僕の住んでいる街は雪景色だ。朝から通院でちょっと車を置いている間にもウインドスクリーンに雪がたまっている。
トンネルを越え和泉の国への道をたどると,路面は濡れていない。風も弱まってきた。
マリーナに着いた時に,丁度Kir艇のMatさんに出遭った。彼の横山24ftで関空島を廻ることにした。
関空島ブリッジをくぐり,反時計回りに行く。少しするとおあつらえ向きの風が吹き始めた。関空島の西側はすっかり雪雲におおわれている。楽しくなりそうだ。
が,期待した割には風もおとなしく,5~6ktで軽快に帆走った。
南西黄色ブイからはジェネカーを揚げる。最後までこのまま行きたかったが,風は東南黄色ブイの辺りですっかり弱まってしまった。
しびれを切らし,機走で帰る。なかなかうまくいかないものだね。
雪がセールに付着してきた。
いつ乗っても軽快で,疲れないこの艇はやっぱりいいね。
Saturday, February 18, 2012
Sunday, February 12, 2012
Saturday, February 11, 2012
Friday, February 10, 2012
山談義ではないが…
クライミング友だちのOga君と桃谷でやる。古い話題も酒をすすめる。
私にヨットの手ほどきをしてくれたWad氏は彼の大学山岳部の先輩で,少々マニアックだと世間では言われている(らしい)サ◯ナ◯キ同人という山の会にもつながっている。
山の話をしているとヤッパリ燃えてくる。
今夏は久しぶりにヨセミテに行きたいなあ。
私にヨットの手ほどきをしてくれたWad氏は彼の大学山岳部の先輩で,少々マニアックだと世間では言われている(らしい)サ◯ナ◯キ同人という山の会にもつながっている。
山の話をしているとヤッパリ燃えてくる。
今夏は久しぶりにヨセミテに行きたいなあ。
Sunday, February 05, 2012
風のない日は人力で
天気予報どおり,そしてmy予想どおりの天気で,晴れているが風はさっぱり吹いていない。先月行きそびれた蔵王峠に向かった。
光滝寺キャンプ場を過ぎると路面に雪が残っているし,所々は氷に覆われている。後輪が空転しないように,トルクをかけ過ぎないようにこぐ。自動車の轍の後は圧雪気味で,少々磨り減った後輪タイヤでは走りにくい。できるだけ道の中央の雪が残っている部分を走る。後ろから自動車がやってきた。避けるために自転車を降りると,次の発車が大変でスリップしないように落ち葉や小石の上で静かにペダルを踏まないといけない。意外に早く蔵王峠に着いた。
和歌山側は日当たりが良い。九度山方面に降りようと思ったが,この日当たりが曲者で,昼間,太陽の熱で融けた雪が路面から乾かないうちに日没になると凍り始める。舗装路では地面に水分がしみ込まないので道路はガラスに覆われたようにツルツルになる。
南アルプスの仙丈岳の三峰川,岳沢にアイスクライミングのルートがある。ある年の暮れの山行だが,出合いで一泊し,翌日,大仙丈岳の頂上に立った。山頂でビバーグ,最終日は戸台に降りるだけだからなんてことはない。
下山開始して10mでアクシデントが起こった。右足のアイゼンが外れ(このリジッドアイゼンは僕たちの山仲間でもう3件も脱落例がある!),テラテラの斜面を滑落かと思ったが,左足でエイッと踏ん張ると止まった。その時ボキッと鈍い音が…相棒は「折れたら歩かれへんから,捻挫捻挫。」と呪文を唱える。「うーん,やっぱり折れとるやろな。」と思たが,そんな事言うててもししゃあない。ザックは相棒が背負ってくれた,僕は杖にもならない短いピッケルとバイルでヨタヨタと降りる。北沢峠から登ってきた学生パーティが見るに見かねて,長いピッケルを貸してくれる。本当に有難い。尻餅で滑りながら漕ぐように斜面を降りる。8時間かけてようやく北沢峠に着いた。
年末年始は小屋も営業しているようで,早速もぐり込む。運のいいことにこの年は寡雪で林道が使える。宿の親父さんに頼んで戸台まで乗せていただく。無敵の軽トラの筈だったが,後輪チェーンではハンドルが効かず何度も崖下に突っ込みそうになる。親父もこれではいかんと思ったらしく,前輪にもチェーンをはめることにした。荷台に乗っていた相棒が手伝おうと降りると,アイゼンを履かないビブラムソールは後ろ向きのまま彼を滑落させる。止まろうにも素手で路面を掴んでも虚しく滑るだけ。このままでは,あの先のカーブを曲がりきれずに崖下に転落だ…この山行の核心部はまさにこの林道だった…※へ
かように,アスファルトの路面凍結はオソロシイ。
…なんてことを思い出して,また来た道を戻ることにした。
後輪をロックさせないように前輪ブレーキ中心でゆっくり下りた。途中で滝畑ダムから岩湧寺に向かう。さっきより雪が沢山残っているのは車の通行が殆ど無いからだろう。
蔵王峠から先,堀越観音への道にはたくさんの雪が残っている。岩湧寺はすっかり雪の中だった。(2枚ともピントが甘い…)
※戸台でデポしておいた車に乗り,相棒の住む名古屋まで。名古屋で自分の車に乗り換え大阪に帰った。まだ,夕方だったので近所の外科に行くと,医者が一言,「綺麗に折れとるね。」
