Thursday, June 11, 2020

午前中に

 雨は午後から本降りになるだろう。キャビン内の作業だからそれはあんまり関係ないが,バウハッチを開けたほうが涼しいからやっぱりさっさと昼までに終わらせよう。

 南南西の風20ノットぐらいか。
 港外だとそれ以上吹いているだろうなあ。漁船も出漁していない。念のため傘を用意したが今はまだいらない。

 チャートテーブル上にラックを介してラップトップパソコンをセットしていたが,キャビンに入った時に変な揺れでもあったらそのラックにしがみつきそうになることがしばしばあった。しがみつくならまだしも,背中から押しのけそうになることも…それに,当たり前のことなのだが見づらい。

 当初そうしていたようにステップ最上段の端っこにラックを設置した。
 出入りの際はいちいちスイングさせるという面倒な動作がひとつ加わるが,まあいいか。
 まあ,そんなことよりやっぱりチャートは見やすい方がええんですわ。

 冷蔵庫はバウロッカーに置いていた。アイを2個付けてテープで固定はしているのだが,一昨日のような30°以上のヒールが続くと予想通り少しずれている。
 クォーターバースに置いていたこともある。今回より収まりのいいテーブル下に設置したこともある。
 しかし,どこに置こうと蓋を全開することができないのである。底の方が見えないので,小分けされている安物チーズなんかがバラけていたら,まさぐらないと取れない。

 以前のように階段下に置こう。
 バースに行くには少々つらいものがあるが,収まりはいい。
 まあ,そんなことよりやっぱり蓋が全開して中身がすぐに取り出せる方がええんですわ。

 上架整備中の『Bonanza II』艇の舫と拙艇の舫が絡んでいる。随分風で押されているようだ。
『Bonanza II』艇左舷舫を『よじ』の右舷スターンクリートに引っ掛けておいた。

 作業が終わったらザンザン降り出した。しめしめ。

Wednesday, June 10, 2020

なんでやねん

 夜も風は強かった。ずっと西からだったのでヨットは桟橋に押し付けられることなく比較的静かな夜だった。
 早く寝たので4時過ぎには起きてしまうが後1時間ばかり惰眠をむさぼる。
 コーヒーを淹れリンゴをかじる。
 桟橋に上り,舫を外す手順を考える。最後に外す舫はポリプロピレン製の浮くロープで,これを行って来いにする。万が一下手をしてもペラに巻き付くことないので安心だ。
 出てから風の様子を見て解除すればいいと予め1ポイントリーフしておいた。

 風は…
 やっぱり友水方向から吹いている。やっぱり上りか。
 気持ちのいい走りはいっときで終わってしまった。

 リーフを解除したって,この海面では意味なしだね。
 1〜2ノット台の辛抱が続く。おまけにそんなに弱い風なのに,一旦帰ると決めた北東から吹いているではないか。

 何回か見たことがある船型だ。自衛艦(掃海艇)だろう。2艇いる。

 エンジンのお世話になったらとばしてもいい。後ろから雨雲が追いかけてきている。なんとかHPまでは逃げ切れそうだ。

 帰港したら必ずチェックする。
 エンジンルーム異常なし。ビルジは…あれれっ,なんじゃこれは。指を付けてなめるがしょっぱい。指を替えてみてもしょっぱい。いやもともとしょっぱい指だから,海水だか雨水だか分からない。石鹸で洗ってから舐めてみる。よかった,ただの水だ。侵入経路はポリタンクを入れておいた保冷庫からのホースだろう。ポリタンクのエア抜きが空いたままだった。
 コクピットから視認しにくいパソコンラックを移動させる。電源配線をまたやり直そう。
 30°以上のヒールでバウに置いた冷蔵庫が少しずれている。アイを設けベルトで固定したが甘かったようだ。これも位置を変えよう。

 雨が降ってきた。近畿は梅雨入りしたらしい(11時の発表)。雨漏り点検でもするかな。

洲本港発  06:10
佐野漁港着 11:30

Tuesday, June 09, 2020

行かせてえな 洲本港

 久しぶりに遠出しようと気分よく港へ向かう。
 今年になってから船底塗装のための回航以外はさっぱり近場のクルージングにも行っていないから,出してすぐに,あれもやってないこれもできていないが連発するかもしれない。
 港への道中で思い出したからいいようなものだが,ドンブラコッコの状況ではなかなか厳しいものもある。

