Saturday, May 31, 2025

結局雨は降らなかった 在三國湊

 エンジン各部の点検。ワイヤーの緩み,ベルト…オイルキャッチタンクに突っ込んであるウエスが汚れているので交換した。あれっ,黒い輪っかガス落ちている…Oリングが外れてるがな。

 吸っていますね。

 泊地に神社があったらお詣りすることにしている。午後はだめだ,やっぱり朝じゃないと。

 誰もいない,静かでよろしい。

 ここでがんもどきを買うのが(ここに泊まった時の)定例化している。

「ヨットの方ですね。」
 自転車を店内からは見えにくい場所に停めたので,違ったら失礼だと確かめるのを遠慮していたそうだ。毎回顔を出しているからね,自転車で。三國湊に泊まったのは過去4回,覚えてくれているのがうれしい。

 揚げたての厚揚げとがんもどき。サービスのおからもほかほか温かい。

 熱い内にちょっとだけ食べよう。

 ネギ,ワサビ,醤油。日本酒は少しだけ。

 おからはマヨネーズで和えてサラダにする。いつもは炒るが今回はそのまま使う。
 ボール1個ではあふれる。2個に分けて,それぞれにキュウリ1本ずつ。

 具材はあれこれ入れずにシンプルにキュウリだけが美味い(と思う)。過去にいろいろやったけれどね。
 たっぷり過ぎるほどできた。

 わっ,10時50分…蕎麦屋に急がないと!

 金物屋さんで食する蕎麦,毎月最終土曜日は十割蕎麦の日です。

 スーパーへ買い出しに。がんもと煮る鶏肉を買わないといけない。それに何だ,先日100均で買った伸びるナイロンタオル,もうちぢれてほつれてきたよ。引っ張り過ぎたのだろうか。
 風呂に行く前に調理する。

 ヨットに戻ってきた時には味がしゅんでいることだろうなぁ。

 入浴後は2階でWi-Fi接続をしてアップロードにダウンロード,バックアップ作業。予備に持っているAndroid機種はひと月ぶりだ。
 ステージ付きの座敷があり,カラオケ歌謡ショーでみなさん楽しそうだ。衣装にも凝っているので観ている方もついつい乗ってくる。もっと早く来ておけばよかったなぁ。
 最後はティッシュボックスをプレゼントしてくれました。ありがたく頂戴いたします。

⛵️三國湊

Friday, May 30, 2025

恐竜博物館に行ってきました 在三國湊

 はい,今日も惰眠をむさぼりましたよ。

 家ではほとんど食べない米の飯を今日も食っている。朝から1合半とはさすがに多過ぎた。

 昨朝,浜大津で出してもらった局留め郵便物が届いている。本局は8時から開いているので早速取りに行った。

 鳥取で買ったバッグがベストサイズでうまく収まったよ。

 昨日知り合ったIさんから電話,今から車を持って行くから使ってねと。迎えに来てもらって,彼の家に自転車をデポ,返却はご随意にとのことでまったくありがたい話だ。お世話になります。
 勝山の恐竜博物館を目指す。
 土日は予約がいるよと聞いていたが,平日でもたくさんの見学者がいる。明日にしなくて本当によかったよ。Iさん,アドバイスありがとうございます。

 わくわく感がたまらない。恐竜には憧れた時期があった…中学生の時,ラクウェルウェルチの出た『恐竜100万年』が上映されていた。友だちの清水君と行く予定だったが,
「何を観に行くの?」
と母親に聞かれて、
「恐竜100万年」
と答えた彼は,(母親から)許可されなかったので,僕1人で行ったのだった。肢体が眩しかった!
*この話は以前にも書いた(忘れている訳じゃないですよ)。

 いいねぇ,面白い。
 庄内(山形)への道中,何度もここを通過していたのに,寄らなかったのを後悔するほどの内容だった。また訪れることにしよう。

 平泉寺に行く予定だったが,港湾事務所から留守電が入っている。途中,足羽山に寄り,福井港へと急いだ。

 ここですね,5トン未満5日分で100円也。

 ヨットに戻って,ゆうパックを開ける。

 コンロ(タフまる)のガス消費量が激しい。3日でボンベ1本とは泣きたくなる。省エネのプリムスのイーターを自宅から送ってもらった(ずっとこれを使っていたんだけれどね)。
 カッパ(ズボン)のシームテープが剥がれてほとんど防水性0,シームテープか剥がれるまで使ったってことはゴア(テックス)自体も寿命なんだろうね。サロペットの新品がまだ山道具箱にあった。
 なんだか寒いので中綿入りプルオーバーにフリースパンツ。
 携帯ウォッシュレットは必需品だが,首からポキンと折れてしまった。ようやくこれで朝のお勤めもすっきりする。

 はい,設置しました。
 湯を沸かす,煮るなどに使い,炒める,揚げるなんて調理には向かない(真ん中が焦げる)ので,その時はコンロを使う。

 パンにジェットボイルで言うところのフラックスリング付きだから燃焼効率がいい。

⛵三國湊

Thursday, May 29, 2025

蕎麦を食べたい 在三國湊

 連泊した朝もたいてい3時には起きているのに,目が覚めたのは5時だった。酔っていい気分になったからそれが朝まで持続したようで,なんだか気分も爽快だ。
 久しぶりに土鍋で飯を炊こう。

