に変更した。

 Watervaneを下ろし,Pendulum Sheet Linesをセットする。

 オーパイのジーコジーコ音はないが,左右に振れる時に出すヒーコヒーコ音は聞こえます。
 
 沖で網を引いている漁船が2艘,1艘は問題なくクリアしたが,もう1艘との位置関係が微妙だ。なんとか前方を横切れそうだと少し落とすと,漁師さんが船首を振ってくれて先に行けと手で合図をしてくれた。ありがとうございます。

 橘港沖を通過。
 昔に登ったことのある拇岳の岩場が見える。

 2kt台に落ちたのでエンジンをかけた。福田港北側の半島を回り込むと吉田魚港。

 何だか変だなと思っていたら,南側からここへ入港したことはなかったのだ。
 赤を行くとヒット,青から入港ですね。まあ,海図を見ていれば間違うことはないのですが。
 
 吉田魚港は7年ぶり。港内の様子を確認してから,一文字外の海域で着岸の準備をする。槍付かなあ。
 少々船首を振ってさらに右の係船用浮きのある所に停めたが,目の前の民家のお兄さんが,
「そこは漁船が帰ってきますよ。」
とアドバイスをくれる。僕の落としたアンカー根掛かり防止用のブイもこの狭い港内では邪魔なようだ。一旦アンカーを回収し,ブイも外して場所を変え打ち直した。やれやれ。

 左端にヨットが横付けされている。その右に槍付。
 槍付の際,アンカーロープは行って来いにする(ことが多い)。出かける時は,岸壁までロープを伸ばし,岸壁のビット(係留環)にかけ引いておけばヨットは後ろに下がる。戻ってきた時は,ビットからロープを外し,バウ舫を引いて乗船する。行って来いロープは岸壁に残したままでも構わないが,長いままだとみっともないのでデッキに回収することもある。デッキ上で行って来いロープを引いてクリートにかければ,またヨットは後ろに下がる。

 白いスチロバールの場所は,僕の左に停泊しているヨットの方と写真に見えている船の漁師さんにも聞いたが,もっぱら外来艇が利用しているとのこと。

 今日はオートビレッジYOSHIDAの入浴施設は定休日。風呂大好き人間の僕がそんなこと知らない訳はないが,志度で入浴・居酒屋のパターンより,吉田への快適な帆走を優先したまでさ…なんてたっておいらはセーラーだからさ〜一度でいいから言ってみたい。
 天気図を見ると明日は午後に寒冷前線が通過する模様で連泊するのもいいかなと思ってきた。となると福田まで行く必要もないか。久々にヨットだけに閉じこもろう。
 夜になって風が少し強くなってきた。お尻が流されるのでスターン両舷から舫を追加すると落ち着いた。

三本松港発  08:45
吉田魚港着  13:45(20.47 NM)

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