Thursday, November 26, 2020

今日もいい走りでしたが 洲本港

  のんびりするかなとも思っていたが,5時には起きてしまう。まだまだ暗いが素晴らしい天気のようだ。
 朝のお勤めにコンビニに出かける。

 昨日好物のフライ物を買っていたにもかかわらず,また購入してしまった。「三元豚…」の表示に弱い。

 南下するか北上するか…南下すると帰りは(おそらく)延々と上りだろうなあ。出港が3日遅れたので四国を周るのはきついし…

 真追手を嫌って北東へ。友水までは快適に走れるだろう。

 鳴門海峡を吹き抜けてくる風がヨットを快適に走らせる。6~7ノットとはごきげんです。
 沼島手前に漁船団。網をかわしながら進む。上りすぎるのでジブをさらに小さくした。

 いつもよく働きます。感心する。

 浮かれていたのもここまでで沼島のブランケットに入ってしまったが,13時までは南流で,友水に早く入っても押されるだけだからのんびりと行く。
 ううん,いかんねえ,2ノットを切ってしまったではないか。おまけに真上りときたらどうしようもないね。
 結局ダラダラとそのまま機帆走で,ジブまでたたんで洲本に着いた。

 平日のポンツーンはがら空きですね。静かでよろしい。

 地元のヨット乗りの方が来られてしばらく話し込む。明日から数艇で鳴門越え,三本松~小豆島の予定だそうです。ご安航を。
 しかし,暑い。半袖でちょうどだ。気温の日較差が半端じゃないですね。

 これって赤潮だろうか。この時期に?
 沼島~友水間ではホンダワラが流れていた。浮遊は夏だと思っていたが違うのかしら?

 街に繰り出した一杯やろう。いつもの店ではなくてたまには新規開拓しよう。

 妙にそそられました。

『東光湯』は定休日で,『お多福湯』に。

 風呂上がりはやっぱりビールやね。

 なかなかよろしい。

 さらにヨットで飲んだくれるのでありましたよ,鳴門鯛うまいね〜ケンチョピアでNさんから頂いたものです。ごちそうさまでした。

ケンチョピア発     06:50
洲本港着        13:50

Wednesday, November 25, 2020

滑ります ケンチョピア

 JR和歌山線は駅ごとに乗客が増え和歌山駅につく頃はすっかり満員だ。乗り換えの自動改札機にも長い列ができており,きのくに線ホームにはぎりぎり間に合った。
 海南駅での待ち時間も2,3分しかなく駅構内のコンビニで昼食を買う暇もなかった。
 マリーナシティには10時前に着く。

 キール底と足場6箇所を塗ってから下架。

 PSSのゴムラバーを押すとブシュッと思いのほか海水が溢れ出し,しばらくは拭き取り作業に費やされる。
 風は北寄り,やっぱり北上はよそう,徳島方面だとアビームで快走だ(ろう)。

 ほれ,ええ感じ。
 滑るように走っている。こうでなくっちゃいけない。先日の瀬戸内クルーズといったらひどいもんだった。俺の艇はひょっとしてもともとこんなに鈍足だったのかしらと錯覚するほどだったのだから。
 ケンチョピアへは30マイル強ある。16時には入港したいなと急ぐ。

 新町川の橋がこんなに出来上がっている。

 真ん中を架ければ工事終了ですね。

 約3マイルほど川を遡ってポンツーンに着いた。

 電気・水道完備のポンツーンがありがたいですね。
 清水を補給する。ずいぶんと入る。前回は10/28だからちょっと消費量が多すぎる。

 軽油をポリタンクから補給する。消費量がぜんぜん違う,上架(塗装)前はいつもの倍近く使っていたのだから。
 その他色々とチェックしてから,街に繰り出した。

 地酒の店で小グラス6杯…もっとやろうか,いや止めとこう。

 ヨットに帰ってしばらくすると徳島のセーラーNさんからメールが入った。

【鳴門鯛】持参で来られました。ごちそうさまでした。3時間ほど歓談しましたが,アテなしですみませんでした。

 さて,もう1泊しようか…

和歌山マリーナシティ発 10:50
ケンチョピア着     15:45

Saturday, November 21, 2020

付けるの忘れていた

 一昨日配線のチェックをしてからバッテリー格納ロッカー内にマイナス端子台を設置した。充分に確かめたはずだったが,はて?シンク用海水ポンプの線をつないだのかどうか思い出せない。
 つないだのは,チャートテーブル壁にある電源パネル3枚分の3本,ビルジポンプ,トイレポンプ,アマチュア無線機だけだったような気がする。そんな線は見当たらなかった…

