Monday, April 07, 2025

回航終えました

 遅かった桜の開花もようやく満開,今朝は放射冷却であるが午後には気温が上がる。夕方には路面に花びらが貼り付くかもしれない。

 やっぱり春は桜だね。

 JRきのくに線の車中で『sannaviki』艇長を発見,海南駅よりバスで10分,マリーナ口に着く。

 よい子にしていましたね。

 船体異常なし,エンジンも軽くかかった。

 ずっと真上りの強い風だったのに,今日はさっぱりだ。北流開始時刻に加太瀬戸にはいれたのでよしとする。

 小島沖から望む。谷沿いの桜が美しい。

 のんびり走って16時過ぎに到着。『LEIA』艇長が出迎えてくれました。ありがとうございます。
 舫に手間取り,作業を終えたのは17時を過ぎていた。
 さあ,飲みに行くぞと意気込む僕たちを天下茶屋まで『LEIA』艇長が送ってくれる。何軒かの行きつけの店は満席,新規開拓するしかない。

 生ビール,日本酒,酎ハイ…

和歌山マリーナシティ発 10:20
佐野漁港着       16:20

Saturday, April 05, 2025

いろいろとやることがある

  先日の上架で5トンという重量が判明したので,ちょっとは軽くしないとなあと下ろせる荷を考えた。

 ロープは何本あっても必要な時は必要,寄港地で台風対策をする時には余計な心配をしたくないのが本音だ。それでも持ち過ぎだと感じた11mm×60m,14mm×45mの2本を倉庫入りにした。
 
 Pendulum Sheet Linesに使っているVクリートが摩耗で滑る。カムクリートが欲しい。

 両舷からこのように引いている。
 
 カムクリートを手に入れた。

 ティラーの貫通穴を使ってボルトで板を設置し,そこにカムクリートを取り付ければ,余計な穴を開けなくてすむ。ステンレスプレートが欲しいところだが,以前,『琉』艇長からいただいたこの木材なら丈夫そうだ。
 ラインは,手前にアイを取り付けてカムクリートに90°リードすればいいかな。

Friday, April 04, 2025

和歌山マリーナシティに着けました(日和佐港〜和歌山マリーナシティ)

 昨日着いた頃にはゴーゴーと風の唸りが聞こえていたが,今朝は静寂そのもの,一気に帰ることができそうだ。

 いい朝を迎えた。

 昨日白波に覆われていた海域もこの通り…

 伊島が近づくに連れてかなり吹き出した。なかなか伊島〜日ノ御埼ラインを越えられないと情報を得ようとiPhoneを見ると『胤』艇長から電話が入っている,湯浅広港に入るらしい。ご安航を。
 抜けると幾分風は収まってきたが,まだまだ白波の天下だで,ここ数年で1番の塩まみれだ。加太瀬戸(友ヶ島水道)は昼から20時までマイナス表示(南流)で明るい内には到達できないだろう。途中で泊まるならマリーナシティがいい。そちらを目指すとジブが展開できる。3〜4kt台から一気に6ktとご機嫌な艇速が確保できた。

 お疲れ様です。
『sannaviki』艇長は明日5日は講演会(日本山岳会京都支部でやるらしい),私も所用があり,再開は7日(月)となった。

 バスでJR和歌山駅に行ったのには理由がある。ここに寄らないわけには…

日和佐港発       06:40
和歌山マリーナシティ着 15:30

Thursday, April 03, 2025

日和佐港へ(佐喜浜港〜日和佐港)

 ジブを出せない真上りがずっと続いている。

 天気はいい…風が…とりあえず伊島を目指すが,近づくに連れ白波のオンパレード。日和佐沖〜伊島間の風は,今と明日の朝ではどちらが強い?明日の方がまだましかとあっさりと日和佐に変更した。
 
 奥よりここが断然(水が)きれいだ。

 係船リングが岩壁の外に出ているので舫が取りやすい。
 
 またもや買い過ぎの食料を消化しないといけない…

 決して飲兵衛なわけではありません。
 
 見回り猫たちがやってきた。

 すみません,停泊させていただきます。

 一息ついたら風呂に出かける。4月の第2週から定休日が火・金となるようで次回の入港時には忘れないようにしておこう。

 知らないうちにデッキにいた。あの時の子が大きくなったのかね。

佐喜浜港発 06:30
日和佐港着 11:30

Wednesday, April 02, 2025

雨とエンジントラブルで連泊 在佐喜浜港

 何,エンジンがうんともすんとも言わない…いや,電源スイッチを入れてもピー音も鳴らないしチャージランプも点かない。まあ,雨だし,この気温だし,連泊に躊躇はない。原因を探る時間もたっぷりとある。