光滝寺キャンプ場を過ぎると路面に雪が残っているし,所々は氷に覆われている。後輪が空転しないように,トルクをかけ過ぎないようにこぐ。自動車の轍の後は圧雪気味で,少々磨り減った後輪タイヤでは走りにくい。できるだけ道の中央の雪が残っている部分を走る。後ろから自動車がやってきた。避けるために自転車を降りると,次の発車が大変でスリップしないように落ち葉や小石の上で静かにペダルを踏まないといけない。意外に早く蔵王峠に着いた。
和歌山側は日当たりが良い。九度山方面に降りようと思ったが,この日当たりが曲者で,昼間,太陽の熱で融けた雪が路面から乾かないうちに日没になると凍り始める。舗装路では地面に水分がしみ込まないので道路はガラスに覆われたようにツルツルになる。
南アルプスの仙丈岳の三峰川,岳沢にアイスクライミングのルートがある。ある年の暮れの山行だが,出合いで一泊し,翌日,大仙丈岳の頂上に立った。山頂でビバーグ,最終日は戸台に降りるだけだからなんてことはない。
下山開始して10mでアクシデントが起こった。右足のアイゼンが外れ(このリジッドアイゼンは僕たちの山仲間でもう3件も脱落例がある!),テラテラの斜面を滑落かと思ったが,左足でエイッと踏ん張ると止まった。その時ボキッと鈍い音が…相棒は「折れたら歩かれへんから,捻挫捻挫。」と呪文を唱える。「うーん,やっぱり折れとるやろな。」と思たが,そんな事言うててもししゃあない。ザックは相棒が背負ってくれた,僕は杖にもならない短いピッケルとバイルでヨタヨタと降りる。北沢峠から登ってきた学生パーティが見るに見かねて,長いピッケルを貸してくれる。本当に有難い。尻餅で滑りながら漕ぐように斜面を降りる。8時間かけてようやく北沢峠に着いた。
年末年始は小屋も営業しているようで,早速もぐり込む。運のいいことにこの年は寡雪で林道が使える。宿の親父さんに頼んで戸台まで乗せていただく。無敵の軽トラの筈だったが,後輪チェーンではハンドルが効かず何度も崖下に突っ込みそうになる。親父もこれではいかんと思ったらしく,前輪にもチェーンをはめることにした。荷台に乗っていた相棒が手伝おうと降りると,アイゼンを履かないビブラムソールは後ろ向きのまま彼を滑落させる。止まろうにも素手で路面を掴んでも虚しく滑るだけ。このままでは,あの先のカーブを曲がりきれずに崖下に転落だ…この山行の核心部はまさにこの林道だった…※へ
かように,アスファルトの路面凍結はオソロシイ。
…なんてことを思い出して,また来た道を戻ることにした。
後輪をロックさせないように前輪ブレーキ中心でゆっくり下りた。途中で滝畑ダムから岩湧寺に向かう。さっきより雪が沢山残っているのは車の通行が殆ど無いからだろう。
蔵王峠から先,堀越観音への道にはたくさんの雪が残っている。岩湧寺はすっかり雪の中だった。(2枚ともピントが甘い…)
※戸台でデポしておいた車に乗り,相棒の住む名古屋まで。名古屋で自分の車に乗り換え大阪に帰った。まだ,夕方だったので近所の外科に行くと,医者が一言,「綺麗に折れとるね。」
Saturday, February 04, 2012
雪のち晴れ
最近,休日の朝が遅くなってきた。週末しか遊べないのに惰眠をむさぼるとは何とももったいないことだ。
窓の外が薄暗い。また降ってきたようだ。海沿いは晴れているだろうとマリーナに向かった。
おあつらえ向きの風で楽しむ。欲を出してもう少し行こうとすると風が弱くなってきた。
山道具で間に合わせたジャイブプリベンダーでゆらゆらと帰る。なかなか具合良く働いているが,もう少し調整の必要がありそうだ。
こっち向きはセールの陰で寒い。
マリーナに帰って,しばらくキャビンの片付けをする。換気もしたいので開けっ放しだったが太陽が当たっていると寒くはない。桟橋から声がする。Imoさんがやってきた。帰りに家に寄れと。日本酒を頂いた。ありがとうございました。
2時間ぐらいすると,周囲のマストトップからカラカラ音が聞こえてきた。また風が出てきたようだ。堪え性のない僕はさっさと切り上げるのが得意だが,もう少し海にいればよかったなあ…
窓の外が薄暗い。また降ってきたようだ。海沿いは晴れているだろうとマリーナに向かった。
おあつらえ向きの風で楽しむ。欲を出してもう少し行こうとすると風が弱くなってきた。
山道具で間に合わせたジャイブプリベンダーでゆらゆらと帰る。なかなか具合良く働いているが,もう少し調整の必要がありそうだ。
こっち向きはセールの陰で寒い。
マリーナに帰って,しばらくキャビンの片付けをする。換気もしたいので開けっ放しだったが太陽が当たっていると寒くはない。桟橋から声がする。Imoさんがやってきた。帰りに家に寄れと。日本酒を頂いた。ありがとうございました。
2時間ぐらいすると,周囲のマストトップからカラカラ音が聞こえてきた。また風が出てきたようだ。堪え性のない僕はさっさと切り上げるのが得意だが,もう少し海にいればよかったなあ…
Thursday, February 02, 2012
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