Thursday, January 30, 2020

船検証もらいました

 昨日はちょっと飲みすぎてしまった。
 23時過ぎに帰宅していたにも関わらず,それなら早く寝りゃいいものを,アマゾンビデオなんかを観てしまって,しかも内容はさっぱり思い出せないという何とも情けない朝を迎えてしまった。
 6時半に起きるはずが7時起床。朝風呂で気分がシャッキッとするはずだが,まだまだ眠い。結局二度寝をして起きたのが8時半だ。

 救命浮器を取りに(佐野)漁港の倉庫に立ち寄る。
 近海仕様の膨張式筏で沿海を取ろうとしたが,その検査期間が船の検査とシンクロしていないので途中で臨検が生じる。面倒だね…さて,遠洋はまだ先の話だ。
 JCIの和歌山支部に寄って浮器の写真を見せ船検証を受け取る。
 ついでに双方向無線機の話。小型船舶機構としては予備電池の必要性はなしとの回答。ところが近総通では予備電池がないと双方向無線機としては認められない,とまあ,なかなか進みませんね。

 上架中のヨットに浮器を積み込んだ。幅450mmで長さ2000mmのサイズならバースのマット代わりになるのになあ。
 湯を沸かして古い船検シールにかける。頑固な糊が少し粘着性を取り戻してきた。計4枚を剥がして,4枚を貼り付ける。

 今日も風が強い。デッキ上で作業をしていると風が通り抜けていく。
 海を見るとウインドサーファーがたくさん。楽しそうだなあ。

 令和なのね〜

 使わないライフジャケット(14着)をヨットから出す。

Monday, January 27, 2020

船検を受けました

 キャビンで整備日誌を書いていると,かすかにハルに振動を感じた。10時半。予定より10分早いですがと検査官が梯子を登ってきていた。
「ちょうど雨が上がったのでいいところに来られましたね,よかったですね。」
と挨拶。
 外回りから見ますかと言うと,やおらメジャーを取り出してコクピットの寸法を測りだした。
「打ち込み?」
 やはりそうらしい。容積が必要で,30Cのデータはあるが,30C1のデータがないらしい。
「一緒ですよ。」
 測って納得されていました。
 お決まりの検査をして,ついでに2,3質問をしておく。
 検査時間はいつもとは大違いの45分間。僕の雑談が長すぎたかな…

 ヨットを降りるとまた雨が降り出した。なかなか作業が進まないなあ。

Saturday, January 25, 2020

上架しました

 マリーナシティに向かう。
 去年は3月の上架だったから少し早い。船底の汚れは半端じゃなかった。もっとも泉佐野だけではなく各地でそんな話を聞いた。
 クルージングしようにもあまりの低速に嫌気が差し中途半端に掃除をするものだから,その後ますます海洋生物が繁殖する。

 それよりも気になるのは船体が損傷しているかどうかで,船尾は数度潜って確認したが何ともなかった(はずだ)。船首を確認したのは一度だけ。水中の視認では何とも言えない。
 どこにもぶつけられた痕跡なんてない。ラダー周辺も異常なしだった。やれやれだなあ。

 先日購入したシリコンチューブにダイニーマのロープを通そう。
 ロープは6mmでチューブは内径8mmだからすんなり行くと思ったら大間違いで(これは前回も経験済みなのだが),今回はその5倍の長さを通さないといけない。それも2本だ。リード用に細い針金を使ってみたがうまくいかない。
 4mmのクレモナロープではどうだ。腰がないので途中で糞詰まりだ。
 マストトップからマストステップまで電源ケーブルを通すためのリードロープ(3mm)があった。巻いてもクタクタにならずに反発するような感じのそれは,するすると透明トンネルに吸い込まれていった。先は熱処理して潰してある。ダイニーマロープとこいつを糸で連結してチューブに通す。チューブの内側にシリコンスプレーをした2本目は初回よりスムーズにいった。

 コクピットで鼻水垂らして作業をしていたら,いつの間にか14時だ。
 1艇マリーナから出港していった。いいなあ,早く出たい。

 ラダーが上部に持ち上げられて食い込んだはずのハルはかすり傷すらない。塗装が剥げているだけだった。

 お尻にフジツボやその他の海洋生物がたくさんついていた。ペラは案外きれいだった。

 バースで寝ていた『Bonanza II』さんが先に鈍い音を感じたというバウにも異常なしだった。

 吸盤が何度も外れる。これを貼ってしのぐ。

 ウインドベーンの(水中翼からティラーへと連結する)ロープの消耗が激しく芯が見えていた。500mmぐらいのシリコンチューブを付けていたが,ずれてパイプの中に入ってしまう。長めにすればいいかな…使ってみないと分からない。

 お尻が好きです。

『LEIA』艇長が漁港の倉庫にアンカーチェーンの見本を入れておいてくれた。
さて,何メートル用意しよう。

Tuesday, January 21, 2020

船検の準備をしました

 天気はいいが風が強い。シェルなしのフリースでは風を通してしまって,ダウンを羽織ったブクブク体では作業しづらいなあ。頭もスースーするので毛糸の帽子をかぶって作業した。

 航海灯は問題なく点いている。
 JCIの表を見ながら,項目をチェックした。
 やれやれやなあ。火器類を見ていると期限切れになる前にもっともっと乗らんとあかんのんやなあとしみじみ思う。

