Sunday, April 27, 2014

泉大津の帆走会でした。

昨日に引き続き今日も好天,港へと自転車を漕いでいると軽い向かい風。少しは期待できそうだ。新生Wingのホームポート忠岡港へは22km,小1時間もあれば着く。昼食を買うためにコンビニを探すが,港近くにはない。漁港の朝市で揚げたての天麩羅を買ったが,これは結構美味かった。
忠岡港からはオーナー入れて4人が乗船,さらに泉大津マリーナで3名が加わり,大所帯となった。


トップを走るのは実に気持ちがいい。

しばらくはこのままで余裕だとビールが開く。


第1マークまでタック無しで行けた。

第2マークまでは追手。
途中で少しスピンのトリムを任せられたが,あまりの微妙さに僕には無理ですというそぶりをしても誰も代ってくれない…


ゴキゲンのK氏。


第2マーク回航もうまく決まり,第3マークへも快調に進む。


ファーストフィニッシュ!

今回も学ぶこと多しでした。皆さんありがとうございました。

Saturday, April 26, 2014

言わんこっちゃない…

今年のGWは前半に3連休もなく,いつもの週末と変わりがない。
後半は遊ぶぞ!そのためには(5月)2日の夜にバタバタせずにすぐに出られるようにメンテが大事。

港に着くと,『over joyed』さんが出港の準備をしている。洲本泊らしい。
「来たらええやん。」
心が揺れたが,やっぱりメンテにしておこう。洲本でパンツ買うのも面倒だし…
さあ,メンテだと張り切っているところに,『浮浪雲』さんがやってきて,やっぱり洲本行き。
『風来坊』さんもやってきて直ぐに出港。FBを見ると,『風々』さんが「スナメリ見た」と書き込んでいる。

やっぱり出よう。いい風が吹いている。No.2をセットした。
関空橋を気持ちよく越えたところでヨットを発見した。よく見ると『風来坊』さんだ。VHFでコールをかけると,「もうちょっとで,赤いラピートが通過する」とのことで写真を撮るためにこの辺りをセーリングしているらしい。もう1艇は『風々』さんだった。僕もUターンして撮影に備えた。


やって来ました。格好いいですね。

『風来坊』さんと『風々』さんのVHFのやりとりを聞いていると,関空駅から戻ってくる赤いラピートを待つらしい。今度は反対側からのアングルでの撮影でしょうね。
風は相変わらずいい。僕はまたUターンし,少し南下してから90度方向を変えて,北西に進んだ。関空島を周るつもりだ。


関空島北西面は追手の風で観音開き。

北の黄色ブイを回る頃になると少し風が強くなってきた。


田尻のヨットですかね。

フルメインとNo.2では苦しい状況になってきた。メインを1ポイントリーフしたら舵を引くのも少しは楽になるだろうに,もう少しでホームポートだからとズルをした。
16時びったしに入港する予定だったが,距離と艇速を間違い,20分ほど早く着きすぎた。旧南海フェリー乗り場のあった大きな港内で時間をつぶす。


ずいぶん流されています。南寄りの風です。

今日は距離は少しだったけれど素晴らしいセーリングができた。
よく考えてみると関空島をエンジンの助けを借りずに一周したのは初めてだった。たいていどこかの1辺で追手の風があまりに弱くなったり,ゆるゆるの真上りだったりで,艇速が1ノット台に落ちることが多かった。2ノット台ならしのげるが1ノットとなるとしんどい。

で,肝腎のメンテナンスだが,ガバガバになった5mm穴に新たに6mmタップを立てて,板アイストラップを取り付けただけだった…セーリング中にやったので港では結局何もしなかったのだ…

Saturday, April 19, 2014

いつものように中途半端…

晴れているのにメンテンナンスだが,雨だと港に行く気もしないので仕方がない。けれど,外の作業がある時はやっぱり晴れているとやる気も増す。

この時期は,毎週のように朝掘り筍を買って,一旦家に戻り再度出かけて港に向かう。今日もリージョンセンターに出向くが,いつもとちがうのは『筍祭』を開催するとかで筍が並んでいないことだ。外で設置準備しているテントを覗くと,あった,あった,沢山の筍が籠に入っている。
「今日は9時から。」
とレジ打ちの人が言うが,農家のオッチャンの
「売ったりいな。」
の一言で決まった。今日もいい筍でした。


さっきのオッチャンが,「八重桜いらんかい?」と言うので買った。美しい。

ホームセンターに立ち寄る。5mmのネジ穴がオバカになったので6mmで作り直す。そのため6mmタップと6mmネジを購入。

満潮の港に着いた。乗り降りしやすいので楽だ。
『over joyed』さんが出港準備中だった。いい風が吹いているので急遽,家を出てきたそうだ。直ぐに出港。僕も出たかったが,帰ってからメンテナンスしようと出て行ってしまうと結局戻ってからは何もしないのが分かっているので,やっぱりメンテにする。
キャビンで道具箱をあさっていると,『風々』さんもやってきた。拙艇に招きしばらくコーヒータイム。それが終わったら『風々』さんもさっと出て行った。
『風来坊』さんもやってきて,会話する間もなく出港。
こんな日にメンテやっているのは僕だけになってしまった。


