Saturday, September 18, 2021

台風被害がなくてよかったよ

 雨の中港に出かける。午前中には止むだろう。
 
 隅の部分にゴミが溜まっている。これは西の角で南も同様だった。

 ヨットの点検をしているうちに雨足が弱くなってきた。
 小降りなのでゴミ・浮遊物の除去でもしようかと,カッパにゴアの帽子を被って岸壁に戻る。網ですくおうとするが干潮じゃないか。前屈みにしてもほんのわずかしかすくえない。潮汐表を見ると満潮は18時でその時刻なら楽々回収できるだろうが,それまでに風向きも変わってどこかに行ってしまうだろうなあ。あっさり諦める。
 前々から気になっていたことを一つ片付けよう。

 この球をメインハリヤードの先(シャックル側)に取り付けるのだが…

 あいにくスプライスしているので,逆(お尻)側からしかはめ込むことができない。
 8mmロープがあったが,2本とも16mで,それではすっぽ抜けてしまう。この2本を連結し,さらにメインハリヤードのお尻(引く側)を繋いで,シャックル側から引き出す。8mmだからブロック通過も引っ掛かりがない。つなぎ目が出てきたら一旦切り離してから緑の球を入れる。再度連結してハリヤードを元の位置に戻した。

 やれやれです。暇な時にしかやりたくないね。
 ちょっと汚れが目立つ…掃除しよう。

 スターン側のゴミはほとんどない。エンジンをかけても大丈夫だろう(ヤンマーに勤めていた同級生が「エンジンは毎日でもかけた方がいい。」とのアドバイスを以前くれた)。
 青空が広がり蒸し暑くなってきた。もうビールを渇望する季節じゃないと買出しをしなかったが,やっぱりクルージング用に少しは積んでおこう。

 いかんいかん,大好きなフライ物の誘惑には勝てない。

Thursday, September 16, 2021

やるだけやったら飲んだくれよう

  某所係留艇の台風対策に出かけた。

 ええ泊地ですね。

 漁師さんに台風のことを尋ねると,
「マゼが入るかなあ。やっておくにこしたことはないよ。」
とのこと。アドバイスありがとうございました。
 週明けには出かけられるかな。

Wednesday, September 15, 2021

チャンスー来ないでね

 雨は10時ごろには止むだろう。デッキ作業をするのに支障はない。
 台風(14号CHANTHU)対策に来たのだが,他にもやることはある。

 アルミシャフトのボートフックは弱くていけない。ウッドシャフト製のは2本持っていたが流失してしまった。
 伸縮ポールは曲がると出し入れしにくい。直線度がまだましなシャフトを倉庫から持ち出して,フックだけを4φのブラインドリベットで取り替えた。箱一杯あったリベットも残1本となった。よく使ったものだ。
 伸縮の回転エンドがおバカ,即ちパーツが開かなくなってしまったので自在は諦めて,3段あるうちの2段ともリベットで固定した。

 詰まったポールをトントンやるためにはげんのうが必要だ。3段ある道具箱の底から取り出した。

 探していた6・8mmスパナがありました!
 よかった,買わずに済んだ。

 免税経由の半期分が9/30に終わる。最後の補給,20L×3=60Lをポリタンクに積み込む。

 自分の住所・氏名を何度も何枚も書くのは面倒だ。ゴム印で楽をしている(『東日流』艇長に教えてもらいました)。

 レーダーリフレクターは横転で破壊されてしまっている。
 500mL缶3本で『みえなア缶』を作った。もう随分以前に作った物があったはずなのだが,倉庫を探しても見つからなかった。
 台風だがこちらにはあまり影響はないようだ。台風対策は無駄になってこそ意味がある。
 ドジャーの前面風防を取り外す。アクリルガラスが1枚割れたままだが入れ替えようかなあ。

 ブームは下さなかったがワイルドジャイブ防止用のテークルでぶれないようにしっかりと固定した。

 両隣艇とスターンどうしをつなぐ。
 出る時は外してくださいね。

 今回はジブも下さない。
 スピンハリヤードで巻いておく。

 台風一過が待ち遠しい。燃料(本体60L,予備ポリタンク100L)切れまで港みなとの居酒屋巡りに出たいなあ…コロナ禍が恨めしい。

Monday, September 13, 2021

久々に関空島を一周しました

 昨日の予報では終日晴れマークが並んでいたのに全天曇り。まあ雨は降らないだろうと港を出た。
 関空島アメダスでは風速3m/s,終日風力2はあるだろうから昨日よりははるかにいい。
 
