Sunday, December 29, 2024

お世話になりました

 晴れているがたいして冷え込んでいない。

(多分)5時過ぎに出た月が美しい,大晦日は新月だろうね。

 今年の港通いも今日が最終日,先日スタッドレスタイヤに履き替えた車の本領発揮はお預けだ。国境を越え泉州に入ると,雲がベールのように和泉葛城山系を覆い隠そうとしている。先程まで乾いていたはずなのに,前を行く車の後輪からは飛沫が飛んでくるし,ワイパーもせわしなく動かさないと視界が確保できない。山頂付近では雪が降っているかもしれないね。

 ヨット後方が東側(和泉葛城山系)で,それ以外は青空が広がっているというのに,港内でも降り始めたじゃないか。

 のんびりとした片付けも今日でおしまい。ぼちぼちやったので達成感はいまひとつだが,飲みながらやらなかった自分を褒めてやりたい。
 今年は所用が重なり遠出できなかったが,そんな年もあるんだよね〜4月までしっかりメンテナンスをして遊びに備えよう。

 2024年版カレンダーを外し,2025年版をかけておく。

 海南の『胤』艇長が来艇,しばし雑談,2月から沖縄クルージングとは羨ましい限り,ご安航を。

Saturday, December 28, 2024

年の瀬ですね

 おやまあ,天窓に…

 みぞれでも降ったのかと金剛山を確認するが雲の中。路面が濡れているのは地熱で融けたからかね。
 
 各種機器のチェックをする。エンジンオフのまま,AISにレーダー,その他,そうそうアマ無線機も起動させたが,落ちることもなく正常に動いている。そのまま無線機でAMラジオを聴くと『子ども科学電話相談』をやっている。そうか学校は冬休みに入っていたのだ。昆虫学者小松貴の喋りが楽しい。
 続いてエンジンキーをひねるが,一発始動でこれも快調で何よりだ。

 ボートピア(競艇場外券発売場)に門松。漁協青空市場の駐車場も満車,年の瀬ですね。

 ウインドベーンの修理方法を色々と考える。プーリー(樹脂製)をそのままいかしロープが外れないように加工するのが簡単そうだ。こいつが直らないとセーリングする気が全く出てこないから困ったものだ。
『Bonanza II』艇長からファイバースコープを借りて,清水タンク下を覗いてみるが,たいした発見もない。

 帰路はやはり関所に捕まったよ。

Wednesday, December 25, 2024

漁協が休みなのでね…

 青空が広がっているが,風はない,絶好の掃除日和だね。水曜日は漁協の定休日なので,水揚げ場を終日使用できる。

 ついでに木部もスポンジでこすると,黒い汁がだらだらと流れ出る。

 地肌が出て本来の色が蘇ってきた。

Tuesday, December 24, 2024

好事魔多し…

 12〜3ktと遊ぶにはちょうどの風,カフェオレを飲んでからすぐに出港した。『Bonanza II』艇長ごちそうさまでした。

 ドンブラコッコの港口を抜けてからはご機嫌セーリング。

 これがないと帆走も楽しくない。いつもお世話になっております。

 少し沖出しすると風向が安定するのはいつものことで,Airvaneを調整しなおした。
 なんだか変だぞ,コントロールラインを引いてもプーリーが回っていない。

 いかんねえ,欠けている。そりゃ,(ロープ=コントロールライン)が滑るし,外れるわけだ。↑の動画で確認すると,その時はまだ破損していないようだ。
 遠隔操作できなくなったのでいちいち身を乗り出して軸本体を回さないといけない。

 帰路,ジブシートが絡まり,やむなくセールダウンした情けない風体でバースに着けたことは内緒だ。『Bonanza II』艇長,後片付けの手伝いありがとうとございました。

Saturday, December 21, 2024

晴れているじゃないか

 天気予報では午後から雨らしい。ちょっとだけでも出そうと思っていたが,さっぱり風は吹いていない。キャビンの片付けをしているうちに晴れ間が出てきたので拭き掃除をするにも問題なしか。

 電子海図がメインになり使用回数が減った港湾案内図であるが,やっぱり積んだままにしてく。昔のバージョンの青表紙の方が使いやすかったのは,港(口)へのアプローチから掲載されていたからで,こいつ(新しい方)を以前ほど使わなくなった理由はまさにそこにある。
 iPadやiPhone,ラップトップで使用しているニューペック(スマートも)は沿岸クルージングではすっかり離せなくなり,9インチに満たないプロッター魚探にC-MAPを入れて使っていた頃には戻れないなあ。
 配置はほとんどそのままにしておいたのは,こっちの方が使い勝手がいいと安易に移動させると,(そのことをすっかり忘れてしまって)「あれっ,確かここにあったはずなんだがなあ…」と延々探し続けるおバカな自分が見えているからだ。