 甘エビの殻を出汁にして味噌汁にしようと思ったからご飯の朝食になったわけで,こんなことは時間に余裕のある沈殿日しかできないなぁ。

 先日,(スーパーで)【あかり】を見つけたので,迷わず3袋買ってしまった。米は庄内産【はえぬき】,ふりかけなんぞかけたらご飯には失礼だが,味覚がお子さまな僕には欠かせない。

 コインランドリーに行く。ここらでそろそろ寝具を洗っておこう。

 一貫型はなく全て洗濯機,乾燥機の設置。この方が実は安くあがってよい。そんなことより,ぼくの入店前から店内の掃除をされている。実に丁寧で見ていて気持ちがよいので,失礼かと思いつつも声をかけてしまった。
「きれいにしておかないと,入ってきて気分がよくないでしょう。」
 宜なるかな。
「本当に気持ちよく使えました,ありがとうございます。」
とお礼を言って店を出た。

 蕎麦を食べないといけない。前に行ってよかった店が2軒とも休んでいる…気分を変えて,確か地酒が飲める店があったはずだとうろちょろすること約30分,ようやく見つけた…実は何度もその店の前を通過していたのに。

 あてはまんじゅうに決まっておる…

 忘れないように写真をアップしておこう。

 次は風呂だ。風呂の次は買い物に出かける。

 ついつい要らん,いや,欲しい物を買ってしまう,ネコだからね。別の店で必需品のカセットガスボンベも買ったから引き分けか。

 地元のヨットマンIさんとしばし歓談。かつては20艇以上のヨットが係留されていたという。今は数艇,そんな話を他の場所でも聞いたことがある。なんだか悲しいね。

 この時間に風呂に行けば絶景が眺められるのにね〜

⛵三國湊

Wednesday, May 28, 2025

快晴の中を三國湊へ 間人漁港〜三國湊

 静かな夜だった。出港時刻を早めて,4時半にした。陸風は夜の間に港口付近に漂っていたホンダワラ等を追いやってくれているので入港時
よりも楽だ。

 出て,ひたすら東進。

 手前20NMほどでようやくさざ波,ぎりぎりの上りにはジブを出したりしまったり。
『オリオン』艇長から電話。何ともう日本海に入ったそうだ。本日は角島泊,その後はどこかで避泊の予定のようだ。引き続きご安航を。3年前は,深浦でミート,飲んだくれたことが懐かしい。
 港内に入ってからエンジン回転が急に落ちる。低回転のままゆるゆると走った。
 停泊予定場所にはすでに1艇,外国籍。

 そうとう古い岸壁,引き波が凄いのも朝夕だけで他の時間帯は静かでよろしい。

 透明度のない茶色い水だからと躊躇していてはいけない。ペラには何も絡んでいない。はて?取れたのか…

 マカロニ茹でて、到着ビールをやったのは30分後だった。

 風呂に急ぐ。夕日の時間にはまだまだ早いが,買い物だってしたいからね。
 入浴後,スーパーへ急ぐ。適当に惣菜を買って戻ったら,底引き漁船が帰っていた。

 見事な甘エビをいただきました。ありがとうございます。

 福井沖の甘エビを,島根は雲南の醤油で。酒は境港の千代むすび。うまくてたまらんね。

間人漁港発 04:30
三國湊着  15:00(59NM)

Tuesday, May 27, 2025

また兵庫県をパスして間人漁港へ 鳥取港〜間人漁港

 出港は海面が見える時刻,5時と決めていたがそれから日も経ったし東にやってきたことを再確認する,15分前にはすでに明るい。

 へなへなの風だから,どこに向けてもセールは揚げられる。

 鳥取砂丘,初めて海から見た時はその規模の小ささに驚いた。

 この鳥取港と三國湊(福井港)には港口に有名な観光地がありますね。

 たよんたよん,潮にながされる,舵の付いた木っ端だね。

 ホンダワラがなければ快適さ。

 100mほど前の海面がなんだか怪しい。

 エンジンかけてて「ごめんね」と謝っておく。

 後方を走る『sannaviki』の方へ行ったが,「ありがとう」と何度か言うと戻ってきたよ,うれしいね,聞こえているのかしら。
 
 べたべたの海面の向こうにさざ波が見えている。ぎりぎりの上りで,ジブが直ぐに裏風をはらむ。何とか6kt後半は維持しているので文句は言わない。
 最後の最後で異音が…回転を落とすと特に響く。

