Monday, July 08, 2024

ウインドスコープを探す

  そうそう,泊地での快適なキャビン生活のためのグッズがあったはずだ。どこにしまったのか思い出せない。きっと倉庫においてあるに違いないと行ってみたが見つからない…

 もう一度ヨットの中を探してみる。バウロッカーの上に長尺物を置くスペースを作ってあるが,その最下部にあった。夏しか使わないものねえと自分に言い訳している。

 この時期,水温計はたいてい25℃前後の表示だったが…

 このところずっとこれぐらいを示している。去年より確実に暑いようだと思ったが,去年,一昨年は日本海にいたのだった。その差だろうか?

 ここ佐野漁港での船検は月曜日に指定されている。本日は3艇と聞いているが,時間のかけ方が従来より長くなったようだ。順番待ちで船検が切れてしまった艇もあったと聞く。要上架の本検査の際は気をつけないといけないな。
 JCIの係官が航海灯のチェックをしている。全周灯はなかなか見づらいようだね。暑い中お疲れ様でした。ボケっとしていないで自分のヨットの灯りも確認しておこう。
 何?コンビライトが点かない。おそらく接触不良だと思うが,取り外しが面倒なのは上蓋の上にステップを設置してあるためで,そいつを取り外さないといけないからだ。その前にヒューズをチェックしておくが異常なし。コンビライトの上蓋を開け,球を取り外すと接点が汚れているのが分かった。磨くと光ってきたのでこれで大丈夫のはずだ。無事点灯,でも,たまに点検しないといけないね。

Sunday, July 07, 2024

前線は東北地方にある

 いい感じで風速計が回っているじゃないか。岸壁はすでにがんがんに温められているらしく熱気を放っている。ひとっ走りしてから水揚げ場で清水補給,デッキを掃除,ついでに頭から水でも浴びればバースに戻ってからの作業も苦にならない…

 フルセールで爽快に走ろう…

 ゆるゆる,ちょっと沖出しするがさっぱりだ。港内の吹き抜けだったのか。 

 水揚げ場で清水補給。

 ほとんど使っていないからすぐに満タンになった。

 この暑さだ,デッキの水洗いは楽しい。ギョサンが脱げかけなのはちょっと恥ずかしい。

 ライフラフトを持ち上げ,床にたまったホコリやゴミを除去する。
 うまい具合にこの位置にラフトを置くことができてよかったのだが,ウインドべーンもそこそこ重いし,アンカーも2つバルピットに置いてあるから,スターンヘビーになっている。

 なんだかアイドリング回転が高い,1,000rpmじゃないか。

 バースに帰ってから調整し直した。

 水槽用温度計をエンジンブロックのサーモ上部に取り付けているが,初代の物は電池交換しつつ2年はもった。表示が怪しくなってきたので,ネットで4個800円の物を見つけたので取り替えたが,3週間しかもたない,長くてふた月がやっと…どれも液晶部分が見えなくなる症状だ。

 ちょいと奮発して1個999円の物を買った…長もちしてよね。

 日中の暑さ対策に寒冷紗を積んでいるが,倉庫にもう一つあった。

 ハトメが付いていないタイプの物だったので各辺3個ずつ,計8個のハトメをかしめた。12mmのカシメ15個セットで100円,100均さまさまですね。

 このクソ暑いのにヒートカッターでハトメにつけるためのロープを切断している。汗が滴り落ちてくる…つづく。

Saturday, July 06, 2024

来週には出よう

 暑いねえ,前線は朝鮮半島上にあるみたい。週明けの火曜日までは晴れ間が多そうだがそれ以降はなんともねえ。ともかくクルージングの用意だけはしておこうと衣類が入った120Lダッフルバッグを積み込んだ。こまめに洗濯をすれば着ている衣服を含めて3セットあれば充分だがなかなかそうもいかない。ずぼらをしても余裕のある枚数のウエアを載せるものだからヨットがどんどん重くなってくる。
 先日から気になっていることが一つある。バウに置いてある冷蔵庫が臭う。ファブリーズしたりアルコール除菌スプレーを噴霧してもいっこうに解消しない。本気で掃除をしよう。

 れれれっ!大好きな赤☆の蓋が開いている!缶は倒れていなかったので中身は残っている。なぜだ?あまりの暑さに内部圧力が…泣く泣くシンクに流した。
 それにしても臭いが取れないなあ…んっ?なんだヒゲのようなものが底にある。ビール缶にスパークリングウォーターのボトル20本余りを取り出して確認すると…

 まだ乾燥しきっていないエビの残骸が一つ。エビをいただいたのは2,3週間も前じゃないか…どうやら「食べないでって」袋から脱走したのかもしれない,茹でられているのにまだ抵抗するとは見上げた根性だ。

 軽油を20L補給して,本体60L,ポリタンクほぼ100L。7月に入ってからまた原油価格が上がったようだが,前回と同じ金額で入れてくれた。いつもお世話になっております。