 関空橋を目指して走る。

 弱い風の時はクローズホールドがありがたい。

 これなしでは楽チンセーリングはできません。

 最初そうしていたようにVクリートでPendulum Sheet Linesをつないだ。

 2年間使ったVクリートは摩耗してしまいエッジが効きにくくなっているのか溝にロープをきつく入れないとずれることがある。去年からは当初そうしていたようにチェーン仕様としたが,コマひとつ分の角度差が大きすぎて微妙な調整が効かない。やっぱりクリートを使う方法がビッタリ決まる(と思う)。カムクリートなら尚よいだろうね。
 両末端からバンジーコードを取り,ティラーピンにかけて緑矢印方向にテンションを維持するとうまくいった(破線緑矢印は反対側のロープ)。

 関空橋手前でタックし,岸和田沖に向かう。

 充分に北東方向に上がってからタックすると関空島北端の黄色灯標まで1本で行けるはずだ。
 
 関空島北西面を弱い追手の風で進む。
 西端の黄色灯標で変針するが,南に向けすぎるとデッドランになり,北に向けるとB滑走路,A滑走路の進入路先端灯にぶち当たってしまう。
 上げたり下げたりで走っていると,漁船がスターボード側から追い越して行き左に変針,その後,拙艇の針路を跨ぐように網を出した。そりゃ困ったよ。

 なんとか3kt出ているのでにっこりだ。

 南端の黄色灯浮付近を航行中,(関空島南東面)前方ポート側から警戒船とタンカーがやってくる。おそらく右転するだろうし,こちらは進路を維持する。
 警戒船から優しい口調で,
「ヨットの船長さん,ヨットの船長さん,速く通過してください。」
とスピーカーから大きな声が聞こえてくるのでちょっとばかし恥ずかしいなあ。
「すみません,これで精一杯のスピードです。」
と心の中で返事をし,両腕丸印で了解の合図を送る。警戒船に続いてタンカーも針路を右に取って関空島南西面の海域に出た。

 関空島・田尻間はクローズホールド。
 関空橋で艇速0kt台,橋桁になんぞぶつかりたくないなあとエンジンをオンしておく。
 そこから北の海域は風が弱かった。ちょうど佐野漁港漁船優先出入港時刻の15時半だ。そのまま帰港する。
 小潮で10数時間潮位の高いままの岸壁に着ける。こんな日は乗り降りしやすくていいなあ。
 17時で青空市場は閉店する。駐車場も空きが目立つ。そこからは猫とサギの支配する時間となる。

 漁港猫が微妙な間合いで座って毛繕いしている。
 近づくと逃げるはずなのに,相手を牽制しているのかさっぱりその場から動かなかった。

Sunday, September 12, 2021

あらまあ免税証がもう期限切れかい

 海水フィルターの様子を観察する。
 ホースからの漏れなし。ゴミなし。
 
 水位はこれぐらいだから吃水と一致してるはず。
 蓋を開けたままポンプを回す。
 水位が下がるのは,インペラの吸水力(量)が水圧より大きいからなのかな。蓋の密着度が悪くなった時はそうなるから,そこがちょっと心配だね。

 9月30日で免税証がいったん切れる。10月1日から使用したければ(9月)17日消印で郵送受付してくれる。コロナ禍じゃなかったら府税事務所に出かけたついでに,一杯ひっかけられるんだがなあ。いや,一杯やるのが目的で,その前に事務所に出かけるが正しい。

 去年に引き続き消費量の少ないこと。
 ちなみにこの書類書きが面倒だと言う人がいるが,ヨットに乗り始めてからずっと,エンジンをかけたら必ずアワーメーターの値を記入するようにしてきたので取り立てて煩雑な作業でも何でもない。

 昼からチョイ乗りできるかと思っていたが…
 AISのチェックをしたついでにAIS ALARM機を取り出した。電池切れでしばらく充電する。これもバックアップとしてすぐに使えるようにしておこう。

 しとしとと降り続けている。

 ギャレー周りの片付けでもするかと一通り調味料ボックスや食器棚をチェックした時にふと目に付いたのは…

 ここ数日これを探していたんだ。
 バース背もたれ部の棚に置いてあるとばかり思っていたが,掃除をした時に移動させたようだ。物を動かした時はそれなりに納得しているのだが,以前に置いてあった時の記憶しか残っていないのは毎度のことだ。ボケが悲しい。

 右側のが外れていますね。

 さて気になるのは台風14号(CHANTHU)の行方で,東シナ海から東進しそうな予報。できるだけ被害の少ないコースをお願いしたい。

Saturday, September 11, 2021

アンテナ線を張る ユマーリング

 港に着いたら雨は止んでいた。

 たいてい朝から車の下で寝転ぶか,新参者(車)があればマーキングしているこの子。何だか所在なげに座っている。茫然としているようにも見える。地面は濡れている,お尻が冷たいだろうに。

