Thursday, October 23, 2025

引き続き後片付け…

 秋晴れ,朝夕の冷え込みだけでなく日中も半袖というわけにはいかなくなった。
 バウスペースの整理をした。

 冷蔵庫はクルージング中も何度か開放して掃除と水抜きをした。もっと頻繁にやればよかったと反省。カゴを外して水分を吸い取る。乾くまで待ってから,キッチンアルコールで消毒をしておいた。しばらく出番はないだろう。

 予備のメインセールとジブを引っ張り出す。漏水はなかったようで乾いている。放置してから倉庫入り。

 メインセールを予備として積んでおいたのは,現セールが(去年)縦に裂け,修理したからだ。案の定,別の箇所が損傷した。少々くたびれてきた'19年新調の現セールよりもシャキッとしているかもしれない。
 
 ロープも整理した。

 今回いわゆる台風避泊はなかったので長いロープの出番はなかったが,長期出かける時にはやっぱり積んでおく必要があるかなあ。普段は下ろしておくか…

 iPadがいかれてからは海図表示としてメインに使っていたラップトップを持ち帰る。
 明日以降も続く…

Tuesday, October 21, 2025

ぼちぼちと後片付け

 何,スターターモーターが回らない…灯火類,ラジオ,メーター照明全てOKなんだけれどね〜仕方がないとJAFを呼ぶ。テスターを当てると10.0V,空にはなっていないようだ。半年ぶりだものねえ。再始動できるかどうかはやってみないと分からないが,1時間も走れば大丈夫だろうなあ…
 朝の通勤時間帯を外したのに結構混んでいる。港に着いたのは10時を回っていた。
 昨夕からの風は弱まる傾向はなく,風上北側バウ舫はぱんぱんに張っている。引き寄せにかなり力が要った。
 バウの両舷舫に海洋生物がどっさり付着し,重さも半端じゃない。手でなぞるだけでぼろぼろと落ちてくるので,すぐにロープの地肌が見えてきた。

 こんな貝もくっ付いていた。すぐに海中に戻したけれどね,なんという貝だろう。
 
 クルージング中にコインランドリーを探すのは面倒なので衣類をたくさん持って行ったが,ほとんど使い回していたので2/3は着用していない。北海道は寒いぞと聞いていたので,山用の下着や中間着を詰め込みすぎたのもある。

 120Lダッフルがぱんぱん,30Lザックは蓋が閉まらない。メッシュのショルダーバッグ50Lにもあふれている…

 明日は,バウロッカーの整理をしてシェイプアップを図るのだ…身体のそれは体重維持で問題なしだよ。

Monday, October 20, 2025

ホームポートの佐野漁港に 草壁港桟橋〜佐野漁港

 
 日付前に目が覚めた。何やら雨音…おかしいな予報ではそんなことはなかったのに。再び目が覚めたのは2時過ぎ。先ほどより強く降っている。4時に出ようと思っていたからそのまま起きていた。お天気サイトでは,4時に止む,6時に止むとばらばらだ。2時半頃に一度止んだ。雨の中支度をするのは気が重いので,このすきにメインセールのカバーを外すなどの作業をしてしまおう。再びポツリときた雨も3時半には上がっていた。スプリングを外し,ビニコンフェンダーを仕舞った。
 予定通り4時に出港,もう降られることはないだろう。
 
 内海湾は風もなくいたって平穏,播磨灘もそうあってほしいなぁ。

 マスト灯の横に明らかに他とは違う明るさの星が輝いている。はて,あれはなんだろう?その隣には僕にも分かるオリオン座…

 風向よし,取り敢えずジブを揚げた。

 マフィンが4個あったので残りのハムとチーズをはさんでおいた。

 いただきます。昨日の残りのちらし寿司を朝飯に食ったのに食い意地がはっている。

 おおっ!団子もあったのだ。

 鳴門の潮に後ろから押され,明石の潮に引っ張られ艇速に不満はない。

 来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに

 焼くや 藻塩(もしほ)の 身もこがれつつ


 明石海峡大橋をくぐった。

 佐野には15時台に着けるだろう。ほっとしたところで昼飯だ。

 残りのマフィンをぱくつく。

 出航時新品だった鶴岡は善寶寺の旗,もう少しで着きますからね。

 半分以下の大きさになっている。烏よけのフクちゃんは相変わらず元気でくるくる回っているよ。

 防波堤の上から手を振っているのは『海蓮』艇長だった。ありがとうございます。

 日本海を29年間往来(東北の震災前までは太平洋側も,さらに北海道も7周)した『東日流』艇長も出迎えにきてくれた。
 あれっ?聞いたことのある声が…田尻で一緒だった『きらりⅡ』艇長も!ビールの差し入れありがとうございます。

