Saturday, February 22, 2014

晴れたら海だ

予報では土日とも天気がいい。泊まりに出かけよう,


ハナが出迎えてくれました…と思っているのは僕だけで,ハナにとっては日常生活そのものかもしれない。

天気がいいが風は思うように吹いてくれないのはいつものことで,メインだけ揚げてエンジン頼りに南を目指した。
加太か洲本。加太は近すぎる,洲本だって14時には着いてしまう。何度か舵を切り直し逡巡。
加太なら『ひいなの湯』につかって,淡嶋神社の門前の店で酒漬け。洲本なら銭湯に入って,ジェラート食って,酒漬け。どのみち酒漬けには変わりがないが,問題は明日の風。どうせ機走なら泊まる意味もないなあ…

時間も早いし,小島漁港で昼飯を食うことにした。洲本行きから90度左転。


秋は釣り客が岸壁をうめていて停めるのに躊躇するが,さすがに冬は空いていた。


今日の泉佐野もきれいだったが,ここはもっときれいで底まで見える。

風は岸壁からヨットに向けて吹いている。舫も軽く済まして,確かあったと思う食堂へ向かった。期待の酒は,釣り客相手の店なのか缶ビールしか置いていない。玉丼・かけうどん500円のセットで追加なし。ほんとうはちびちびとやりたかったわけだ。


つっつっつっと舌で合図をするとにじり寄ってきた。なにかあげようと思ったが,缶詰はたくさんあるけれど,ごめん,漁港の猫にはなんぼなんでも失礼だからね。せんべいでも齧るかなと袋をがさがさしているともっと寄ってきました。

風向きは?
おあつらえ向きだ。セール離岸で港外に出た。


西に向かえばいい感じ。


西陽をたっぷり浴びながら帰る。途中で機走に変えた。



やっぱり落ち着くHP。今日は「海鵜」はいない。

Sunday, February 09, 2014

いい風吹いてました

6時にアラームが鳴るが,
「7時に変更」
と言うが早いか,Tはトイレに駐車場まで向かう。結局僕も寝袋から出て,糞タイムだ。
Tさんは飲み過ぎで,お好み焼き屋以降の記憶が途切れている。風はビュンビュンでチャプチャプの波は脳味噌に響きそうだ。
「行こうぜ」
で決まり。賞味期限切れが近い食材は?あったあった,2/24で切れる【どん兵衛】が2つ。ワカメとネギを多めに入れて脳味噌に活を入れる。


いい風だと思ったが,風向が一定しない。

太陽が暖かく気持ちがいい。アルコール切れで寂しい…


二色のレースが始まるようだ。ちょっと見学しよう。

見覚えのある緑のスピンは『ごんべ』だろう。ひときわ大きなヨットは,『FairWind』かな。


Tさんは小学校で使うような『星座早見盤』を持って来ていた。あいにく酔っ払って寝ちまったから,星を愛でるロマンチックな夜は過ごせなかったようだ。


昨日は3本,今日は6本に増えていた浮き桟橋。今日港を出て行く時にボートが後進で1本曳航してきた。港の施設が変わる???

駅まで歩くが,ぽかぽか陽気だ。

Saturday, February 08, 2014

みぞれ混じりの春の雪…

一昨日からLINEでおっさん二人が連絡を取り合っている様はあんまり格好のいいものではない。真面目な後輩なので木曜日には週末の予定を聞いてくる。週末は雪に決まっているが,そんなことはお構いなしだ。
土曜日の朝,「ヨットは論外の日です」と連絡を入れた後の返事は,「体調は万全です」だった。どうせ飲んだくれるに決まっているので,行きも帰りも飲めるように電車で出かけた。

午前10時に南海本線泉佐野駅で落ち合ったのだが,開口一番「ヨットで宴会やから夕方からかと思た」,なんやそれならそう言えよ…
商店街で熱々の天ぷらを買い,ポン酢も購入。駅の山側のスーパーに行けばもっと食材が手に入りそうだが面倒くさい。コンビニで日本酒購入,足らなければ買いに行けば良い。
青空市場で青ネギと袋にどっさりのワカメを買えば,酒のアテは十分だろう。
デッキには雪が少し残っている。滑らないように慎重にバウからコクピットまで移動する。

あっという間に酒は空になる。昼寝か風呂か…電話を入れると16時からだそうで,その分酒量が増える。


ようやくお風呂。薪で湯を沸かす『大将軍湯』。


路地を抜け,お好み焼き屋へ辿り着いた。

ビール,モダン焼き,焼きそば,オデン…やや満腹。まだ18時だ。
寿司屋でバッテラ2本買って,ヨットでさらにやる。
後輩殿は仕事疲れか,よい子のお眠タイムに寝袋に入って高鼾。

外はビュービュー吹いている。空を見上げると満天の星だ。

Sunday, January 26, 2014

着火もしません…

FBからは同じ港に泊めている人たちのセーリングの様子が伝えられてくる。サンデー毎日の人もいる。いいなぁ。
馬鹿してた頃は,天気の悪い休日でクライミングできない時は,平日に登りに行ったこともある。天気予報もいい加減なことがあって,深夜長野まで車をとばし,仮眠から覚めると案外晴れているようなこともよくあった。
ようやく日曜日だ…天気がさえない。
和泉の国への峠を越えると,天気が悪いと気を揉んでいたのは河内の山にいたからで,海側は晴れていることがよくある。今日もご多分にもれずそうあってほしい。しかし,甘い希望に終わった。

メンテナンスでもしよう。
清水タンクの水も空っぽだから補給するといい。水揚げ場の横を通ってホースを確認すると1本は水槽へ水を入れているらしく使用中だ。僕たちがヨットへの給水で使っていた黒いゴムのホースは,去年から長さが半分になったままなので岸壁までは届かない。助っ人一人がいる時にポリタンリレーをするほうが手っ取り早そうだ。

