17日夜から翌18日の午前にかけて相当降った。気になるのは雨漏りだが,対策(ダクトテープを貼っただけ)がよかったのかキャビン内もロッカー内も垂れた跡がない。気をよくしてメンテナンスは後回し,セールを揚げた。
浮遊物がたくさんあるかと思っていたが,きれいなものだった。港内のゴミの散乱のほうがよっぽどひどい。
古いT字バルブのニップルが外せない。隣の『Bonanza II』艇長が万力を持参していた!早速使わせてもらう。ついでに彼の手も借りておく。ありがとうございました。
後の作業はホースの取り回しだけを考えればいいので一旦中断した。
『東日流』のラフフォイルが空回りして,ジブの取り付けができない(ひっかかってしまう)。イモネジをぶち込んで固定すればいいのだがそのネジが特殊なようで,同サイズのナベネジならあるらしい。ところがそれを使うと頭が出っ張っているのでスイベルが通らない…ナベを細工して頭を小さくすれば元の穴に入る…朝から電動工具の音がしていたがその作業だったのだ。見せてもらったそれはジャストサイズだった!すばらしい!
『東日流』にはマストステップが付いているので登るのは簡単だが,バックアップは必要,で,シャントをセットする。マストトップからフォイル(フォアステー)沿いに下りていくが振られないようにビレイループからフォイルにスリングを通しておく(マストは垂直,そこを支点にフォアステイ沿いに下りていくからね,オーバーハングと一緒)。
ネジは2本ともぴったしとはまった。もう1箇所抜けている。あと2本埋め込まないといけない…続く。
ずっと以前に『東日流』艇長が,
「エンジンを停める前に船外機のように清水を流すといいよ。」
と言っていたのを思い出した。土曜日にシリンダヘッドを開けた時に塩詰まりしていた経路を見つけたので,これは是非やらないといけない。
自艇に戻り,配管を仕上げる。確かめてよかったよ,安物のホースバンドを使った部分は錆が激しく,締め上げると切れてしまったじゃないか。
バケツ1杯分だけで充分だろうなあ…エンジンルーム内に三方バルブを取り付けるいいスペースがないので床下に設置した。清水タンクから水を供給するが,清水タンクって言ったって飲用は不可で,もっぱら生活用水だからまあいいか。具合を見てまたすぐ変更できるようにだけはしておいた。
赤:通常の海水経路,緑:今回設置の清水経路,青:シンクへの清水経路
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