Saturday, February 01, 2025

霞んでいました

 車屋に寄っていたものだから港に着いたのは正午を過ぎていた。
 今日も倉庫の整理を手伝う予定でちょうどいい時刻だと思っていたが,倉庫主はまだやってきていないようだ。自艇に行って換気だけでもしておこう。
 セーリングから帰ってきた僚艇は各種点検らしく,お易い御用だとお手伝いするが,異常はないようですね。

 自宅近辺の金剛葛城山系は昨日も霞んでいたが,この海のぼやけようったらありゃしない。
注*緑がこちら側に見えているが,反対側が透けて見えているだけだよ。

 風速が1m/s増す毎に体感温度は1℃下がる(と言われている)が…風はなし,上半身は2枚しか着用していないのに寒くない。まだまだ冬だと思っていたが,明後日は立春,週明けには南岸低気圧が通過するしなあ…いやいや,その後,最強寒波が来るらしい。

Friday, January 31, 2025

とりあえずプーリーが回りましたよ

 部品取り付けのためのボルトがあるかなと,パーツボックスをまさぐるが,ええい面倒だとトレイにぶっちゃけた。あとでサイズごとに整理しておこう。

 径はいいが,ちょうどいい長さのボルトが3本しかない。1本だけ長いがおいおい交換しよう…ただ,見栄えが悪いだけ。
 
 ドリリングして金具を取り付けた。あいにくストレートの金具がなくてL字型だが,(ロープが)上にずれても外れないのでかえってよかったのかもしれない。

 プーリーの上側のヘリが壊れて溝に入るべきロープが外れる→劣化なら下側のヘリも破損するはず→貫通ボルトで(金具を)とめたので,下側にも同様の金具をつければいいかな…1個の金具につき2本のボルトで締めればずれないが間隔が狭いので1本締,力はかかならないのでなんとか保つだろう…もっともプーリー自体の劣化ならヘリ以外も壊れるだろうから困ったことになる。プーリーの素材はなんだろうか。

 外れることなく,スムーズに動いたので合格とするか。
 
 ボルト・ナットの整理が終わったら,キッチン周辺の整理をしよう。

 大好きなスパイスだが,気が抜けて廃棄したものもあるから数が少ない。ガラムマサラが2本あるのはどこかの泊地で買い足したのだろうなあ。クミン,コリアンダー,クローブ,カルダモン…も買っておこう。
 ヨットでもチャイを飲みたいが,牛乳の管理に気を使うのは面倒だなあと常々思っていた。昨年12月に梶山宅に行った際に,ブンショウ(服部文祥)から『クリープ』を使うのがいいと聞いた。理由は単純,数ある粉末クリームでそれだけが乳脂肪(動物性)*だからだ。
*あらためて調べてみると,『ニド』も植物性油脂から乳脂肪に変更したようだ,もう販売していないけれどね。スキムミルクは脱脂粉乳だしね。
 せいぜい調理に励もう。

 関所は素通りできなかった…
 僕が先週東北へ行ったのを知っているので,女将さんから「お帰り」と,ありがとうございます,「ただいま」。

Thursday, January 30, 2025

漁船も出港していませんね

 拙宅近辺ではまだ雪が舞っている。いつものことだが和泉に入ると路面も乾いているし,青空も見える。
 港内はかなり吹いている。

 舫が引けない…西風が強く風上側のロープのテンションが半端じゃないほどで,(風の)息のタイミングを見計らって引き寄せ,飛び乗った。

 ブンブン回っています。

 高い防波堤に守られていて通常はないことだが,バウハッチを開けると風が吹き込んできて,キャビン内の紙がふわふわと浮き上がっているじゃないか。
 今日の作業はAirvane(ウインドベーンの)調整用プーリーをなんとか再生させることで,(プーリーの)寸法を測ってからそれに見合うような部品を調達する。ステンレス製の板金具4個を90°(3個なら120°)間隔で取り付けたら調整用ロープが上に逃げることを防げるかもしれない…で,とりあえず100均で買った…つづく。

Sunday, January 26, 2025

エンジンのジンク交換しましたよ

 自宅近辺は陰鬱な雲に覆われていたし,どうせ今日はメンテナンスに没頭を決め込んでいたからお誂え向きの天気だと思えばいい。
 天野のトンネルを抜けると和泉の国,なんだこっちは晴れているじゃないか。

 抜けるような青空にやっぱり出ようと思いながら港にやってきたが,風はさっぱり吹いていない…メンテだね。

 前回のジンク交換から1年が経っている,ちょうど替え時だ。

 部品箱から取り出した。工具は24のメガネ1本で事足りる。

 抜いた際に流れ出る海水対策に,防蝕亜鉛取り付け用プラグ周辺,特に下部にCRCを噴霧しておく。
 エイヤッとやれば大抵緩むのに今日はかなり頑固だ。延長パイプを探すが見当たらない。倉庫にあったかなと岸壁を歩き出したところに『風来坊』艇長がやってきた。