 元からある(僕が増設していない)パネルからの線がシンク下を通っている。そこの赤(+)と黒(−)に吸収されている2本の線を見つけた。これだ。2年前に配線を確かめた時は充分に納得していたのに忘れていた…
 まあよかった。忘れないようにノートに書いておくが,書いたことすらきっと忘れるんだろうなあ。

 先日,『IZUMI II』艇長から使わなくなったブロックとシートストッパーをいただいたのにそのままだ。
 6φのキリで穴を空ける。

 少し皿ボルトの長さが足りない。

 5mm長いちょうどの物があった。
 脱脂,コーキング,肉厚幅広のワッシャーをかまして締める。ハッチのすぐそばだから両手で上にドライバー,下にラチェットで作業は楽チンだった。

 1個増設したので,ハリヤードを左に順にずらす。
 左は(予備)ジブハリヤード,中がメインハリヤード,右が3ポイントリーフロープ。
 ストッパーが足りずに3ポイントリーフロープはずっとクリートに止めるしかなくて,さらに4ポイントリーフロープを引く際に困った。
 これで随分と作業がはかどるはずだ…
『IZUMI II』艇長ありがとうございました。

Thursday, November 19, 2020

大事に使わないとね

  バッテリーの配線をチェックして,あらたにターミナルを設置する。電源パネル,アマチュア無線,電動ポンプ(ビルジ以外の)からのマイナス線をリードしておく。これでバッテリー端子の頭でっかちが解消された(と思う)。
 黄ばんだハルを磨こうかと思ったが,なかなか厄介だ。メラミンスポンジで擦ると取れるがついでに塗料まで剥ぎ取られるようで,スポンジをつけたバケツ水が見る間に白くなっていく。やっぱり専用の除去剤を使えばいいんだろうね。
 おまけにずっといたかった左手首がさらに痛くなってきた。まあ止めておこう。

(マリンクラフトの)池田さんの了解を得て,廃船処理中(30C)の部品取りをする。
(自艇は)パッチン錠が壊れていて,体重をかけるとぐらぐらして危ないので羽目板を外したままだったが,ちょうどそれと同じものがあった。
 ありがたい。

 夕方から崩れると思ったが,南の空に暗雲。ぱらりときそうだ。
 14時過ぎとは少し早いが本日はこれまで。
 池田さん,ありがとうございました。

Monday, November 16, 2020

揚げてびっくり

 昼前に上架が始まった。

 このアングルだと別にどうってことないが…

 なんですかこれは???
 自艇でこんな風になったのは初めてだ。まるで放置艇のようではありませんか。しかも小粒ではなくて結構育っている。

 下架の際の吊り上げベルトが当たっていたところだろう。それにしても…

 中央部は案外きれいだった。

 ペラがこんなになったのも初体験だ。
 こないだのクルージング中にコクピットで立っていると足元からの振動がいつもと違うのに気がついた。これはペラにも相当付いているなと思ったがやはりそうだった。
 ほんまにびっくりしかない。前回の船底塗装は今年(2020年)の2月中旬だったのに。

 オケラをワッチしながら船内の点検整備。

 ビルジが…大抵はからっからのはずだ。舐めてみてもしょっぱいんだかなんだかわからない。大体僕の指はいつも塩味がしているようで信用ならない。
 器に入れて火にかけた。なんと結晶ができたではないか。さて,どこからか?
 おそらくヘッドの給排水バルブを閉じるのを忘れたままヒールさせて走ったからだと思う。以前にも同様のことがあったから。