 街でもぶらつこう。
 おっ,あの店が開いている(2019年に『sannaviki』のメンテナンスの手伝いに甲浦から夜須へ自転車で移動した時には臨時休業中だった)。挨拶をすると「大阪の人ですね。」と覚えていてれた。ここで飲んだのは18年も前のことなのに。「夕方来ます。」と言っておく。

 津波の避難塔がここにもある。
 
 港から一番近い食料品店は歩いて3分だ。

 初めてマンボウを食ったのは2010年に四国を回った時に寄港した室津港だった。ついつい買ってしまう。

 エンジントラブルも解消した。水揚げ場を覗いてから『みかど』に行こう。

 でかい鰆,箱詰め中。

 女将さんと乾杯。
 少ししてからお遍路中の男性も入店。話が弾んだ。


 アテには困らない。

 何だか忘れたがすごく美味い。

 とても二人前の量じゃないですね。

 黙っていてもマンボウが出てきた。

 卵丼で〆。ごちそうさまでした。

⛵️佐喜浜港

Tuesday, April 01, 2025

佐喜浜港へ(吉川ポートマリーナ〜佐喜浜港)

 何だか知らないけれど,酔いに任せてスーパーで弁当を買っていたらしい。

 賞味期限,そんなことはお構いなしだったが,以前2度翌日に回した弁当に当たったことがある。オーバーナイトの予定で晩飯にしようかと思ったが,やっぱり朝飯にしよう。僕でも学習するのだよ。

 フルメインにハーフジブで室戸岬を目指す。

 天気はイマイチ,それに寒い。冬用のインナーを着用してちょうどだった。

 おや,ショウリョウバッタが…

 洋上で追い払うことはできない。港で上陸できるといいなあ。

 真上り,室戸岬沖をできるだけ南下してタックすればうまくいくかな…

 風は陸地に沿って吹いてくる。岬を回ったって状況は変わるわけないのに淡い期待を抱いていたが,脆くも崩れ去ってしまった。

 帆走のオーバーナイトは楽しいが機帆走ではねえ…中断する理由を探し出したらおしまいだ。

 佐喜浜港へ。水揚げ場にいた漁師さんが取り敢えずは奥の漁船に横抱きしてから漁協に連絡すればと助言してくれる。漁協の職員さんが出てきて,ここがいいよと案内してくれた。助かりました,ありがとうございます。この港に泊めたのは18年前のこと,当時は漁船がたくさんあり,係留場所を探すのにちょっと苦労した。今ではその漁船の数も減ったようでヨットの停泊も問題ないとのこと。連絡だけしてくださいねという話だった。

 雨が降り出した。

 オーバーナイト用に買った食料がたんまりある。外飲みしている場合じゃないね。

吉川ポートマリーナ発 06:30
佐喜浜港着      16:30 

Monday, March 31, 2025

回航の手伝いに高知入りしました

 久しぶりの陸路高知入り,まだまだ冬装束が必要なので荷は重い。自転車で行くのは止めて,安易な交通手段を取った。かといって新幹線なんぞを利用してはせわしすぎる,在来線を乗り継いで向かおう。

 岡山駅〜後免駅間だけは特急の世話になってしまった…ので早速やり始めた。

 後免駅からは土佐くろしお鉄道でのいち駅まで。

 ここで下車。

『sannaviki』艇長と当然やる。

 明日からよろしくお願いします。

Saturday, March 29, 2025

回航後は飲まんとね

 昨日までの陽気とは一転,真冬並みの寒気が戻ってくるとの予報に冬装束でやってきたが,何のことはない,少しオーバーな情報だった。
 8時からほぼ1時間に1艇の間隔で下架とのことだ。拙艇は3番目で9時45分と聞いている。大潮の最大干潮が13時,上架時より10cmは下がる,オンザスラッジがないことを願いたい…