折れちまった!テーピング用のテープを巻いて応急処置すると骨折のようだった。

やりたかったメンテは2つ。それを終えたら13時近くになっていた。僕もここらで出よう…といつもの様に中途半端な作業になってしまった。少々乱雑なままのキャビンの片付けはお預けで…永久にやらないような気がしてきた。


追手で帰港していく『風来坊』艇と『風々』艇。14時までに入港する必要がある。

3時間ばかり,風まかせに漂う。もうウインドブレーカーは不要なほどのポカポカ陽気で,退屈な海面を見ているとついつい眠ってしまう。
夕暮れまで漂う予定だったが,風も弱くなってきたので16時に寄港した。


皆さんやっぱりお茶していました。ごちそうさま。

後片付けをしていると風が上がってきた。マストトップの風速計がビュンビュン回り出した。


いい風の中を『over joyed』艇が帰ってきました。

帰りに閉店間際の青空市場で【鰹】を買った!
【造り】と【たたき】にしよう。【造り】は辛子で食う。【たたき】にはしこたまにんにくスライスをぶっかけよう!

Sunday, April 13, 2014

夜光虫がきれい

風はほとんどなく,北東から少しだけ吹いているらしく,艇体がうまい具合に岸壁から離れている。どうりで静かな夜を過ごせたわけだ。
お休み前はあんなに煌々と光っていた月がぼーっと鈍い。ほんとうの朧月夜だ。
ピタリとも動かない海面にエンジン音だけが不釣り合いだった。不釣り合いといえばもう一つ,マリーナシティの灯りだ。自然を重視するのか,きらびやかな人口都市を快適とするのか…

古いエンジンYA-8は単調な音を繰り返し,調子がいいことを伝えている。こんな時はやっぱりエンジンさまさまで頼りになるのはこれしかない。

加太瀬戸は波もなく,つるんとしている。明るい時間帯なら漁船や遊漁船の動きに注意しないといけないが,この時刻では漁船も2隻しかいない。今まで気が付かなかったが,波を切った後が青白く光っている。スクリューの作り出す海水の流れはもっと多くの青白い光を放っている。


日の出の時刻を過ぎたはずだが,太陽が雲に隠れていて少々寒い。

結局ずーっと機走で帰ってきた。こんな時は走りながら片付けをしていく。


お知らせの通り,7時からアンカーロープのチェックのため潜水作業が始まっていた。お疲れ様です。ありがとうござます。


ハナの出迎え。ありがとう。
なでると顔をベロベロと舐めまわします。旅立つのを知っているのかな。さみしくなるなああ,長期クルーズ行ってらっしゃい。

さあ,朝掘り筍買いに行こう!

和歌浦漁港発 02:50
佐野漁港着  07:10

Saturday, April 12, 2014

一応,ラーメン紀行… 和歌浦漁港

春は筍,採れたてはこの時期だけ。いつものように和泉のリージョンセンターに行って購入する。9時からしか開かないが,7時には新鮮な野菜などを農家の人が届けにやってくる。バーコードは読まないが,レジの手打ちで対応してくれる。先週よりずいぶん安くなっている。


タラの芽がたっぷり。

お買い得のシールが貼られた筍その他を購入し,一旦家に戻ってから漁港に出かけた。10時に出港すれば友ヶ島水道の潮に乗れる。
天気図をどう見ても,そんなに降りそうな感じではなくなってきた。雨を気にして南下せずに垂水へ行こうかと迷ったが,初心貫徹,和歌山で中華そばだ。


潮に引っ張られるように,そして,クローズホールドで快適に走った。

加太瀬戸をスムーズに通過したが,その後,風が弱くなった。ワインがあっという間に空っぽになってしまう。先週のワインときたら飲むのに躊躇するほどの不味さで,今日はそんな不快感もない。穏やかな春の海を満喫した。

風は追手に変わり最後はセーリングを楽しませてくれる。海南沖には沢山のヨットが見える。岸壁には釣り客が並んでいる。冬とは違うなあ。
結局,帆走と機走半々で予定通り和歌浦に着いた。
アンカーを打つがするするっと海底を掻いてしまう。風の強さ,風向を予想しても岸壁に押さえつけられることはないだろうと,さっさと諦めて横付けにした。

昼飯は十分に食べたはずなのだが,予定通り2kmほど歩いて『丸三中華そば』店に向かう。
駐車場はいっぱい,店内も満席。後から後からどんどんお客さんがやってくる。


【特製大盛り麺硬め】,【早寿司】に【ゆでたまご】。写真を撮る前にチャーシューを沈めてしまった。うまし!

