Monday, October 10, 2022

ヨットマン来たる 在中島大浦港

 惰眠を貪ればいいのに目覚ましが鳴った。精神の高揚があり二度寝はできないタイプ…うそ。

 沈殿日はいいねぇ。朝からビールをやれる。

 朝のお勤めはここで。

 新鮮野菜のブースがあった。ピーマン10個ぐらい入って100円とは泣かせる…それ以上に財布を忘れたことで泣いた。

 こんなコーナーも。

 レンタサイクルは500円/日です。

 深夜から風が強い西に変わった。

 これだと押し付けられなくて静かですね(写真左が西)。

『SundayⅡ』艇長から連絡あり,高速艇でこちらに向かっているとのこと。
 ビールの差し入れありがとうございます。これでホームポートまで買わなくても済みそうです。
 4人揃ったので拙艇でコーヒータイム。Nさんが島内一周のドライブに連れて行ってくれた。

 途中にあった素敵なパン屋さん。迷わず食パンを購入した。

 Nさんが教えてくれたこの家…

 まるで塀の上を這っている龍のようだ。

 途中に神社があったのでお詣りしておく。これは欠かしてはいけない。

 航海安全をですね。

 昼はおすすめの店で…(今日は開いている)


【鍋焼きうどん】,もう夏じゃないね。『SundayⅡ』艇長,ごちそうさまでした。

 Nさん宅でコーヒーをいただく。ごちそうさまでした。
『SundayⅡ』艇長からニナ貝の茹で方を伝授していただきました。
 熱湯に入れるからびっくりして引っ込んでしまい抜けなくなる,水から茹でていくとそのうちぬるま湯になる。そうすると「いい湯だな」って身が中から出てくる。そのまま茹で上げれば,いちいち殻から取り出す手間はなくなる…なるほど。
 食料品店が開いているので買い出し。その後,昨日昼飯を食べた店に出向いたのは、「連泊なら明日も来ますね。」と言っていたからだ。Nさん,『SundayⅡ』艇長とヨット談義。ペーペーの僕には興味深い話が多い。ありがとうございました。

 フェリー乗り場前にあったのは…

 おおっ❣️坂本冬美じゃないか。いいね。

 日が暮れてから風がまた吹き出した。そんなに強くては困るが明日も同じ風向で快適なクルージングをしたいなぁ。

⛵中島大浦港

Sunday, October 09, 2022

最後は潮に負けそうでした 中島大浦港

 ポンツーンが上がり始めている。4時ぐらいに出ればよかったのだが暗い中を出る気はさらさらなかった。
 連絡船の照明が点いた。気になって待合で出港時刻を確かめると06:10ではないか。それより先に出よう。

 行き先とは反対方向に向けてメインセールを揚げた。もしかして追手で走れるかな…

 やはり甘い考えだった。いつものようにぎりぎりの上り。風位は安定しているのでジブは出せた。

 6〜7kt。11時ぐらいまでは潮が味方だ。

 遠く松山の町が見える。あっちへ行けば遊べるが…まぁいいか。

 最後の海峡は0〜1kt台が小一時間続いた。出港時刻が遅かったのだから仕方がない。
 往路まつやま・ほりえ海の駅で知り合った『SundayⅡ』艇長に勧められて中島に着けた。現地ではその『SundayⅡ』艇長から連絡を受けたNさんが待っていてくれた。お世話になります。後で分かったのだがそのNさんと『東日流』艇長とは4年前に弓削で会っているという…ヨットマンの世界は狭いなあ。

 浮き桟橋だったが,風向きが悪く2艇横抱きでは具合が悪そうだ。すぐ北の漁船溜まりに移動し,Nさんの知り合いだという漁船に横抱きさせていただく。お世話になります。
 日曜日はほとんどの店が閉まっているが開いている店にNさんが連れていってくれた。

【天丼】が美味かった。

 Nさん宅でシャワーにビール,晩飯までごちそうになりました。ありがとうございました。
『SundayⅡ』艇長にもひたすら感謝です。

室津港発   06:05
中島大浦港着 12:30(31.21NM)

Saturday, October 08, 2022

風が強いね 在室津港

 夜もずっと風が強かった。

 早めに出るかもしれないので4時には朝飯を食っていた。

 5時にはエンジンをかけておく。5時半に『東日流』艇長と相談して沈殿と決めた。まずいね〜また朝から飲まなきゃいけない…

 しかし,これしょっぱいね。ボリボリ何本も食えるものじゃないなぁ。

 図書館の開館9時を待っていた。少しは活字に親しもうだが,結局は雑誌と文春を読んだだけだった。
 お昼になった。近くに食堂があったはずだ。開いているかなと電話すると,
「どちら様ですか❓」
 お客様ですとは答えずに店に出向いた。