 北風が強い。船体がポンツーンに押し付けられている。ビニコンをセットしておいてよかったなあ。

 定員12名の自艇だが,オレンジの桜マークのライフジャケットが16体ある。ハーネスが付いていないので使わない。他の桜マークのライジャケが3つ。オレンジを2つ並べれば船検はオーケーでしょう。定員は救命筏に合わせて5名にする。ライジャケをたくさん積み込みたくないので,限定沿海でも定員数は変えない。

 火器と自己点火灯は使ったことがないなあ。形象物はたまに使う。

Sunday, January 19, 2020

和歌山に回航しました

 定期検査が3/21までなので十分余裕はあるが,冬のいい風を使って四国南岸から九州へと出かけたい。「火せん」の有効期限が1月末なのでなんとか今月中に終わらせたいなぁと上架プラス整備に,ここ3年間お世話になっている和歌山のマリンクラフトに回航する。船検に足りない備品はここで購入できるので安心だ(回航してから聞いた,お世話になります)。

 風は期待していないがほぼ無風とはあんまりだ。加太瀬戸の逆潮は案外おとなしかった。艇速が出ないのは汚れた船底のせいだと思えば気も焦らない。
 6時間をかけてマリーナシティ着。やっぱり遅い。

 マリンクラフトの池田さんに海南駅まで送っていただく。ありがとうございます。

 JR和歌山駅で下車。『多田屋』でビール,日本酒を愉しむ。実はメンテナンスよりこれが主目的のよう。二人とも呑兵衛なのでお互いに牽制しあって早めに終えるが…駅までの帰路,やっぱり気になる立ち飲みに寄り道する。そこでは瓶ビールのみ。二人ともおとなしくなったものです。
 ああ次はどこに行こう…

佐野漁港発       09:30
和歌山マリーナシティ着 15:30

 薄っすらと雲があるが暖かい。風はなく,ドジャーから頭を出して前方をワッチしていても帽子が要らないほど。

 最近ここでよく釣られているようです。今日はボウズだったそうですが。

 さざ波すらたっていない。

 沖ではウインドサーフィン,ディンギーがたくさんセーリングしていました。

 JR海南駅から同和歌山駅まで。下車して飲み屋に向かう。当然のことですね。

 生中の後は,冷酒。

 ぬる燗がおいしいなあ。
 ビール一杯,冷酒一杯,ぬる燗二杯で退散とはお行儀がよすぎる。

Saturday, January 18, 2020

『Bonanza II』で遊びました

 朝から強風のはずだったのに,道中でも港に来てもさっぱり風が吹いていない。風速計の表示も「0」だ。あれれ,加太瀬戸の北流と北風がぶつかるのを嫌って和歌山への回航を明日にしたんだがなあ…今日でもよかったか。

 ボートの『A-Z Fishing』艇長が『Bonanza II』でセーリング希望だというので僕も便乗した。Scampi,なかなかいいヨットですね。自艇ばかりに乗っていないでたまに他人のヨットに乗ると新鮮でよろしい。
 早めに切り上げて,それぞれのメンテナンスに励んだ。
 僕は定期検査があるので備品の確認がメイン。全部異常なし。上架するついでにウインドベーンのシャフト長の調整をする予定だ。

『はやどり』さんが来ていた。お互いに遅い新年の挨拶を交わす。
 その後『LEIA』で,マストのグルーブ長の計測の手伝いをする。アンカーチェーンのことで耳寄りな情報を頂いた。ちょうどもう少し長めの鎖が欲しいと思っていたところだけにありがたい。

 ヨットから搬出した物を倉庫に収納する。棚も一杯になってきた。そろそろ本当に使わない物は捨てないといけないなあ…家でもヨットでも。

 港内の海面が美しかった。

 あんまり見ることのできない自艇のお尻。新鮮な感じがする。

 気持ちいいヒールで楽しんだ。

Monday, January 13, 2020

ええ風吹いていました

 15ノット以下ぐらいの風で遊べたらなあ。ちょっと強いんちゃうかと出しあぐねていたところに『東日流』さんがやってきて,
「これぐらいの風やったらウインドベーンがよう効いてええんちゃうん?」
とけしかけてくる。そうだ,前々から一度体験したいと聞いていた。

 ライジャケにしっかりと身を包んで乗り込んだのは『東日流』さんと息子さん。なんだか緊張してしまう。
 メインセールは予めタックをグースネックにかけてから出港した。港外に出ると早速ドンブラコが始まる。ここ佐野漁港のすぐ沖はいつだって変な波が立っている。3人いるのでセールを上げるのも楽だ。ジブを展開するがやや広すぎたのでもう少し小さくするとメインセールとのバランスがよくなり,舵の修正もする必要がなくなった。
 落ち着くかなと思っていた風はますます強くなってきた。2度ほどタックして楽しむ。
 風が強いときは入り口右の旧フェリー港内に入ってから帰港の準備をすることが多いが,3人いるので安心してセールも下ろせる。お手伝いありがとうございました。

 くすんでしまったハンドレールを見るたびに悲しくなる。少し磨いたらきれいになった。やっぱり日頃からこまめに掃除をするほうが楽なようですね。 

 1ポイントリーフ。ジブを出しすぎると上りすぎる。これぐらいだと当て舵もそこそこ。

 ガンネルが浸かったので少し落とした。

 それなりに走っています。船底がもっときれいだったらなあ。

 スポンジでこすっただけで黒い汁が出るわでるわ(あっち側のハンドレール)。根を詰めると疲労感だけが残るので,また近いうちにきれいにしよう。