Sunday, October 13, 2024

高砂堀川湊へ

 抜けるような青空,風は?出てみないと分からない。

 遊漁船が出ていくピークを過ぎてから舫を解いた。

『Wiz of Oz』艇長からVHFコール,
「帆走?エンジンかけてる?」
 今日の航程は短い,急ぐこともないのだ。エンジンオフするが,2kt以下とは…それでもしばらくすると陸側からいい風が吹き出した。
 昨日高砂に停泊していたらしいヨットとすれ違う。手を挙げて挨拶,ご安航を。

 艇速4kt台は維持,加古川が近づくに連れてだんだんいい風になってきた。ジブを少し巻いてヒールを抑える。ずっと港口までそんな風が続き,久しぶりの爽快セーリングだ。

 いつも思い通りに動いてくれてありがとう。

 本船が出港するようで航路が交差する。早目にメインを下ろし入港の準備をした。
 後ろからヨットが…ひょっとして…

  入り口手前の赤灯を右に見るように針路を取る。

 泊地はかなり奥まった所,水路をゆるゆる進む。

 無事に着岸。反対側に『Wiz of Oz』,後ろに着けたのはやっぱり知り合いのヨットでした。

 すぐそばの『工楽松右衛門旧宅』を見学,知らないことが多過ぎるなぁと実感した。

 屋根の向こうに木が見える。きっとそこが神社だろう。

 高砂神社にお詣りしてきました。
『高砂や この浦舟に帆を上げて この浦舟に帆を上げて 月もろともに出汐の 波の淡路の島影や 遠く鳴尾の沖過ぎて はや住吉(すみのえ)に着きにけり はや住吉(すみのえ)に着きにけり
 最後に勤務した学校でをやっていたことを思い出したよ。

 商店街を抜けて,銭湯に向かった。

 これは裏側だが煉瓦の煙突に釜は薪だった。
 熱々のお湯が嬉しい銭湯,スーパー銭湯と言われる所では決して望むことができない切れのあるお湯,最高だ。

 風呂への行きしなに見つけた店は17時からしか開かない。一旦港に帰ると和歌浦フィッシャリーナから『FLAPPER』が着いていた。これには『胤』艇長が乗ってきている。明石付近でメールが入り,僕がここにいるのが分かると急遽泊地を変更してやってたのだ。お久しぶりです。

 先ほど見つけた店に入るが,大当たりだった。後で『FLAPPER』一行3名も入店してきた。賑やかでよろしいね。

 オデンが美味い。

 日本酒も美味い。

 ついつい3杯目…
 ここらが潮時。

 蕎麦屋が開いていた。〆はここだ。

 美味い,大盛りを頼んで正解だった。

 さあ寝るかと思っていたが『胤』艇長からカラオケのお誘い,『FLAPPER』はカラオケサロンと化していた。『FLAPPER』艇長,お邪魔しました。ウヰスキーごちそうさまでした,楽しいひとときを過ごすことができました。

明石港発   06:30
高砂堀川湊着 10:30(14.8マイル)

2 comments:

  1. 「アレ」見つけてました(過去形)

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