今日は港内の水の透明度が高い。深い青が際立ってきれいだ。


ビルジチェックする。ポンプの給水口まで届かないぐらいの水はスポイトで吸い取る。

ボケーとしていると,『風々』さんが来艇。去年,『LEIA』さんに頼んでいた本を預かっていてくれたそうで,今日,持ってきてくれました。ありがとうございます。


昔の様子が楽しく書かれています。

セーリングは全くせず,気持ちは不完全燃焼どころか着火すらしていない。来週も土曜日は仕事だ。早くうんざりするほど海でセーリングしてみたい。

Sunday, January 12, 2014

怠惰でした…

ゆっくり起きて港を出た。今日は風も殆ど無く機走に終始しそうだ。
関空島の南端まで来て,このまま加太まで行くのもだんだんバカらしく思えてきた。それよりも,この弱い風でも関空島南西面を上れば,エンジンのお世話にならなくて済みそうだ。雲一つない快晴。


少しずつ雲が広がり始めた。

お約束通り,北東面でも快適なセーリング。
この頃になると,泉佐野の魚市場で魚を買って,ヨットで宴会としか頭にはない。


『あやめ』さんです。手を振って挨拶を交わします。

14時頃帰港。『浮浪雲』さんたちは岸壁でお茶を飲んでいる。ごちそうさまでした。高級茶はやはり香り・味ともよろしいですね。


計6個焼いて食う。ガスコンロなのがちょっと悲しいが。

16時から20時まで飲んで食って。たまにはこんなダラダラもいいですね。

Saturday, January 11, 2014

初乗りでした

ようやく2014年の初セーリングだ。

前夜泊を止めた点で近場へお気楽クルージングと決まっている。洲本か加太にゆっくり向かって,ヨットで新年会もいいなと思う。
関空橋をなかなか越えられない。同じようなところで2時間もいる。越えずにそのまま北東面から北西面に行くことにした。北端の黄色ブイを大きく明石方面へ抜けるが,そのうちギリギリの上りに疲れてきた。ヒーブツーして昼飯を食って仕切り直す。
神戸方面に船首を向けるとアビームで快走だ。久し振りにHAT神戸でも行こう。
雲がなく太陽を浴びているので,寒さは感じない。全くのお気楽セーリングだ。
神戸空港を西に見て入る頃が一番寒かった。冷気急降下…六甲を駆け下りてくる風のせい?
小1時間港を走るとようやく摩耶大橋をくぐることができる。入って右は船の往来が多く,引き波が強い。今日は左奥に停めるつもりだ。
近づいていくと,
「?」
ビットにはほぼ1本おきに「係留禁止 神戸市港湾局(だったと思う)」の張り紙が…暗くなってから着いたのならともかく,まだ明るい。散歩している人もたくさんいる。入って右側も見に行くが,やはり張り紙が貼ってある。
行きの風の様子なら,帰りも快適だろう。新年早々ややこしいことは避けたい。Uターンすることにした。


海の夕暮れは美しい。

ところが,期待した風はさっぱり吹かない。行きは全行程セーリングだったのに…機帆走で帰りを急いだ。港外に出る前に,ウドンで腹ごしらえしたので身体もホカホカだ。
月,泉州の街の灯,船の灯火。心地よいナイトクルーズでした。


ずっと向こうから見えていた緑の明かりは,右舷灯ではなくてりんくうタウンの観覧車でした。

舫を取ろうとすると,『DUCK』さんが,注文した弁当をちょうど受け取るところだった。「ただいま」


薪で沸かしたお風呂『大将軍湯』

ガンガンに熱い。湯船につかろうとしたが,あまりに熱い。脱衣場から常連さんが,手でコックをまわす振りをして,うめろ,うめろと。

餃子3人前に生中2杯。満足してヨットに帰った。明日は,加太まで行って貝でも食おう。

佐野漁港発 10:40
(HAT神戸発 16:40)
佐野漁港着 19:30

Monday, December 23, 2013

ちょっと早いですが,今年の乗り納め

不摂生がたたって,3連休を棒にふった。ようやく回復したのは最終日。天気は晴れ,軽くセーリングしよう。

久しぶりに『Dignity』さんと会う。少し出すらしい。

風力計がカラカラと勢いよく回っている。楽しめそうだ。
ほんの30分も走ると風が弱まり,うねりも小さくなってきた。オーパイは全く用をなさない。+とーには動くが,その後,バーが固定されてしまう。あれこれ試しているうちに,風見がくるくると好き勝手に回り出した。ここらが潮時だ。
ジブを降ろし,メインをたたんで,懲りずにオーパイの初期化をするが,前回はそこまではうまくいったのに今日は初期化すらできない!泉佐野沖をグルグル回っていると,『風々』さんがやってきた。
「風ありませんね。」

『Wing』さんに電話して,以前に頼まれていた件を尋ねてみる。
「風見の取り付けを今日しませんか。」
古いのが壊れているので新品と交換らしい。実はその『Wing』艇も一月ほど前新しくなったばかりなのだ。
連絡が取れたので,帰港する。


ちょうど出て行く『LEIA』艇。今年1年お世話になりました。

『Dignity』さんと『Wing』さん宅を訪ねて,その後,3人で忠岡港に向かった。


新星『Wing』,Yamaha30SIIですね。お尻が素敵です。


作業中に帰ってきた『銀河』さんも『Wing』艇の見学です。

風見取り付け作業も無事に終わった。来年まで持ち越さないでよかった。
初乗りはおそらく1月の3連休。泊まりで何処かへ行きたいなあ。