 ソケットレンチごとお借りしました。あっけないほど楽に外れた。思わず「答え一発カシオミニ」と昔(大昔だな)よく聴いたフレーズが脳内を駆け巡る。『風来坊』艇長,ありがとうございました。
(エンジンの前から見て)左側にあるプラグは,フィードポンプへの配管が邪魔をしてソケットが入り込むスペースがない。(エンジンの前から見て)右側に身体をくっ付けてエンジン前部から抱き抱えるように左手を回してメガネレンチが外れないように(左手で)押さえる,右手でエンジン後部からゲンノウを使ってコンコンコンとやると手応えがあった…やれやれ。

 後ろのジンク(写真右)は原型を保っているが,横のジンク(写真左)がかなりちびていた。

 前に乗っていた34ケッチでファーラーロープを巻く時に重いなと感じながら使っているうちにフォアステイが切れたことがあった。

 上も…

 下も…

 気になったのでユマーリングしてマストトップへ。点検したが異常なしのようだ。登りながらサイドステイも観ていったが異常なし。

 今日の海は穏やかですね。

Saturday, January 25, 2025

久しぶりに出ました

 明け方,さそり座の星は見えなかったがほぼ背中を割るような絶妙の位置に…知らんけど…輝いていた月が美しかった。
 久しぶりの港だった。岸壁を歩いていると,ちょうど『Bonanza II』が出ていくところで,港内にはさざ波,雲ひとつない空,セイリング日和だ。

 フルジブで出たが,思ったより風がある。少しだけ巻いた。

 庄内鶴岡の名刹『善寶寺』のお札をマストサポートに貼った。
 
 セールトリムをしたら座っているだけ。ワッチはおろそかにはしないが,漁船は出ていないので行きたい方向に走ることができる。

 無理のない角度でのんびりと,sheet to tillerで調整したらティラーには触れない。

 冬季クライミングをしなくなってから海での遊びに多くの時間を割くようになったが,冬になると雪が恋しくて,年末年始を鶴岡で迎えることが多くなった。月山・湯殿山で山スキー後,山形に出向き,大学時代の友人との宴会も半ば恒例化していたが,昨年は,違う所でもたまにはやろうぜと同級生のいる松阪で集まった。
 そして,大晦日はここ『善寶寺』にお参りしていたのだが,コロナ禍で中断してしまった。やっぱり雪のある時期に東北は訪ねておきたいと先日10日間ばかり出かけてきたわけだ。
 2年続けて日本海へのクルージングに出かけたが,多くの漁船に掲げられていたのはこの旗だったね(赤い方)。古い旗を納めて新しいのを買ってきましたよ。

 午後からは,『LEIA』艇長にお世話になっている倉庫の整理。作業を終えるにはしばらくかかりそうで,また手伝いますね。

Wednesday, January 15, 2025

雪の善寶寺に参ってきました

 コロナ前までは,大晦日にお参りするのが常だったが去年に引き続き今年もイレギュラーな参拝となった。雪が舞っており,先週の寒波は弛んだようだが,週半ばからはまた冷え込むらしい。

 積雪は20cm以下,年末年始の賑わいがないのが寂しいね。

 古いお札と旗を納める。御神酒を1本いただく。以前は幕内弁当も付いていたがコロナ以降なくなったのは少し残念だ。
 新しい旗を買って帰る。今年もお世話になりますね。

Saturday, January 11, 2025

貸切でしたよ

 夜は曇っていたらしく放射冷却現象はない。路面は濡れているが山間部を走る道路のコーナーには要注意だ。
 国境を越え和泉の国に入ると青空が広がってきた。

 セイル糸のほころびは直してあるので問題ないだろうが,他の箇所の確認も兼ねて出帆した。漁船もヨットも見当たらない,ほぼ貸切の佐野沖,関空島北域でのんびり走ることができそうだ。

 まだ,ウインドベーンを直していないので,今日もsheet to tillerでセーリング。

 フルメインにジブを少し巻いて,艇速は4kt後半から5ktのお気楽モード。

 上りの時はシート(sheet to tiller用のロープ)をブーム(メインシート)から取っている…よう知らんけど。微調整だけで,コンパス針路330°〜0°を快適に進む。

 タック,なんや5kt後半〜6kt出ているやないか,やっぱりアビームは素晴らしい。

 風がアビームから後なら,シート(sheet to tiller用のロープ)をジブ(シート)から取る…これもよう知らんけど。ローリングヒッチで巻きに行かなければいけないので,デッキ移動の必要性がある,要注意だね。

 港からの帰りは関所に捕まった…本年初ですね,今年もよろしくお願いします。