 変な汚れがこびりついているなあ。

 3分割されている右舷バースの下にはバッテリー4発と工具類,ここは木屑(船体が軋んで出るのだろうか?)が落ちているだけで異常なし。左舷バースの下部は清水タンクであるが…まさか…糞じゃないだろうなあ…今度ファイバースコープを借りて探ってみたい。

Wednesday, December 18, 2024

寒気が弱いかな

 日・月と京都に行ってきた。

 ブンショウが来阪するのは先日出版された『今夜も焚き火をみつめながら』のトークショー&サイン会がモンベル本社であるからだろうが,前日に大原の梶山宅に集合してちょいと飲むことになった。僕が着いた16時過ぎに梶山の仕事(山渓のカレンダー撮影)がちょうど終わった。
>大原に金毘羅というゲレンデ,かつては近郊の岩場をそう呼んでいた,がある。
 京都バスの戸寺バス停で下車し,神社を目指す。岩場はそこから歩いて少し。
 その停留所近くに酒屋があって,クライミングが終わってバス待ちの間に一杯やることも多かった。なぜか冬の思い出しかないが,飲むのはたいてい【燗番娘】で,そいつの缶の底には仕掛け(カーバイド?)があり,付属のピンを刺すと反応して温かくなるという寸法だ。駅弁(牛肉)にも確かそんな物があったように記憶している。
 酒屋のおばちゃんとの他愛もない会話がツマミであるが,
「うちの【看板娘】はまだ小学生だからね,店には出ないよ。」
とお断りを入れられるのがいつものパターンだった。…とまぁくだらないことを思い出しながら,出町柳からバスに乗り,久しぶりに梶山宅に伺うわけである。
引用終わり。
 ↑5年前の拙文であるが,また同じことを思い出しながらバスに乗った。今回も撮影のフラワーアレンジメントの方は5年前と同じ女性だった。そしてその女性こそ上記の小学生なのだ…前置きが長過ぎた。

 ブンショウが撃ってきた鹿腿肉,元インド料理店オーナーシェフの梶山は再び料理をやり出したらしく,チキンティッカにエビのビリヤニとそれぞれの充分すぎる量に僕が四条大丸で仕入れてきたアテの出番はなかった。日本酒も焼酎もたんまり,24時まで延々と飲み続けたのはみなさん元気だという証ですね。
*梶山正『岳人』連載中の日本百名山冬季登頂も残り5座らしいね。読売新聞オンラインにコラムベニシアと過ごした最後の日々」あり。通販の雑誌にも連載していると見せてもらったが,書名を失念してしまったよ。
*服部文祥 先月に新刊『今夜も焚き火をみつめながら サバイバル登山家随想録』が出た。

 色々と所用が重なり,港に来るのは1週間ぶりだ。いい風が吹いている,出よう。

 フルメインに大きく巻いたジブで5kt出ているから退屈しない。

 終始12ktぐらいの風,操業中の漁船が2隻だけ。のんびり走れて何よりだ。

 ほぼ後ろからの風にメインを収納し,ジブだけでゆらゆら帰る。ジブは全開で4kt台。こんな楽ちんなセーリングもあってもいいな。

Wednesday, December 11, 2024

ほどよい西風で走る

 先に来ていた『Bonanza II』艇長からカフェオレをご馳走になる。さて,港内各艇の風速計は止まったままだが,関空島アメダスの数値は風力3とよくあるパターン。

 やっぱり風がない…もうしばらく漂うことにしよう。しばらく1kt台が続く。

 関空島連絡橋の半分あたりまで来るとようやく,セールに風を受けてきた。すぐに帰らずによかったよ。

 4ktから5ktで楽々セーリング,時々風がぴたっと止むのでベーンが迷い,ジブがシバーする。
 
 今日も清掃日和だと程々にして帰港する。

 ジブだけでのんびり帰るつもりだったが,4kt出ている。もう少し洋上にいればよかったかなあ。

 トイレ清掃とロッカーの整理。オープンして風を通す。バウ,セティバース,クォーターバースの壁にはカビが生えているのに,この2箇所だけはカビが見当たらない。

 色々と入れ過ぎか…

『東日流』艇長が,たい焼きを持ってきたので拙艇でいただく。ごちそうさまでした。