Wednesday, October 28, 2020

風速計に数字が見えません

 ヨットに入ったら真っ先にやることはバウハッチを開け,淀んだ空気を入れ替えることであるが,今日は(漁協の)水揚げ場で清水を補給し,ついでにデッキも洗い流すので,開けちゃだめだ。
 コーヒーの香りがするのは,抽出が終わったコーヒーを捨てずにペーパーフィルタごと置いてあるからで,これって消臭作用もあるのかしら。
 ステップを降りた後,床板をめくってキングストンバルブ,排水バルブ,海水バルブを開く。
 電源スイッチをひねり,(電源)パネルの「コンセント」をオンにすると,風速計その他が動き出す。悲しいかな,風は…風速計では検知できない。見ていると0.4とかまれに1.2とかが表示される(ktで)。
 出るのは止めにしたから,帆走準備はいらない。
 水揚げ場(漁協の)に移動する。
 10Lのポリタンクから清水タンクに水をいれ,内部をかるく洗い流す。
 清水タンクは200Lあるが,いつも後半出てくる水の匂いはちょっとごめんな感じだ。満タンにして内部を洗い流した。

 蛇口の高さが,吸水口より低いので溢れるほど入れるとこのように勝手に出てくる。
 満タン近くで右にヒールさせると同じように出てくる。中間に開け閉めバルブが欲しい。

 海水蛇口はオンオフできるので,同様のものを清水蛇口に付けてもいいか。

 バウのロッカーを整理していると,チーククリーナーなるボトルを見つけた。チークが黒ずんでいるから,これで洗ってみよう。
 ビルジポンプはデッキの凹んだ部分に設置されていて,ここにゴミがよくたまる。デッキ洗いでじゃぶじゃぶ水を使おうものならたちまちプール状態だ。埃やビニテのかす,ケーブルの端っくれ…洗う前にここの掃除が先だった。
 黒い汁がうんと出てコクピットは見ちゃいられない状況だ。柄付きブラシでやるが,毛束がぎっしりと詰まっていなく(真ん中にはなくて)輪っかのようになっているので,これは洗車用だろうか,効率が極めて悪い。

 先日から色々と痕跡がある。
 何ものかが侵入しているらしい。
 
 ただ洗っていればいいのに,少々気が散漫で気になったことを先にしてしまうものだからちっとも片付かない。
 ようやく終わったので,無線機のチェックをしておこう。

 ワイヤーアンテナの予備としてモービルホイップも設置しているが,各々の周波数を基部に書いたのに薄くなって判然としない。
 サイトpdfから情報を得て,書き直した(『Wiz of Oz』艇長アドバイスありがとうございます)。

 ハンドレールが明るくなりました。磨いてよかった。

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