Wednesday, March 31, 2021

準備もせずにセーリング

 3月の最終日であるが,生活の何かが変わるわけでもない。
 4月はちょっと長めのクルージングに出かけようと思っているので用意をしようと港に出向いた。Windyによると昼には風がなくなりそうで,おまけに大気が澄んでいないとくれば出る気も失せる。
 ところがだ,さざ波が立っている。岸壁のヨットは一様に風下に押されているではないか。こんな日は準備よりセーリングや…どないしょう,毎日ええ風ばっかり吹いてたら。
 メインもジブも港内で揚げ,やんわりと出ようとするが,白灯台手前でちょっと逆ジブになってしまった。
 ジブシートを引きスターボードにもっていくが,海保の巡視船が船首をこちらに振り近づいてきた。しばらく変な動きをしていたが,引き波を立てて関空橋方向へ去っていった。何やったんやろ。

 こっちは遅い。

 こっちだと↑より速い。
 
 風が落ちるかなと思っていたが,そんな感じはしない。
 のんびりと関空島でも一周しよう。

 北西面ですれ違ったAH24。横山サバニいいですね。
 
 だんだん風が弱くなってきたが,耐える。

 友ヶ島水道方面を見ると,あきらかに濁った大気だ。ここ数日こんな日が続いている。 
 
 関空橋で風見が回り出した。ここらが潮時。
 近場ばかり帆走していないで,もっと遠くへ行きたいなと想いだけが募ってきますね。

Monday, March 29, 2021

そろそろ揃える

 もう3月も終わろうとしている。食料の在庫を確認し,足りない分は早め早めに購入しておかないとつい忘れてしまう。 

 セーリング中はスティック飲料が便利だ。大きめのカップで規定量の湯を入れると揺れてこぼす心配も減る。75本あるが,1日5本だと2週間でなくなってしまう。倍以上できれば4倍は欲しいなあ。

 調味料も確認したが,1/10ほど残っているソースの底に香辛料がたまっている。こいつはもう破棄しても,大好きなヘルメスのウスターソースが出番を待っているので問題なし。ナガノトマトのケチャップも積んであったわ。
 その他香辛料も追加の必要性あり。
 セティバース下のストレージには缶詰類がある。
 いなばのタイカレーグリーンが24缶。おそらく毎日食べるだろうから追加せなあかん。
 おかずの缶詰が足らん。これは食事ではないけれどちょっとしたつまみになるので多品種いる。魚系は鯖缶やのうて38缶が美味いね。

 パスタにソース,オリーブオイルが眠っておりました。

 まあ,毎日ちょっとずつ追加していこうか。
 酒は最後まで積まないよ。準備の最中に飲んでしまうからね。

Sunday, March 28, 2021

雨の日曜日ですね

 在職中はよくホテルに泊まった。飲んで電車に乗るとろくなことはない。立っているといいのだが,席が空いているとついつい座ってしまう。ドアが開くと反射的に降りてしまってそれは下車駅のはるか手前だったり,窓の外には見慣れない駅名標が あったりと…たいていは終電なので帰る手段は歩きかタクシーだ。そこまで飲まなきゃいいのだが自制心より誘惑が強いのだから抵抗は無理だ。
 だから飲んだ時はホテル泊まりが正しい選択だ。
 昨日はヨット仲間宅になだれこんだ。ありがとうございます。

 通勤路線の朝は(都心とは)逆方向はがら空きだ。

 飲んでいる時に話題になった南鳥島,沖ノ鳥島についてちょっと調べてみよう。
 作製途中だが…
 ずっとカウンターウェイトにティラーピンを取り付ける方法でやろうとしていたが,Airvaneを挟み込む部分と同じ大きさの板にティラーピンを埋め込む方が細工としては面白そうだ…つづく。

Saturday, March 27, 2021

花よりお酒

  泉佐野には渋い『大将軍湯』という銭湯があったのだが閉業して久しい。その小路を通って港に行くこともなくなり,とい面にある和菓子屋からもすっかり足が遠のいていた。シャッターが半分しまっているが開いているらしいと店内に入った。ちょうど草餅を作っているところだったので一つ購入する。冷めてからの方がいいよと言われたが,歩きながらいただいた。黒蜜の心太はヨットに持参しよう。

 小売りもあるが,ほとんどは他店舗に出されている。

 今日の風は期待できないと思っていたが,昼前までは遊べそうだ。

 風力2。艇速3〜4kt。
 タックを繰り返す。

 しばらく乗っていたら案の定風が落ちてきた。微風の追手で帰るには辛い。あっさりエンジンをかけ港に戻った。やることはたくさんある。
 昨日港からの帰りに木工用の12mmキリを購入したので,穴開けの続きをする。丸ヤスリで仕上げてマウントソケットを差し込んだ。

 スターンパルピットにはこんな感じで取り付ける予定(反時計回りに90°回転させるとボディが干渉しない)。
 仮設置して,オーパイとベーンのカウンターウェイトとの距離・高さを考慮する。
 ティラーピンの取り付けはホースバンドでやる予定だったが,(ウェイトが)振り子のようになるので,ゴムで連結する方がいいかもしれない…つづく。

 数ヶ月ぶりに電源を入れた冷蔵庫で心太がいい具合に冷えている。『LEIA』艇長,『Wiz of Oz』艇長とやるが,おっさん3人が甘味※をすすっている図柄は格好よろしくないねえ。
※黒蜜ですよ,酢醤油じゃない。
 15時を過ぎた。明日は雨なのでクルージングに行くのは諦めている。『Wiz of Oz』艇長と難波に繰り出すが,現地で『BonanzaII』艇長も合流して飲んだくれる。