【とんかつ定食】ごちそうさまでした。

 ほぼ満潮か。

 随分と潮が引いてきた。なかなか面白いね,この浮桟橋は。

 そろそろ出たくなってきたよ。

⛵室津港

Friday, October 07, 2022

岩国でお風呂 在室津港

 弱い雨が降っているが,まじめに4時に起きた…いや,実は目覚ましが鳴って,おや❓今日は沈殿日なのにと勘違いしていたのだから不真面目か…

 とにかく朝飯だけはさっさと食っておこう。

 いっそ土砂降りなら諦めもつくがぐずぐずした天気はなんだか判断を間違ったのかと思ってしまう。6時になってもいっこうに明るくならないし,まるで今から暮れるような雰囲気だ。適当に進んで潮待ちしてからお目当ての港に入るかとは昨日からの目論見だったが気乗りのしない航海はしたくない。割とあっさりと諦めて街に出かけることにした。

 陸路のバス検索をかけてもさっぱり出てこない。おばかでした…上関じゃなくて室津で調べないといけなかったのだ。仕方なく連絡船で柳井港まで行くが,これはこれで楽しかった。

 JR柳井港駅から岩国駅へ。通学時間帯に重なったようで高校生が多い。車内でほとんどみなさん真面目にお勉強している。定期テストの期間かな。高校(高専)時代に学校以外でまともに教科書を開いたことのない僕にはその姿が眩しくて仕方がない。

 駅で2度目の朝食。う〜ん,食べ過ぎやな。

 ハムにまとわりつくチーズ,美味い❗️この食感久しく味わっていない。帰りにスーパーで買ったのは言うまでもないことだ。フライパンでとろけさすぞ,明日の朝食はこれだ。

 岩国駅から防長バスで『スパ・サンライズ』へ行くが,観光案内所でバス待ちの時間帯をつぶす。そこにあったこのコーナーが気になって仕方がない。

 色々あるが上段の箱の中には印鑑が何本もあったのが不思議だった。これって拾得物だからいちおう警察に届けてあるんだろうな〜

 別に何週間も入らなくったってどおってことはないがやっぱり風呂は気分転換にもってこいだ。
 再びバスで岩国駅まで戻る。そこからJRで柳井駅まで。通りがかりの薬剤師さん(だと思う)にお店(食事や買い物)を尋ねると丁寧にいろいろと教えてくれた。ありがとうございます。

 人生2度目の『CoCo壱』。初回はもう30年以上前にクライミングの帰りに高山(岐阜)で食った時だ。
 どうでもいいことを思い出した。2人ずつの2パーティ4人で行ったわけだが,岩壁の下のツェルトで食事時にNがニヤニヤしている。マルタイラーメンを小さなコッフェルで煮るものだからラーメンというよりどろどろの団子汁のようだ。おかげで隣の(ツェルトの)メンバーは,「こんな不味いもん食えない。」という訳でそれはそっくりこっちのツェルトに回ってきた。これで乏しい晩飯が量だけはたっぷりになったことが妙に嬉しいらしい…
 閑話休題,スーパーで買い出し後,防長バスで上関海峡道の駅まで帰る。寝てしまったようだ。『東日流』艇長に起こされる。
 晴れ間が見えてきた。山陽地方は高気圧におおわれるだろうが潮だけはどうにもならない。それでも風さえよければ出航したいなあ。

 おっ❗️
 晴れてきた‼️
 いいねぇ❣️

⛵室津港

Thursday, October 06, 2022

潮待ちがいいかな 在室津港

 夜半,風はけっこうな唸り声をあげているし,ビニコンフェンダーも押しつけられ時折悲鳴をあげているようだ。上弦から幾分膨らみかけた月が明るく,反対側からは桟橋の照明を浴びて,ヨットをライトアップしているかのようだ。
 のんびりとした朝を迎えた。たいてい4時半には朝飯を食べているが今日は後回しだ。作業に差し支えないほどの明るさになったらエンジンのメンテナンスに入ろう。
 規定より18時間も早いが連泊中にやるのが良い。暖機運転後エンジンオイルを抜いた。フィルターを交換してから新しいオイルを入れる。今回はクラッチオイルも入れ替えた。エンジンオイルの交換2回に1回はそうしている。やれやれ。エンジンを回してからしばらくしてオイルレベルをチェックして終了。これでホームポート(泉佐野)まで交換の必要はない。そういや往路もここで初回のオイル交換をしたんだ。