 舫に付着した海洋生物が半端じゃない。掃除は明日に回そう。

 北海道クルーズの〆はやっぱりこれでしょう。

 細かな片付けも明日にして駅前に急ぐ。

 大将,お元気そうで何よりです。

 今日だけ「禁」を解いた『sannaviki』艇長と乾杯,お疲れ様でした。ご馳走になりましたよ。

 あれれ,泉佐野駅(南海本線)から乗車したのにまだ泉佐野駅に停まっているじゃないか…とほほ,寝ちまって難波を折り返してしまったらしい…今日はカミさんのバースデイ,帰宅が午前様になってしまう,ごめんなさいね。

草壁港桟橋発 04:00
佐野漁港着  15:05(ログ取れず)

Sunday, October 19, 2025

おやまぁ吹いているね 在草壁港桟橋


 夜半時折ゴーゴーと風の音が聞こえる。波の打ち込みはないのでヨットは安定している。雨も降ったようだ。ハッチの隙間を狭くしておいたので船内に雨の被害はなかった。ここはいたって平穏,播磨灘はそうとう吹いているようだ。
 曇り空,ひんやりとした大気に長ズボンを着用したがすぐに脱いだ。まだまだ夏仕様の服が合っている。

 さて,沈殿日だ。朝からビールをやるのが正しい選択か…

 薄揚げ,さらにタマネギスライスに片栗粉をまぶして焼いた。これで野菜はおしまい。酢醤油で食っているとビールが足りなくなった。夜用に買い足しておく。

 今日もサン・オリーブ温泉で入浴。何かイベントでもあったのか,ロビーで開くのを待っている人がたくさんいた。
 昨日も気になっていた向こうに見える岩塔,やっぱりあれは拇指岳だね。

 今でも登っている人はいるのだろうか。楽しいクライミングした事を思い出した。あれからもう40年前も経っているのだ。

 湯上がりビール…

 酒飲み用惣菜が売っていなかったのでフライ物…トンカツ食いたいなぁ。ちらし寿司食いながらタクアンポリポリ,お味噌汁飲んで,ビールをグビグビ…しまりがないねぇ…

⛵️草壁港桟橋

Saturday, October 18, 2025

小豆島草壁へ 与島〜草壁港桟橋

 潮はまずまずか,風はいかんねぇ。吉田へ行くか草壁にするか…吉田にすると沿岸沿いに行けば翌日の風は問題ないだろう。草壁では上りがきつい。そうは言っても何度も読みが外れている。いい方に外れることを期待するかな〜

 空の青さだけは裏切らないだろう。

 ハムとチーズの消費に努める。

 このマフィンはヤマザキのだ。PASCOだと『イングリッシュマフィン』が商品名だが,こいつは『ロイヤルイングリッシュマフィン』。ヤマザキにはロイヤルが冠せられている商品が数多くあるね〜また,つまらない事を書いてしまった。

 潮と風がぶつかり合っている。予想された事だけれど4時間ぐらいはどんぶらこっこ状態だった。艇速3kt台に落ちると悲しくなるね。

 がら空きの桟橋に停めた。赤いパラソルさしたお姉さんが目印。毎度ありがとうございます。

 係留費を払いに『桟橋食堂』に。
 
 缶コーヒーをいただきました。ありがとうございます。

 うどん屋さんは14時に閉店,今は13時過ぎ,間に合う。

【冷やし醤油】いただきました。もちもち感がよろしいね。

 うどんを食ってからようやく到着ビールをやった。

 バスにすると入浴後の待ち時間が長い。サン・オリーブ温泉までは自転車で行ってもしれている。入浴料1,000円!高いと思ったが,JAF割で800円,まぁしゃあないか…
 う〜ん,なんだか(タイヤの)空気圧が低い。タイヤショップでエアを充填してもらった。ありがとうございます。
 風呂に行く前に入港してきたヨット(以下Hanseとする)は,外側の岸壁なので電源ケーブルが届かないようだ。桟橋に戻ってくると,食堂のお姉さん,役所の方,みなさんで何やら言いたそう…言わなくても分かっている。お安いご用です。こちらこそ出かける前に声をかけておけばよかったと反省。拙艇を海側にずらして,『Hanse』がもとの私の場所に移動した。

 風呂上がりのビールをやっていると『Hanse』艇長から差し入れ,さらに桟橋食堂のお姉さんからも。こちらこそ気を遣っていただきました。ありがたく頂戴いたします。

 前回ここに停泊した時に新しくするとか言っていたような気がする。

 この防舷材はいいですね。縦のやつは着岸時にフェンダーがはまりこんで引っ掛かることがままある。横に設置されているとそんな心配とは無縁だ。

『sannaviki』で晩飯。

 ビールにノンアルは変わらないなぁ。

 私の生もの消費にお手伝いいただきました。

 このでかい餃子,なかなかよろしいです。

 肉と茄子の味噌炒め。

 残りの生もの食材は,キャベツ,タマネギに薄揚げ。明日で全て食えるだろう。

与島発    06:30
草壁港桟橋着 12:30(27NM)

