Sunday, January 14, 2024

船底をゴシゴシする

 冷え切った大気と青空がすばらしい…風はないけれどリギン未装着ゆえ残念感はない。

 今日も底まで透き通る美しさなので潜るのに躊躇はないが冷たいのでそんなことはしないと言い訳ばかりが先行する。

 隣艇のデッキから伸縮網(5mは伸びるやつだ)を使って船底をこすると結構取れる。吃水辺りはフジツボの上に藻が生えているような状態でしぶといがガリガリ音と共に海底に沈んでいった。

『風々』艇長がやってきたので『Bonanza II』でコーヒータイム。つまむのは【ココナツサブレ】が最近のパターンだ。パッケージを見ると大手の名が記されている(*1)が,かつてはシスコという会社が作っていた。♪シスコココナツサブレ〜アロハ,ココナツサブレはシスコ…
 さらに遡れば,僕たちのコーンフレークはシスコーンで,決して虎のマークじゃなかったのだ。あんまり食べたわけじゃないけれどね。

 ほどほどにして防水処理と称して窓枠に貼ってあったダクトテープを剥がした。アイボリー色なので遠目にはデッキの色と同じように見えるが,そばで見るとつぎはぎが目立つ。『風々』艇長絶賛の防水液を塗布しておいたが効果の程は明日の雨で判明する。火曜日(明後日)にバースに水溜りがなかったらOKだ。うまくいくといいなあ。

 穏やかな1日で,今日はたくさんの方が来られていました。みなさん忙しそうでしたよ。

*1 合併したようです。

Thursday, January 11, 2024

昼から青空が広がりましたよ

 少々長いクランキングの後,無事に目覚めた。調子よし。
 エンジンルームを開けたのはコントロールケーブルの長さを測るためであるが,これがなかなか屈辱的なラーゲを強いられる。およそメンテナンスのことなんて考えられていないエンジン配置は拙艇に限ったことではなさそうであるが,僕の今取っている姿勢よりはるかに窮屈なスペースに収められているのは(エンジン様に)気の毒としか言いようがない

 測り終えたが取り回しが悪いのが解消したわけではない。他の部品の予備も含めて注文しておこう。そうそう,ジンクも交換していない。例年秋にやっているのだからちょっと遅れている。

 青空が広がってきたし,風速計も回り出したが出られない。はやくステイを付けないとね。

 本日はここまで。今日も底まで見えるきれいな海水に感謝ですね。

 久しぶりに「関所」(と呼んでいるのは僕だけだろうが)に立ち寄る。今年も美味しい惣菜よろしくお願いしますね。

Monday, January 08, 2024

冷たい空気が心地よい

 港に来てみると昨日より吹いているが,風予報では小1時間もすれば弱くなるはずだ。

 冬はこの澄んだ大気がよろしいようですね。

 船底にはびっしりと藻が生えている。出せば少しは剥がれるかしら。いまだにLower shroudは交換していないがこの風ならさほど負担はかからないだろうと舫を解いた。
 アスターンをかけバースから抜け,前進に入れるが2500rpm回して3kt台とは呆れる。少し走らせばましになるかなと淡い期待を抱きながら港を出た。

 フルメイン,2/3ジブで4kt台,同じ艇速でも風なら許せるスピードだ。

 風が落ちてきたので港に戻る。艇速は少し回復したが,まるでクライミングスキンを着けた後ろ向きのスキー板のように抵抗が大きい。やっぱりこそげ取らないといけないなあ。
 戻ったら今日一番の作業が待っている。ベビーステーにロワーシュラウドを外すことだ。
 ユマーリングしてベビーステー取り付け部まで登る。下では『Bonanza II』艇長と『LEIA』艇長がターンバックルを緩めてくれる。僕はTフックを外し,あらたにマストにタイオフしたスリングにカラビナを介してバックアップ用のロープを取り付ける。

 先程のロープの下部はテークルを組んであるのでデッキにいる両名がテンションをかけてくれる。
 さらに左右のロワーシュラウドを緩めてもらい,登ったままの僕はロワーシュラウドのTフックを外し,下降した。一度の登り降りで作業が完結したので楽をさせてもらった。ありがとうございます。また取り付けの際によろしくお願いします。

 赤矢印:ベビーステーのバックアップ用ロープ。
 緑矢印:ロワーシュラウドのTフック位置。

Sunday, January 07, 2024

僚艇で初乗りでした

 大気も海水も澄んでいて気持ちがいい。風もそこそこ(10数kt)で申し分のないセーリング日和だ。

 リギン交換まではおとなしくしていようか,隣の『Bonanza II』で初乗り。

 艇速は終始5kt後半から6kt台を維持している。クローズホールドからクローズリーチで快走,佐野沖ではなかなかこんな好条件では走れないことが多い。

 艇長から差し出されたので仕方なくやる…いや〜船長でないとお気楽ですねえ。

 タックを返し,ビームリーチでさらにスピードが増す。風は少し上がってきた(18〜19kt)か,海面にも白波が増えてきたのでここらで帰港とする。

 岸壁に先輩ヨットマンの方々が勢揃い,流されているフロートを引き上げて進路を開けてくれました。ありがとうございます。

Friday, January 05, 2024

出さずに新年

 快晴,風なしの港で新年の挨拶。

 エンジンは問題なし。

 吃水ラインより下には藻が付いているが,ちょっと荒れた海にでも出ないと剥がれないだろうなあ。
 ボールバルブじゃないので結構手間がかかるが全てのバルブを開けたり閉めたりして固着を防ぐようにしている,あっ港に来た時はね。あわせてギャレーとトイレの海水電動ポンプを動かしておく。
 外部アンテナの取り付けが甘くスペーサーをかまして処置したがまた緩んできそうだ。根本的な解決にはなっていないなあ。

『東日流』艇長がやってきたので『BonanzaⅡ』でお茶タイム。先日手に入れた【一六タルト】を持ってきてよかったよ。軽く一走りしてきた『Wiz of Oz』艇長も加わって,さらに続けた。
 みなさん,今年もよろしくお願いいたします。

Wednesday, December 27, 2023

港から出ずに乗り納め

 ロワーシュラウドの交換ままならず結局年越しになってしまう。
『BonanzaⅡ』に乗せてもらって乗り納めでもしようかと思っていたが,さっぱり風がない。『BonanzaⅡ』に『PENYY LANE』艇長を招き入れてコーヒータイム。みなさんお世話になりました,来年もよろしくお願いいたします。

 天気はいいのにね,港には僕たち3名だけだった。

Sunday, December 24, 2023

ぜんざいがうめえよ

 最近の傾向は,風が強いか全くなしの日かの二択で,頃合いの快適セーリングができる日はほとんどないようだ。もっともリギンを交換しないと弱い風の時しか出る気にはならないなあ。
 自艇のチェックを終えたらさっさと帰るつもりだったが,『東日流』艇長が昼にはぜんざいを作ってくれるという。いただきま〜す。

 今年の年末年始は庄内には行かないので善寶寺の旗もそのままだ。春に行く予定をしている。

 なんだか皺がよっているのは…

 締め付けが甘く(緩んだのか?)ファイバーポールが先にずれて,はみ出し防止の突起に触れていたようだ。
 ボルトを緩めるが固着していてなかなか厳しい。ようやく回ったのでポールを正規の位置に戻し固定しなおした。

 ご褒美は『東日流』艇長手作りのぜんざいでした。うまくて2杯いただきましたよ。