 朝飯だかなんだか分からない時刻になってしまったが…

 ご褒美ビールは要るよね(これまた田原さんの差し入れビール)。ごちそうさまでした。

 食ったばかりなのに道の駅であて探し。

【きずし】と付いているなら買わないわけにはいかないね。
 音楽聴きながら杯を重ね,お酒の残量を気にしているのさ。

『東日流』艇長が今後の予定について話をしにやってきた。
 僕は往路の堀江で知り合ったAさんに泊地情報をいただく。お世話をおかけしました。ありがとうございます。

⛵室津港

Wednesday, October 05, 2022

午前中に着いたよ 室津港

 市場の照明が明るい。トイレの帰りに,
「6時には出港しますが,浮桟橋に漁船は入ってきませんか?」
と尋ねたが,今日はないということで安心した。

 ちょうどセリが終わったところだった。

 山からの吹き下ろしの風にヨットはぐんぐん進む。この辺りの潮は弱いはずだかはずっとこんな調子で行けるはずだ。
 寒くなるとの予報だったが7時過ぎにはいつものようにTシャツ・短パンになっていた。

 島影からの吹き出し以外は弱い。真上りとは言わないがほとんどぎりぎりのクローズホールドはいつものことだ…

 ガツン❗️
 えっ,またベビーステイがとんだ⁉️さっきのブローは艇を大きくヒールさせたし…チェックするがどこにも異常はない。ハルか?えぇっ,ラジオがない。立って操船しているので聞きやすいようにドジャー上に置いていたのだ。たいていカラビナで落ちないようにしていたのだが…忘れていた。もう30年以上使っている電産(決してパナブランドではないぞ)製のそれはAM特化の物だが感度がいいので重宝していた。同調した強い電波の放送局は現地とは離れた地域であることが多かったがツェルトの中はこれだけで幸せな気分になった。
 回り込んでからが意外に長い。

 早く着いた。風呂は工事中で入れないがのんびりできるのはありがたい。

 係留届けを出して、道の駅で少しだけ惣菜を買う。昨日の差し入れがあるのでそれをつまみにビールと日本酒で昼飯だね。
 食後はこれまた差し入れの【大内外郎】。ご主人から直にいただいた物で早目に食べるのが正しい。ごちそうさまでした。
 知り合いから帆船『みらいへ』の写真が送られてきた。今年も並走する予定だったが間に合わなかった。元船長のヤエ(ヤエ船長,ぐんぐん迫ってきますね)さんも乗られていたというのに残念でならない。ともあれ楽しい修学旅行になったようで何よりだ。

防府潮彩市場前浮桟橋発 06:10
室津港着        11:30(29.97NM)

Tuesday, October 04, 2022

防府潮彩市場前の浮桟橋に着けました 防府潮彩市場前浮桟橋

 昨日同様航海灯を点けて出航した。東流は03:27に始まり08:38に最大となる。いい具合に潮に乗れそうだ。

 航路に出る前にメインを揚げる。

 そこそこ引っ張られて艇速は8〜9kt。それぐらいだと舵取りに苦労はしない。

(関門海峡を)抜けた。やれやれ。

 真上りにはなるなよの願いが通じたのかぎりぎりののクローズホールドで終始した。防府沖の逆潮を心配していたがほとんど感じられなかったのは幸いだ。
 あれっ,あれっ⁉️

 着けようとしていた桟橋の渡しが跳ね上がっとるやんけ。東側にしよう。

 浅い所を避けるとなると(桟橋の)先端がいちばんか。

 雨の降り出す前に風呂に行こう。

 昨晩からずっと蒸し暑い。風呂は最高の気分転換たね。

 向かい側がスーパーマーケット。買い過ぎ注意ですね。1日二日食わなくたって死にゃしないのにね〜
 晩飯食い終わってのんびりしていたら急に荒れ出した。前線通過だろう,しばらくの辛抱か。揺れるゆれる、スターン側からの風なので差し板もハッチも閉めないと吹き込んでしまう。蒸し暑いね…
 山口の田原さんがヨットを訪ねてくれた。会うのは初めてだが友人を通して随分以前からの「知り合い」だ。酒のアテにビール,そして当然【大内外郎】。ありがとうございます。

下関発            06:00
防府潮彩市場前浮桟橋着    13:10(39.91NM)