Friday, October 17, 2025

与島へ かみじまちょう・ゆげ海の駅〜与島

 丸一日真上りだろうなぁ。12kt以内だろうから,やっぱり出るか。

 メインセールの活躍時間は2時間もなかった。シバーを嫌い直ぐに下ろす。潮はそこそこ,5ktはキープできているので文句は言わない。

 ほんのわずかな時間だけジブを揚げた。ぎりぎりのクローズホールドなのでそれなりに艇速は上がったよ。

 このオレンジ,いいねぇ。ストームジブじゃなくても採用したいよ。

 10時まで朝飯を食うのを忘れていた。

 軽くてトーストした方が美味いね、めんどうだからやらないけど。

 後半3時間ほどは潮に味方された。風は弱くなったが真上りに変わりはない。

 がら空きの浮桟橋,波の打ち込みがいくらかましな奥に停めた。

 いや〜暑いねぇ。

 しまった!日本酒がカップ一杯ぶんしか残ってないじゃないか。瓶を破棄してくればよかったよ。

 14時半から『sannaviki』でやる。

 暗くなってから飲むより午後の早い時間に飲むのが一番だね〜

 何気に美味い『sannaviki』艇長のすき焼き風煮。飲み過ぎ注意だね。

 列車の音が聞こえる。結構な本数,そりゃそうだ,四国と本州(中国)を結ぶ鉄路はここしかないのだから。

(乾燥)岩海苔を使い切ってしまおう。

 土鍋で炊いた飯に敷き詰めて蒸らす。

 海苔の香りがいい。
 残食料の消費に精を出す夕食でした。

かみじまちょう・ゆげ海の駅発 06:15
与島浮桟橋着         13:10(35NM)

Thursday, October 16, 2025

弓削に着けました 中島(大浦)港〜かみじまちょう・ゆげ海の駅

 さきほどから漁船のエンジン音が聞こえる。時刻は2時過ぎ,外を見ると灯り煌々とポンツーン付け根に見える。入ってきたのか?それともそこにいた漁船もどきが出るのか?いずれにしろ出港体制を取っている。これはまずい,対岸から舫を張っているのだから。あわててフラッシュライトを点け大声で注意喚起する。
「どれや〜?こんなん大丈夫や…」と通過していった…
 後で『オリオン』艇長に聞くと,もしやと思って夜遅くにテンションを抜き沈めておいたそうだ。さすがは『オリオン』艇長!危機管理能力が抜きん出ている。
『オリオン』艇長とはここでお別れ,富来で合流して以来,毎日楽しい日々を過ごすことができました。大阪湾なんちゃってヨット乗りの僕は長期間出ることはほとんどない。舫の取り方,コース取り,泊地での人との付き合い,観光…書き出せないぐらい多くの事を学びました。またどこかの泊地でお会いすることを楽しみにしております。ありがとうございました。

 午後から風が上る。潮との睨めっこだが,12時ぐらいには鼻栗瀬戸に入ることができるだろう。大下瀬戸を見やり東進する。

 ひらひらとやっきたのはこの子。

 エンジンの振動で微妙に揺れている。あちこち探し回った挙句,ここではダメだとばかりにまたひらひらと去っていった。

 ホタルガというのかな,お元気で…

 大三島大橋をくぐった。
 
 ようやく役所が見えてきた。
 でかいカタマランが2艇,奥にはモノハル艇も停まっている,すべて外国船籍。紺色フラッグの上片隅にはユニオンジャックだから,はてどこだろうね。

 この後で,前に移動しましたよ。(奥にもう1艇デカいのが入ってくるらしい)。

 係留費を払いに行く。

 ついでにシャワー。建物は17:15に閉まるが,シャワーは24時間使えてありがたいね。ゴミ袋を30円で購入した。これも助かりますね。

 シャワーを浴びてすっきりしたのでようやく到着ビールをやった。

 軽油20Lだけ購入,台車を貸してくれるのでストレスなし。残量120Lだから,ホームポートまで補給なしで帰ることができるだろう。
 次の泊地は何もない与島を予定している。買い出しをしておこう。

 山崎のマフィンは初めて買う。消費期限がパスコの倍(以上)あるのね…

 迷わず外食。『上島町ゆげ海の駅舎ふらっと』のお兄さん,バイト以外の営業もたいしたものだ。
「夜はどこかで食べますか?」
「う〜ん、外食なら『ととや』かなぁ…」
「僕,そこにいますから…」

 入ります…

 生大ですぞ。

 砂肝にスジ,たまらんねぇ。

 これで一人前の鯖寿司。
「多かったらお持ち帰りパックに詰めますよ〜」
 完食,ごちそうさまでした。

 明るいけれど静か。
 日本人は(おそらく)私と『sannaviki』艇長にだけかなぁ…

中島(大浦)港発      06:20
かみじまちよう・ゆげ海の駅 14:00(35NM)