 いつも元気な『風来坊』が出港。港外は段違いに涼しいでしょうね。

Wednesday, July 03, 2024

メインセールを取り付けました

 この時期に佐野に居るのは3年振りで,そうだったここの暑さは半端じゃないと思い出すのに時間はかからなかった。朝なのに岸壁を歩いているだけで防波堤から熱気が伝わってくる。風はマストの2/3以上の高さじゃないと当たらない。バウハッチを開けたってキャビン内の温度は38℃を示している。さっさとメインセールを取り付けて海に出よう。1時間もあれば作業は終わる。
 岸壁よりはまだ涼しいかなとキャビンでメインセールのリペアを始めた。リーチ部分の生地が擦り切れているのは,(リーチ)コードの膨らみが関係しているのだろうか。完全に修復するならそこだけ全部取り替えないといけないので姑息にリペアテープを貼ってごまかしている。3年ほど前に一部貼ったのがまだしっかり貼り付いているのでまあいいか…

 家庭用アイロンだと楽なんだが,そんな物は積んでいない。バーナーでスプーンを温めてアイロン代わりにする。結局リーチ部分のほとんどをテープで覆ってしまった。

 セールをセットする。
 グルーブにスライダーをいれてから蓋を閉じる。1個入れ忘れた。ドリルでリベットを削り,再度はめこむ。ハリヤードを引いてセールを揚げるが重い,それにキーキー音が妙だ。見上げたマストグルーブの1点に目がいく…あのスライダー逆さやんか…再度削ってスライダーを正しく嵌め込む。リベットで締結,なんと3本リベットを締め,2回削るというお馬鹿な作業。いくら暑いとはいえひどいボケようだ。

 ゴワゴワだった生地がしなやかなのは劣化以外のなにものでもないんでしょうね。

『美翔』が九州のクルージングから帰ってきた,2ヶ月ぶりですかね。お疲れ様でした。

 帰路,関所に立ち寄ったのは言うまでもないことだ。

Tuesday, July 02, 2024

メインセールのリペア

 メインセールを黒江の『浜の宮マリンサービス』に持ち込んだ。前回はドジャー修理で,なんとあの事からもう3年も経っていたのだ。

 花田さん,お世話になります。今回もよろしくお願いします。

 裂けたのは1箇所だから修理はすぐに終わった。
 スライダーの一部が欠けているのでついでに交換する。僕が取り替たのだが,クリップ留めじゃないから縫わないといけないのでそれなりの出来栄えだ。
 階下で自家製の梅ジュースをいただいた。炭酸で割ると実に美味しい。コーヒーをごちそうになりながら,ヨット四方山話をする。有意義なひとときをありがとうございました。

雨具考

  雨具は外からの雨の侵入を防げばいいのだからゴム引きでもビニール生地でもいいから完全防水がいい…
 いやいや,それだと内側から蒸れる。そこで防水性(耐水圧の性能)に加えて透湿性が必要になってくる。山から遠ざかって久しいが,その経験から言うと性能ならゴアテックスが一番だった。山では常に動いていて発汗が激しいから透湿性の高いものじゃないと内部から濡れてしまうので,ゴア以外の素材は考えられなかった。他社製品もあったが性能的には劣っていた。
 ヨットでクルージングの際はほとんど運動していないに等しい。そこでケチな僕なんかはついつい,透湿性能は低いがより安価な素材の物に目を向けてしまうわけだ。
 気をつける点は,2レイヤーの物は避けた方がいいってこと。3レイヤーの物より軽くてよさそうだが,使っているうちにコーティングが剥がれてゴミだらけになってしまう。どうしても2レイヤーの物が欲しいなら生地がダブルになっている物を選ぶこと。でも,それだと夏は暑い。
 一番上に着る雨具はペラペラの1枚生地で3レイヤーモデルがいいと思うのは,生地が濡れてしまってもすぐに乾くからだ。シールされているからと安心していてはいけない,できるだけ縫い目が少ない物がいい,止水ファスナーも万能じゃない,ダブルフラップ仕様でも水は上の隙間(スナップボタンのところ)から入ってくる,袖口,襟口……ドラえもんヤッケのような被り式に軍配が上がるし,パンツも用を足す時,脱ぎ着にも面倒だが,ジッパーがない方がよろしいかと,防水という面においてはね。
 それはそうとヨット用のウエアって高いのね〜〜〜

Sunday, June 30, 2024

アルミブラインドリベットを買いました

 昨日,マストのグルーブ蓋を外したが,削った後の切粉掃除に気を使うのはシャフトがスチールだからで,放置しておくとみっともないくらいに赤茶けた点々が広がる。

 非力な僕にとってハンドリベッターでの作業はこの下穴径で精一杯,最後の締結には相当力が要る。

 オールアルミのブラインドリベットを購入した。

 カシメ肉厚は3.2〜6.4となっているが,これで十分だろう。