ヨットに戻り,昼寝。

19時に起きて,銭湯へ。銭湯へは5分。そこから次の中華そば屋へは2分。


『まる木中華そば』店。おとなしく普通のチャーシュー。

どちらの店もアルコールは置いていない。水を飲まないようにして喉を乾かし,ヨットでビール。

月と赤く火星が輝いている。岸壁にアメフラシとヒトデ。
おやすみなさい。

佐野漁港発  10:10
和歌浦漁港着 14:50

Sunday, April 06, 2014

復路はずっと帆走で

ゴーゴーと唸る風の音も寝袋に入ってしまうと気にならない。ジブハリのテンションが甘かったのでマストと干渉して少々うるさい。冷たい雨は止みそうにない。

漁船の引き波で目が覚めたのは5時前。ラジオをかけるが都合よく天気予報をやっているわけはない。もう一度寝よう。

飯を炊いて,賞味期限があとひと月に迫っている五目ちらし寿司の元をまぶして食べた。桜の花びらをトッピングする予定だったのだが,雨の中取りに行く気もしない。インスタントの赤だしは何年か前の冬山の残りの食料だ。わずかに味噌の香りがする。
少しだけお湯を沸かして食器に移し,箸で汚れをこそげ取る。このお湯を使いまわして,同様の作業をし,全ての食器を洗った気になっているのは冬山生活の癖が抜け切らないところだ。大きく違うのは,その洗い終わった湯を飲み干さないことだけで,山ではそれをやる。カレーやスープの味がするなまぬるいお湯を飲んだら食事が終わったことになる。


食ったら糞。漁船がたくさん出ている。

加太瀬戸の転流には早いが,午後からの天気が気になるので船を出す。風向きは思っていたとおりで,メインを揚げ,ジブを上げると,エンジンオフ。静かなセーリングが始まった。


やな雲だね。

4ノットから5ノット,徐々に艇速が増してきた。ずっと5ノット後半で乗れたから最高だ。気にしていた天気だが,ヨットの上だけ青空がある。一度だけ2,3滴の雨を感じたがなんとかもちこたえた。
最高に不味いワインを何とか飲めないものかと炭酸で割ってみたがやっぱりダメだ。
あったあった!まだ,酎ハイが残っていた。


ここを抜けると,ホームポート。

なんだか怪しげな雰囲気になってきた。残り1.5マイル,まだ帆走で行けるがエンジンオンにして帰港を急いだ。
片付けをしていると冷たい雨が降ってきた。
岸壁でお茶していたらしい『風来坊』さん,『浮浪雲』さんから電話が入った。僕の入港するのを見ていたが,雨が降ってきそうなので,敷地内の店に移動してコーヒータイムらしい。
やっぱり逃げ足は大事ですね。

加太港発  07:10
佐野漁港着 10:45

Saturday, April 05, 2014

海から花見 加太港

前夜に泊まって早朝に出る,行き先は方杭の予定だったが,天気が悪い。のんびり港を出て,加太で温泉に入ろう。

花見弁当をスーパーで仕入れて,おつまみ数品。この時期,そら豆は外せない。
♪テントの中でも月見はできる…は雪山賛歌だが,どうせ桜の木の下でやっても見ているのは食い物ばかりとごまかせばヨットの上でも(海上から)花見はできる。


桜の花が所々見える。酒もすすむ。

真上り,ずっとメインだけ揚げて機走だ。明日はアビームを期待している。


たった3時間の行程だが,着くとほっとする。


『ひいなの湯』から見た港。

淡嶋神社前の茶店で,ビールをやった。猫がたくさんいる。飲み始めたら桜のことなんかすっかり忘れてしまっているが,桜鯛の造りは食っておいた。

酒屋でビールと日本酒を買う。つまみを探していると,【ちょうした かばやき】を発見した。2つ購入。
予想通り雨が降り出した。風がビュンビュン唸っている。

佐野漁港発 11:10
加太港着  13:55

Thursday, April 03, 2014

年度始めの雑用

車を走らせていると,桜の花が満開で美しい。
外環から眺める大阪湾は海上から少し上の部分が黄色い春特有の光景だった。


港に出かける前に「もう筍出ているかな」と産直の市場に行くと,ある,ある。いいのを見つけて手にしたところに,農家の人がさらに掘りたてを持って来られた。

『浮浪雲』さんの車が駐車場にある。知っている車はそれだけか。今日はあんまり人が来ていないのかなあ?
岸壁に行くと数人いました。どうやらヨットで談話中のようでした。平日はめったに来ない僕の姿を見て,ちょっと皆さん不思議そう。


ハナがちょっとため気味に岸壁に乗り移りました。アイをじっと見守っているようです。

僕の下げてきた脚立兼梯子を見て,
「何するの?」
って感じでした。
前エンジンの僕の艇はプロペラがキール直後にあり,バウからでは藻が絡んでも処理できない。いつも横からクライミング用のテープアブミを垂らし,海中に潜って藻を外している。深い位置にあるプロペラは覗き込んだぐらいでは見えない。今まで積んでいた脚立では結局長さが足りなかった。これで,少しは除去作業が楽になりそうだ。ついでに6尺棒も買ってきて,先端に木ねじ等を埋め込んで,藻を絡めとることができるように細工した。

お茶を飲みながら作業をしていると,皆さん集まって来られた。長距離航海に出られる人もいて羨ましい限りだ。


ゴロンと気持ちよさそう。

さて,気になるのは週末の天気である…