Saturday, June 27, 2009

海の上は涼しかったです

金曜日は元航海士殿と外洋の話で盛り上がった。世界を駆けめぐった話は何度聞いても面白い。
彼は私に世界の山の話を期待しているのだが,それはそろそろネタ切れだ。おまけに,「この夏はどちらへ?」なんて聞かれたものだから,返答に困ってしまう。次回を約束して早めに切り上げた。

関空島を時計回りに1周してきた。富士山のお鉢巡りのようだ。気持ちよい風で,汗もかかずにセーリングできた。


船には猫。


関空島の2期工事はまだ終わっていない(と思う)。


神戸への高速船が出ていった。

Saturday, June 20, 2009

昨日は飲み過ぎました

昨日は飲み過ぎました。
睡眠を多めに取って,今日は昼からセーリングした。

あまりのアテ舵に嫌気がさし,ジェノアを途中でレギュラーに交換した。

Monday, June 15, 2009

完璧の馬鹿

土日と仕事だった。月曜日は代休が取れるので,月曜しか休みがないギャッピ氏をヨットに誘っておいた。
「携帯なんかは落とさないようにストラップを付けて首からさげるなど工夫しておいてくださいね。」と優しい言葉を忘れない。

ギャッピ氏とは午後に会う予定なので,午前中はメンテナンスにあてた。
前からやろうやろうと思っていたレイジージャックをようやく取り付けた。
マストに登って,ドリルで4mm穴を開けようとするのだがさっぱり開かない。「アルミってこんなに硬かったっけ?」すばやく穴が開いたような記憶があるが…ザグリのような凹みができるだけでさっぱり貫通しない。電圧が足りない?ドリルのパワー不足?
原因は…キリが逆回転してました。それでは開くわけないわ。

マストにアイを取付中にドライバーを海中にドボン,ブームにクリートを付ける作業中にネジを海中にドボン,ギャッピ氏を乗船させ,自分が乗ろうとしたときに携帯をドボン。

携帯は海底で緑色に輝いとる。正月に買い換えたばかりの防水携帯や。まだ大丈夫なはずや。スイムスーツに着替えて潜る。あかん沈まん。手を伸ばしても届かん。ヨット屋のYさんに網を借りに行く。かなり深い。水中に潜ってから網で底をさらう。あかん,濁ってしもて全然見えん。携帯もどっかに消えよった。

こんなことばっかりやっとられん。とりあえずはセーリングや。

帰港してからもう一度潜る。もう携帯は事切れているのは当たり前や。そやけど,底にある物を放ってはおけん。山屋の魂が許さん,何のこっちゃ分からんがとにかく水中カメラでまさぐるように探す。どこにもあらへん。

シュノーケルないから息が保たん。海の底見る箱眼鏡が欲しい。


先週の土曜日にギャッピ氏手打ちの蕎麦をいただいた。


蕎麦には日本酒。板わさと卵焼きがいい。

Wednesday, June 10, 2009

ふんふん

次に届いたブンショウからのメールは,
「天気の悪い今週末あたりに海に出て、ヨットを波に立てて,転覆直前まで傾斜させて,広角レンズで撮ってみてくれませんか。」
ときた。
そんな奴おらんで。

『岳人』では,今度,冒険探検の特集があるらしい。

つくづく,いい写真を撮ることを心がけていれば良かったと反省している。
コンパクトデジカメオンリーで一眼レフもさっぱり使っていない。

Sunday, June 07, 2009

マンネリ

曇天に車かなと思ったが,晴れるという自分の天気予報に絶対の自信を持ってやっぱり自転車で出かける。
和泉の山裾を抜けると青空が広がる予定だったが,ゲートタワーのバックも灰色だ。
先週上架整備中だったヨットが浮かんでいた。きっと愛知の人のだろう。挨拶をするとやはりそうであった。
「引っ越しです…」といろいろな道具類を艇内に運ばれている。そう言えば,朝会ったときは必ず車のリアゲートを開け,テーブルセットに腰をかけてコーヒーを飲んでいらした。車の中にはキャンプ用品が満載だったような気がする。


買おうかな…いやいや,休日の昼飯はハードな運動をしないときは抜きに決まっている。昔からそうしている。

今日は大きなクラゲをたくさん見た。アカクラゲもいた。
幼少の頃,高松の海辺の町に住んでいた。貯木場は遊び場の一つで,そこでたくさんアカクラゲを取った。物干し竿を海中に入れて引っかけると面白いように取れる。むしろに広げて家に持ち帰った。大量の獲物を誇示するように…だいたいクラゲ取っても使い道は思いつかない…そして家に着く頃には当然大半は姿がなくなってしまっている。その後体中がヒリヒリする。親からはなんて馬鹿な子だと…


これでこの船を見たのは2度目。観光漁船だろうか?それにしてもすげえ色だ。
太陽の下,携帯で撮るとモニターがよく見えない。かろうじて写っていた。


10時過ぎから,ぐんぐん雲が東に去って行った。
昼過ぎから,いい風が吹いてきた。
ギリギリの上りでマリーナに戻った。

田尻沖,関空島周辺,淡輪沖…僕のデイセーリングは究極のマンネリだ。

Saturday, June 06, 2009

お便り

友人のブンショウから
「ヨットの格好良い写真なんかありませんか…ヨットの一部と荒波が写っているようなイメージ的なもの…」
なんて言われたが,いい写真なんて持っていないのだ。
と言いつつ,何点か送っておいた。

さっぱりいい写真が撮れないでいる。

Saturday, May 30, 2009

山屋の話

一昨日,山仲間のブンショウとPhotographer氏から申し合わせたようにメールが届いていた。
ブンショウは土曜日に仕事でPhotographer氏宅にやって来るらしい。仕事が終わってから,(ヨットばかりに乗ってないで)たまには遊びませんかとのお誘いであった。あいにく土曜日はWaさんと出艇の予定だ。日曜のクライミングには行きたいが,場所が白嵓(三重県)とは日帰りではちょっと遠い。


昔の写真を見つけた(2003年4月末)。
荒沢をアプローチに奥壁を登る予定の山行だったが,壁は真っ茶色で雪なんてさっぱり付いていない。あっさりと東尾根経由で鹿島槍を目指すことにした。その鹿島槍だが,最後の岩稜で上から降りてくるパーティの時間待ちにしびれを切らし,さっさと三ノ沢を滑り降りた。
翌日は,北俣本谷を詰め,ダイレクト尾根経由で鹿島槍南峰に着いた。
ようやく鎌尾根の滑降である。
あまりスキーの上手くない僕はいつも人の後から滑っていたが,この日は自分だけのシュプールを見ることができた。後からPhotographer氏がやって来る。
さて,僕の下手な滑りはやっぱり(営業)写真にはならないようだ。

土曜日は曇りor雨の天気予報に自転車で行くのは止めた。マリーナに向かうに従ってどんどん晴れてきた。風もそよそよと吹いてきた。

5時間かけて関空島を回ってきた。
コクピットでは山・セーリング談義ばかりで,話はとりあえず,冬の日本海セーリング,利尻登山,そして宗谷岬を回って,知床半島縦走へ…今回の話では済州島の漢拏山がスタート地点に加わっていた。
人が聞けば,何と馬鹿な話かと思うだろうが,わたしたちは(中身はともかく)真剣に話をしています。


ずっと4〜5ktで帆走した。


WaさんのSK31(二色に泊めていた頃の写真)


おそらく私が初めて乗ったときの写真だと思う。