朝も風が強い。出航を見合わせて今日は沈殿とした。
昼過ぎに『みちしおの湯』に行く。
道を歩いていたおばあさんに,比井までの所要時間を聞く。
「あんたらの足なら30分」
ありがとうのお礼を言って,立ち去る前に先ほどからチラチラと視界に入るおばあさんが手にしていたものについて尋ねる。
「それは干物ですか,太刀魚の」
「そうじゃ,あげるわ」
と2匹いただいた。ありがとうございました。
食堂で昼飯を食って,比井まで買い出しに行くことにした。A-coopで【江戸ッ子煮】を発見し,ついつい買ってしまった。
潜水艦が停まっていますが,微動だにしないのは何故?
方杭〜比井間の小浦で見つけた。
海は風が強いが,ここは春の陽気だった。
うんと買い出しをすませて,湯につかる。
白波は相変わらず多い。
ヨットに戻る前に漁協の理事さんの家に挨拶に行くことにした。
民宿の『浜満の家』さんで理事長さん宅を尋ねると隣の家とのことだ。玄関のベルを鳴らして家人を待つと,出てきた人は先ほどのおばあさんであった。もう一度お礼を言っておいた。
この日のmah氏は飲むほどに調子がよく,とうとう買ってきたビールは空になってしまった。港での挨拶代わりにと買ってきたワインまで空けてしまう。いただいた太刀魚を焼く。絶妙の塩加減で二人とも骨までむしゃぶりつく。
明日の午後には風も収まるだろう。早出して風を楽しみながらセーリング,午後からは太陽を浴びて田尻に帰ることにしよう。
⛵方杭漁港
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