 土曜日だけやっている『蕎麦 谷川』のクボタツデー。
 ワンプレートでやる日本酒がいいですね。

 〆はざる。きりりと締まりました。

 千日前線,谷町線と乗り換えて都島へ。

 ようやくやってきました。いいバーですね。
 ラムとアイラモルト。

 都会人の『BonanzaII』艇長宅でさらにやれば,次の航海計画がどんどん膨らんでいった。

Friday, March 26, 2021

冬の間のんびりしすぎましたかね

 リタイヤした者に年度末もクソもないが,永年の感覚はおいそれとは消え去らない。「新」年度に向けていろいろと準備するといっても遊びだから気楽なもんだ。

 釣竿アンテナを1本立てようかと細工のために部品箱を見ると,何種類かのU字ボルトがあったので買いに走る必要はなさそうだ。

 ケーブルの取り回しをチェックするために↓狭い空間に潜り込む。

 夏はごめんこうむりたいが,今の時期なら問題なし。水溜りがあるかなと心配していたが,からっからだった。
 さて,ケーブルを確認した後はバンザイして穴蔵から脱出するが。入る時よりも出る時のほうが格段に無理なラーゲを強いられる。

 格納庫に入っていた道具は,ウエットスーツに水中眼鏡,スノーケル,フィン,シューズ,電動海水ポンプ。

 せっかく出したので干しておく。
  
 取扱説明書を整理していると,あった,あった。

 新品のまま温存しておいた,レイマリンオートパイロット用のマウントソケットとピン。

 ウインドベーンをオーパイでも制御できるように工作を始める。
 風がうんと弱い時はAirvaneを収納しWatervaneはそのまま使用する。

 緑丸(Airvaneのカウンターウェイト)にティラーピンをホースバンドで取り付ける。
 赤丸(スターンパルピット)にマウントソケットを埋め込んだ木をU字ボルトで取り付ける。さっき見つけてよかった。

 さて,苦手なにがてな工作(木工)の時間だが…

 U字ボルト用の穴はすんなりあく。
 マウントソケットは12φ。そんなサイズのキリは持っていないので,10mmであけてから,丸ヤスリで削っていくが結構時間がかかる。
…明日にまわそう。

Wednesday, March 24, 2021

ゆるゆるで走る

 もう2艇出ている。早いなあ。
 風は正面(北北西),メインセールを揚げてから舫を解いた。 

 よたよたやんか。
 港口でジブも出すが,関空橋まで行ってタックしようとすると情けないぐらいにひっくり返らない。

 風力1だったけれど,針路を岸和田に振ってしばらくすると2に上がった。
 艇速も4kt台が出ているのでそこそこ遊べそうだ。

 ボートの『A-Z Fishing』さんが佐野から出帆していったヨットの写真を撮っているらしい。このところ釣りはお休みですね。
 
 漁船はいない。時々プレジャーボートが見える程度でお気楽セーリングだ。

 もう毛糸の帽子を被っていなくても頭は冷たくない(薄いわけではありませんよ)。

 ワッチをしつつ,オケラもワッチ。オーストラリアとつながり,チェックインできた。ありがとうございました。

 追手でゆらゆらと港口を目指す。
 シングルの時は,旧フェリー乗り場港内でセールダウンし,帰り支度をする。

 少し風が出てきたようだ。方向は…なんとか正面。
 バースに着ける直前にブローが来た。やだね正面か右(北北西より北)側からならいいのに,北西〜西北西からじゃないか。案の定,キールが右舫を跨いだ(らしい)。一旦バックしてやり直す。
 岸壁のみなさん,お助けありがとうございました。

 雲のない夕方。
 のんびりできるので最高ですね。

Monday, March 22, 2021

ありゃりゃ

  おそらく40m近くの雨量があっただろうから,雨漏りの点検としては好都合だった。

 先日水溜りを見つけたセティバース背もたれ部のロッカーであるが,一滴もない。やっぱり荒れた海況で歪んでしまった船体の隙間から飛沫が入ったということにしておく…漏れていることには変わりはないんだがなあ。

 岸壁から遠く糸を垂れている釣り人がいた(14日)。悪い予感がしていたが…
 MHさんが自作アームに取り付けたファイバースコープを持ってきてくれた。このアームの出来がまた素晴らしく,船体に合わせて角度を変えられるようにしてある。そいつで僕のペラを覗こうってわけだが,『東日流』艇長,『A-Z Fishing』艇長も乗り込んで実態調査に参加する。お世話おかけしました。

 あれれれっ,じゃない。やっぱりそうか…巻き過ぎや。この釣り人,糸を引こうともせずに,引っ張られるまま流したんだから困ったもんだ
 それにしてもこのカメラ,解像度がいいね。

 スコープの先にピンを付けて,余った糸を引っ掛け(写真はその瞬間),水面に出たところをMHさんが引っ張るが切れてしまった。惜しい。
 釣りが専門の『A-Z Fishing』艇長によると,弱いナイロン糸なので問題はないでしょうとのこと。潜るには3月の海水温はちょっとつらい,4月まで待とう。そして次回上架の際はカットラスベアリングも交換かな。
 MHさん,ありがとうございました。

『海蓮』艇長も加わってコーヒータイム。窓の張り替えをするらしい。うまくいくといいですね。
 スターンが沈み過ぎているので,バウに荷物の移動をする。ロープ150mに,予備メインセール。ややましになったか。小箱に分別して入れてあるメンテナンス備品など8ケース余りは暴れてしまうと困るので,さらに大箱に積み込んでおこう。

 風が強くなってきた。パラリときた。
 でも,雨漏りはしない…(だろう)