 港口は,遠くからでは分かりにくい。

 これから明朝までならこの突堤でも大丈夫だろう。

 はい,本日のお勤め…

 突堤の反対側で整備中の漁師さんが言うには,茎の様な物が多いと…はたして、拙艇のシャフトに巻き付いていたのもまさしく茎でした。

 軽油を補充しておく。

 カードリーダーは店にしかないので、送り迎えしていただきました。ありがとうございます。
 みなさん,寄港した際には利用しましょうね。

 人の燃料切れ寸前…

 潤いますね〜

 潜った後の風呂は楽しみなのに休業日,漁協に電話して出ない(休業日)ことから、こうなるのではないかと類推していたが,当たらんでもよろしいのにね。

 2軒あった(2023年9月)スーパーマーケットが1軒閉店したと聞いた。空き家も多いらしい。GSでの道中,学校に子どもたちの姿が見えたのでほっとした。近隣の小学校がまたなくなるそうだが,ここ(間人)に統合されるらしい…

 そうそう,買い置きの肉があったのだ。

 見栄えは悪いが味はよしですぞ,この生姜焼き。

鳥取港発 05:05
間人漁港着岸 13:15(48NM)



Monday, May 26, 2025

冷えるねとつぶやきながら鳥取港へ 七類港〜鳥取港

 晴れた朝の出港は気分がいい。
 風は弱く,アンカーロープをたぐっても抵抗が小さいので抜錨も楽だった。

 いい泊地だった。防波堤を出た広い海面でメインセールを揚げた。

 日本海の北上は毎朝眺められる朝日。晴れた日の特権だ。

 海面にホンダワラが浮いていないか,注意はほとんどそれだけに払っている。太陽光線が斜めに入るこの時間帯はなかなか見にくい。

 大山が見える。南からの風なのに冷たいのはなぜ?

 海から見る山は格別だね。

 エンジン回転を落とすとゴロゴロ音がする。さては…
 
 とにかく着岸,岸壁から見たプロペラはボヤけている…

 エンジンチェック,ポリタンクから本体タンクに燃料を補充,ほぼ片付けが終わったら…潜る。

 シャフトにかなり頑固な巻き付いていた。2回潜って除去したよ。

 自転車を漕いで風呂に急ぐ。

 あったまりましたよ。

 買い物を終えて港に戻ると見覚えのある車が…ここに停泊した時毎回お世話になっているFさんだった。
「着くのが早かったので連絡してしませんでした。」
と言うと,
「いつでも電話してよ。」
とありがたいお言葉,次回からは遠慮せずに連絡しますね。

『sannaviki』でカツカレーをごちそうになる。

 味もボリュームも満点,ごちそうさまでした。

 コクピットがやけに明るい。

 夕日だった。明日も晴れ。

七類港発 05:05
鳥取港着 13:10(48NM)

Sunday, May 25, 2025

ようやく止みそうだ 在七類港

 そうとう降ったようだ。ヨット内,各部に漏れなしでチェックにはなったかと思う。まぁ天候だけは諦めるしかない。

 じとっと重い空気がまとわりついているようで,身に着けている衣服さえそれらの湿気に侵されているように感じる。

 明るくなってから朝食。

 緑黄色野菜りょくおうしょくやさいと呪文を唱えながら小松菜を食っている、1束58円とは泣かせるね。
 
 しょぼい雨もあがりそうだ。コミュニティバスで境港に出よう。
 ドラッグストアではより安価な食品を購入できるし,そこには100均も併設されていたのでほぼ欲しい物を買えた。
 スーパーでは肉と野菜を買う。島根県産の野菜が安くてよろしいね。
 レジの後,食材をディパックに入れていたら声をかけられる。
「血管年齢チェックしませんか?」
「いや,旅の者ですから…」
 一旦引っ込んだお姉さん,担当に確かめてきたらしく,
「それでもいいそうですよ。」
 まだ,時間はある。
 血圧測定は126,96。その後個別対応となるがあいにく数人の順番待ちで,これは遠慮しておいた。はたして僕の血管年齢はどれぐらいだったのだろう…

 声をかけられる年齢になったのだね,僕も…

 時間がないと言うのは少し語弊がある。飲むこととバス待ち時間の兼ね合いだ。

 美味いね〜

 美味いねぇ,うまい。

 小雨が…

 ザックカバーなんぞは本チャンの山では使ったことがない(それを携行するぐらいならレーション1食追加するしね)が,TEMUで195円で買ったこれ,使ってみた。この程度の雨ならザック内は慣れなくてよろしい。

 肉類を買ってしまうとそれの消費に追われる…愚かなことだとは分かりつつ、飢餓でもあるいについつい多めに購入してしまうのだ。

 ヨットでお昼です。

 鶏の脂がかなり出たので洗うよりはと…

 おろしニンニクと乾燥パセリを追加してガーリックトーストに。フライパンもきれいになってよろしいね。

 まだ冷蔵庫に厚揚げがひそんでいた。

 軽く焼いて,しこたまネギをふりかけ,ワサビ醤油で。

 おやっ,外の様子が…

 青空が広がってきた。

 気分が晴れたので一杯やるかな。

 ん?メッセンジャーに着信。3年前『鶴丸』で停泊中にお世話になったHさんからだった。フェリー下船後,ヨットを見て連絡をしてくれようだが気付かなかった。すぐに電話を入れると,サツマイモ,ニンニク,タマネギと僕の好きな物ばかり持ってきてくれた。ありがとうございます。また,寄りますね。

⛵️七類港