 終わり間際に小笠原とつながる。いいですねオケラネット。

 鼻垂れ小僧のようなこいつが気になって,バウに寝転がって手を伸ばして擦ったがどうにも下までは手が届かない。

 これできれいになりました。
 スターンも同じような汚れだったので取っておきました。

 神戸からクルージングに来られた方から声をかけられる。いい天気なので出てきたそうです。この後もご安航を。
 その後また声をかけてきたのは,HataさんとセールメーカーのIさんだった。お久しぶりです。
 Hataさんからは海外クルージングや荒天対策の話を伺いました。大変ためになりました。ありがとうございます。忠岡に顔を出してもっと話を聞きたくなりました。

Sunday, November 15, 2020

思いついたらすぐに

 あまりの艇速の遅さに辟易してクルージングから戻ってきたのが水曜日。そのままにしておいても速くなるわけがない。上架して船底塗装をしないとどうにもならない。 (和歌山マリンクラフトの)池田さんに電話すると,バースは空いているとのこと。これはすぐに行くべきだ。
 10月から上架整備中の『BonanzaII』艇の様子を見るのもいい。『Wiz of Oz』艇長も誘って3名で向かった。

 昨日に引き続き素晴らしい天気。
 風は…さっぱりなし。
 加太瀬戸の潮だけを味方にして進むしかない。

 のんびりやるにはがぶ飲みはいけません。ちびちびと。
 艇長は飲んじゃだめですよ。

 すぐに吊り上げかと思ったが,マリーナにはマリーナの都合がある。
 
 池田さんに(JR海南)駅まで送ってもらう。いつもありがとうございます。

 和歌山で途中下車して,行き先はここに決まっておる。
 朝9時からやっている呑兵衛の味方のお店。

 生中で乾杯後は各々好きなアルコールでやる。

 おでんがようしゅんでます。

 燗酒がうまいといえる冷え込みはどこに行った。ポカポカ陽気だった。
 それでもやっぱりここにきたら日本酒は外せない。

 お疲れ様でした。

佐野漁港発       08:30
和歌山マリーナシティ着 14:00

Saturday, November 14, 2020

天気がよすぎる

 床掃除をした。爽やな天気だから普段あんまりやらないことにも精が出る。
 以前から気になっていた床の突起。四角い駒の中央が凹んでいて4箇所あるから,おそらく(足付き)箱上の物が置かれていたのかと思う。
 ビスがかなりきつくねじ込まれていて,ドライバーで外そうにも舐めそうになるのでずっと放置したままだった。ショックドライバーを使って一気に外した。
 まさか,ちょっと無粋なシャンパンクーラースタンドではないでしょうね…

 ようやく1個外した。

『風来坊』さんはメインハリヤードを交換するらしい。ワイヤーを編み込んだタイプを注文するらしいが,その前にマストトップのシーブを見ておく。食い込まなければオールロープ(手持ちのそれを)使えば,わざわざ新規購入することもないですね。

 iPhoneにビレイループを付けなかったから,手が滑って落としそうで上手く撮れない。
 このシーブの形状なら(ロープでも)大丈夫でしょう。
 レバーピンシャックルからカラビナを介してクライミングロープを下げているが,このレバーピンシャックルというのに体重を預けるのはあまり好きじゃない(信用していない)。
 ワイヤーをインクノットでカラビナに連結すればいいが,曲げ癖が残ってしまう。シャックルにカラビナをかけ(クライミングロープをつなぎ),その後で上のワイヤー部分にテンションがかからないようにバックアップとしてインクノットでつないでおいた。

 さらに登りながら,マストにテープで二重タイオフを取る。これで登っているロープにトラブルがあっても墜落はしない。
 登ったついでにシーブに潤滑剤をかけ,グルーブにシリコンをスプレーする。

 結局ロープでOKとなり,『COSMO』艇長,『merit』艇長も加わって,みんなで交換作業を手伝う。
 糸で連結されたロープが見事に穴を通過し,降りてきた。
 めでたし,めでたし。

 夕方まで一片の雲も現れなかった。