 昨日から気になっていたことを確かめなくてはいけない。
 現在アマチュア無線機にはモービルホイップアンテナを接続している(はずだ)。
 チャートテーブル上には他にATUからのケーブルも来ている。ATUにつないでいた釣竿アンテナは(破壊され)取り外しているし,バックステイに這わせてあったワイヤーアンテナも収納している。
 最近オケラの21MHzが取れない。こちらからのコールは届かなくてもあちらの信号は届いていたはずなのになあ,おかしいなあよっぽど電波の具合が悪いんだ…
 バカでした。引き込んで入るが立ってもいないアンテナ線を接続していた!
 気を取り直して,ワイヤーアンテナを復活させるべく作業に入る。
 ユマーリングする。デッキは蒸し暑いがほんの数m上がっただけで涼しさを感じる。わずか1m/s台の風だが心地よい。
 ハーネスにアンテナガイドロープの末端をくくりつけて登る。

 環付きカラビナにメインハリヤード(赤矢印)とユマーリング用ロープ(青矢印)をインクノットで取り付ける。メインハリヤードを引き,上がりきったら,シートストッパ+セルフテーリングウインチ +クリート+クリートで固定する(安全にね)。

 登降はユマーリング用ロープで行う。
 作業終了後は,ユマール等一式は上部に残置したまま下降する。降りてからユマーリング用ロープを引き(デッセンダー以外の)全てのクライミングギアを回収すればよい。

 とんと山で使ってないなあ。最後に使ったのはいつだったっけ?

 バックステイにワイヤークリップでブロックを取り付ける。
 ブロックに4mmアンテナガイドロープを通す。ロープにはアンテナ線を所々インシュロックで固定するが,アンテナ線にはテンションがかからないようにしておく。

 まあ,とりあえず写真を撮っておこう。
 ソーラーパネルのサイズは同じだが,左右で模様が違うのね(そこにピントが合っていないが)。

 さて,ワイヤーアンテナは使用していないが,真面目に無線機関係のメンテナンスをしたおかげだろうか今日のオケラは非常によく入ったし,久しぶりに拙艇からもチェックインできた。各局みなさま,ありがとうございました。

Thursday, September 09, 2021

雨が止み,青空とともにむしむし感が戻ってきました

 港に着いたら雨は上がっていた。
 出よう。
 
 港内でセールを揚げ,意気揚々と赤灯を越えた。

 岸和田沖方面ならこの弱い風でも楽しめそうだ。

 イワシの小さいのが1匹。そいつをどけると半分消化された小魚1匹。
 サギがここで吐いたのだろうか。やめておくれよ。

 数分たよんたよんしていると風が安定してきた。

 VクリートでPendulum Sheet Linesをリードすると細かく調整できる。
 チェーンは1コマで10°ぐらい変わる?かな。

 青空が広がってきた。

 関空島アメダスは4m/sらしいが,とてもそうとは思えない。
 艇速は3kt台がようやく出た。

 昨日貼り付けたオーパイソケットカバーは…

 うまくくっ付いていた。
 本体(容器の部分)を外したり装着したりしても剥がれない。よかったよ。

 あれよあれよと風が落ちる。
 悲しい0kt台が続く。
 帰ろう。
 船内作業をするためにいろいろな部品が積み込んであり当面使わないものはおろそうと整理を始めたが,片付けもしないでついつい目についた物を点検してしまう。いつものように寄り道ばかりだ。
『BlueLagoon』艇長から頂いたLEDランプは海水を被って点かない。未練がましくもう一度シガーソケットにシガープラグを差し込んでみると,パイロットランプが赤く光っているではないか。
 そうだ,ソケットが使えなくなったので先月新しい物に付け替えたのだった。

 そうなりゃプラグとスイッチを分解掃除しないといけない。

 やった!
 点きました。

 当面不要な物を倉庫に運ぶ。途中で青空市場を通る。

 漁協青空市場駐車場にはこれ。
 その通り,早く終息して欲しいですね。

 昼からは蒸し暑くなってきた。
 冷水に粉末抹茶を溶かし飲んでいるがもう何杯目だろうか。あては潮吹き昆布とさえない間食。もっとも運動しない日のお昼は摂らない習慣だから別に我慢しているわけでもない。
 そうそう冷蔵庫の掃除もしないといけないのだった。
 テーブル下に置いてあるので蓋が全開しない。したがって中のカゴを取り出すことが難しく,霜が溜まっても拭き取るのがやっかいだ。冷蔵庫を斜めに倒してテーブル板との空間に半ば強引に引き出す。

 あれっ,1本冷え冷えのが残っているじゃないか。
 掃除はまめにしないといけませんね。