 そのひとつがこれ。
 メインハリヤードにリーフポイントの印を付けておいだのだが,だんだん薄くなってきている。明るい昼間なら認識できるが,暗くなってからはちょっとつらい。
 港を出てすぐにメインを揚げるが,おあつらえ向きに弱い風だ。
 3ポイントリーフして揚げる。コクピットに戻ってハリヤードに印をつける。印はポスカがいい。クライミングロープ用にロープマーカーってのがあるがポスカも顔料なので問題ないだろう…と思う。
 次は2ポイント。また戻ってマーキング。
 最後に1ポイント。
 波がなくてよかった。

 フルメインでジブは少しだけ巻いておく。この後風は絶対に強くなる。
 関空橋をくぐる。
 風向きが変わった。なんでやねん,上りやんか。

 ドクターイエロー掃海艇とすれ違う。橋のど真ん中を通っていきました。
 
 何度も頭を振ってシバーさせないように進んでいくが,ほんまにかなわんぐらいに真上りになってしもた。
 さっさと加太瀬戸を通過せんと逆潮になってしまう。
 
 思いっきり右に転舵する。なんとまあ速いこと。風はますます強く,ジブをさらに巻き,1ポイントリーフして6ノット半ば。

 加太瀬戸方面に戻すとやっぱり全然だめ。洲本がギリギリ上りで行けるところだ。
 途中で風が落ちる。沖ノ島の陰に入ったからか。メインのリーフを解除する。洲本沖はたいてい吹いているが,今日は果たして…
 やっぱりビュービュー吹いている。ヒールがきついし,ガンネルも洗われている。リーフしよかと思ったが,40分ぐらいで着きそうやしこのまま行こ。
 やっぱりしとけばよかった…まめに動かんとあきませんね。
 がらがらの洲本港に着く。浮桟橋の西側(長辺)と南側(短辺)が指定場所。西側が広くていいが港内では西風が吹いている。南側に着ける。長方形の角部分2箇所にでかいビットがあるだけで,そこからメイン,奥の手摺からスプリングを取った。やれやれ。照明灯があるがそこにはロープをかけちゃだめですよ。

 真面目にセーリングしたので喉が渇いている。港湾課の人が来るまでに一本ぐらいはいいでしょう。要予約の浮桟橋だが,途中で電話を入れるとOKしてくれた。ありがとうございます。
 銭湯も久しぶりだ。『東光湯』に浸かる。 

 どこに行くかなと馴染みの店を覗くが,あいにく閉まっていた。これまた久しぶりの『白梅』で生しらすにビールをやれば,明日への希望が湧いてきた。

佐野漁港発 10:10
洲本港着  15:40

Sunday, June 07, 2020

朝が早い

 在職中のように5時起床なんてことはすっかり生活パターンから消えてしまって,夜明けも日没も時間として意識することはなくなっている。
 周囲の明るさはもう起きなさいよって言っているようだが,まだ5時になっていない。そうだね6月だもの。

 加太瀬戸の南流は9時過ぎから始まるから6〜7時の間に出港すれば十分だ。
 6時20分に舫を解く。

 いい風が吹いている。しかも追手の。のんびり進むにはもってこいだ。

 船長でないから存分にやれる。
 天気は最高,肌寒いから追手で走るに丁度いい。全く蒸し暑さとは無縁だった。

 船底が汚れているにも関わらず快適に走る。
 ザァーっと波に乗るのが楽しい。

 しっかり遊びながら6時間で和歌山マリーナシティ着。

 マリンクラフトの池田さんに紀三井寺駅まで送っていただく。いつもありがとうございます。
 JR和歌山駅前のいつもの居酒屋で当然のようにやった。

 酩酊するまでは飲まない。まだ,15時だから…

Saturday, June 06, 2020

これぐらいにしますわ

 昨日『LEIA』さんからソフトシャックルをいただいた。以前のものよりはるかにスマートで丈夫そうだ。付け替えよう。

 上が新しい。
 下の黒い物は,クイックドローのスリング。

 アイとシャックルが干渉してガチャガチャとうるさいので,こうしている。クイックドロースリングは嵩上げのために使用。

 燃料を補給した。
 燃料タンクに60L,ポリタンク5個で100L,計160L。
 さて,どこに行こうか。
 一旦帰宅して,再度港に出向く。明日朝一番で回航する『Bonanza II』艇に乗り込むためだ。

