肌寒い朝を迎えた。
そのうちすっきり晴れてくるだろう。 毎度まいどのジブを出せない機帆走だが、今日は利尻富士(あいにく中腹より上は雲の中だった)が望めるので気分は悪くない。
おやっ,エンジン回転を下げても艇速を維持している。気付くのが遅いよ、全くね。セーリングに切り替える。Airvaneは出港前にセットしておけばよかったよ。
なかなか脱げない,冷えているねぇ。
各艇ビームアンカーを打って着岸,停めやすくて何より。
役場の方が来られて係留費を納める。自転車(ママチャリ)を港まで運んでくれる。自由に使っていいとは素晴らしいサービスだ。お世話になります。
漁師のお兄さん(以下Yさん)と喋っているうちに,彼が,この時刻からは自転車で(島内を)回るのは無理がある,車で回ってくれると言うので好意に甘えることにした。
在阪のヨット仲間からまるでその場にいるかのような質問メッセージが届く…ライブカメラが設置されているらしい…立ちション要注意だね〜
ウニ小鉢(バフンウニ)をいただく。絶品だよ。
観光スポットだけでなく,全の港を案内してくれました。最後は『利尻富士温泉』へ。
入浴後は向かいの『ファミリーキャンプ場』へ。コンテナハウスっぽい建物でサッポロクラッシック生が飲める。Yさんが飲んでいたのは言うまでもないことで,軽くやるつもりだったが,結局3杯いってしまった。
18時にYさんお勧めの居酒屋『こぶし』に予約を入れてある。美味い中華料理店もあるが,そこは予約なしの飛び込み,満席なら他の店を探すしかなく,その頃には予約で埋まってしまっていることが多い…連泊するなら甘受するが,今宵の酒が大事だ。
Yさんをまじえヨット爺いは飲んだくれるのでありました(一生飲まんと豪語する『sannaviki』艇長はお茶でした)。
天塩港発 04:40
鴛泊禦寇着 10:20(33マイル)