 泉佐野駅前の【でご】でやっているから寄らないかとの誘いは断れない。
 2ヶ月ぶりの外飲みでした。止められへんねぇ。
『Wiz of Oz』艇で飲み直し,お休みなさい。みなさん小用を足す時にダイブしないように。

 両色灯,マスト灯,停泊灯,船尾灯,コンパスライトのチェックをしておく。異常なし。
 さて,どこに行こうか…本日二度目のフレーズ。最近このつぶやきが多い。

Thursday, June 04, 2020

いろいろやりました

 倉庫からロープを引きずり出して積み込む。
 もらった物で長さは確かめていない。
 メジャーで測り,ビニテに数字を書き込んでロープに貼り付けた。
 合間あいまに昨日ホームセンターで買ってきた長さ2000mmの板にアマニ油を染み込ませる。やらなくたっていいが,すぐに黒く点々とカビのようなものが生えるからそれを嫌って見栄えを取る。
 クルージングで漁港に着いた時に,フェンダーと岸壁の間にこれを挟み込んでおくと具合がいい。

 16mmのロープはさすがに重い。一旦コクピットに置いてからクォーターバースに収納した。

 別に食わなくてもいいんだが,ついつい試してしまう賞味期限20180903のこれ。
 フライパンで熱したらちょっと美味しそうな感じがしてきたが,やはり気のせいだった。
 
 オケラをワッチしているが,ずっとノイズが支配している。急にクリアな声が聞こえてきたのは小笠原からだった。

 コクピットでアスターン,ニュートラル,アヘッドとレバーを動かし,キャビンにおりてきてエンジン側を見るが,きちんと定位置にあるようだ。
 リアルタイム(2名必要)でやると位置がたまにずれるのが分かる。
 実際の走行中にたまにポジションに入らなくて前進も後進もままならぬことがある…何度かやっていると決まるから…で放ったらかしだ。
 ジブのフットがライフラインに触れて随分消耗した。
 パイプカバーを両舷に被せて様子を見ることにした。

 浜寺ボートに『LEIA』艇が回航中。『LEIA』さんをピックアップして泉佐野まで乗せて帰る。
 みなさん動き出しましたね。

Wednesday, June 03, 2020

地道でした

 どこにも出かけないまま6月になっていた…
  
 買ってすぐブームパンチをくらって首がもげてしまったフクちゃんであるが,その後よく働いてくれた。ここらで隠居してゆうゆう自宅のベランダでで暮らしてもらうことにした。裏は山なので環境としてはいいだろう。
 で,新しいフクちゃんを持ってきた。
 早速セットするが,首が微妙に動くのが新品の新品たる所以。
 今度はパンチ食らわさないからよろしくね。

 そろそろ清水タンクをいっぱいにしよう。
 港に着いてすぐに,2Lペットボトル2本分を新たに入れポンピングする。さらに10L入れて蛇口がすかすかっと情けない音を出すまで足踏みを続けた。
 バースから水揚げ場までの移動間にタンク内にわずかばかり残っている水が揺れる。これでタンク内を掃除した気になっている。それをポンピングしてから,さらに10L補給してもう一度入れ,排出する。今回はこれぐらいにしといたろ。
 200L満タンにした。生活用水はこれでなんとかなる。

 バースに戻ってからエンジンオイルの交換をした。
 前回441.2hrs(+1000)で今518.4hrs(+1000)だから100時間には早いが,そろそろちょっと長めのクルージングに出かけたいのでやっておくにこしたことはない。

 真上から給油できればこんな苦労はいらないのだけれど…続く↓

 ↑上の写真からホースが伸びてこのようになっているわけでありますな。

 クラッチオイルも交換しておく。
 これはマルチグレードではなくて,シングルグレードのオイル。決してウヰスキーではございません。

 今日は漁港が休みなので何時でも出入港可能,晴れたら出ようかなと思っていたがあいにくずっと曇り。
 明日もやることがまだある。