 港内では上りの風,出ればブロードリーチで快走のはずだった。なんだなんだ真上りっぽい…岸ベタに行くとなんとかなる。途中でフルセールにしたがほんのつかまのだった。ジブを収納し,ひたすら機帆走に徹する。
 佐野漁港到着は13時前,出入港漁船優先時間が始まる13時半に間に合ってよかった。往路5時間,復路3時間,やっぱり船底,プロペラがきれいだとこうも違うものなのね。

 バルブの締め付けが弱かったのか指でなぞると水がつく。1時間前に港に着いた『Wiz of Oz』艇長はもう片付けが終わったらしい。バルブの増し締めを手伝っていただく。ありがとうございました。
 15時過ぎに『Bonanza II』が帰港。16時過ぎに港を後にした。駅への途中,商店街に移転した『こうたや』を覗く。まだ準備中であったが「また寄りますね。」と大将に挨拶だけをして駅へと急ぐ。泉佐野駅から堺駅へ,そこからシャトルバスで堺東へと繰り出す頃には喉の渇きは限界で,赤星のマークだけが頭の中でちらついていた。
 立ち飲みがよろしいようで…

「今日(ヨットを)下ろしたんか?」
 そう,前回ここに来たのは上架した時だったのだ。覚えていてくれてありがとうございます。

Wednesday, March 26, 2025

クリアーとはほど遠い…

 ドジャーの全面ガラスは左舷側が割れたままで,応急処置だと称して透明テープを外と内の両側に貼っていたがみっともないぐらいに劣化,剥がれてしまっている。そもそも応急なのにもう4年間もそのままにしているという怠惰さだ。割れた原因は分からないが,オデコが少々痛かったのでおそらく僕の頭突きに違いない。
 側面のビニールっぽい窓もくすんでしまっている。何度か磨いてそれなりにクリアな視界を取り戻したのだが,すぐにぼやけてしまうのだ。
 マイクロファイバークロスにクリーナをつけて磨いてみた。シャツ1枚で作業するのにちょうどいいぐらいの気温,いや気温は高かったのだが,適度な風が涼感を呼んだ。

 コンパニオンウエイに座って左右の差を比べる。右は幾分きれいにはなったか…これよりいくら磨いてもさっぱり透明感が増してこないのは,今までやったことと変わりがなくて悲しい限りだね。

Tuesday, March 25, 2025

プロペラ塗装終えたよ

 ベランダ側は杉林で,風の強い火なんぞは煙のように花粉が飛ぶのが見える。外階段を降りて行く途中が黄色いのはそのせいだ。金剛山系は霞んでいる。ラジオの気象予報では,花粉に加え黄砂が飛来すると言う,嫌な季節だね〜
 今日はプロペラを仕上げる。
 プライマーは2度塗り,主液塗りまでの乾燥時間は今日の気温だと4時間もあれば十分だろう。その間に『Bonanza II』艇長と昼飯に出かけた。

 ちゃんぽんを食うぞと入ったのに唐揚げ定食にしたのは,隣席の人が実に美味そうにそれを食っていたからだ。

 4時間経ったので主液を塗る。2度塗りまでの時間は,くすんだ窓をクリーニングする。雨漏り防止で貼っていたダクトテープの糊が100均シール除去剤ではなかなか拭き取れない。ペラはどうだとハシゴを降りて軽く触れるがニチャニチャしている。1時間もすれば乾くと思っていたのだがなあ。窓クリーニングをさらに続行する。
 2時間後,ようやく乾いたか…ハケの跡に粒ができる…あちゃーまだ粘っこいがな。
 
 なんとか塗り終えた。
 
 明日は窓をクリアにするぞ…

Sunday, March 23, 2025

デッキを洗浄したよ

 朝7時に開くパン屋さんに一番乗り。

 焼きたてパンが美味い。初めて見たドリンク缶なので買ってみた。最後に米粒が残るが,いやしく啜ると空になった。

 ウインドベーンの錆び取りの続きをやる。少しは光ってきたか。ボルトナットのガタ付きもなし。
 トイレの給水スルハルには海洋生物が詰まっていたので除去した。バルブからボールまでのホースを調べてみる。『Wiz of Oz』艇長にお手伝いいただき,下から強制的に水を注入してみると水が溢れ出てきたのでその部分は問題なし。ホースを付け直し,電動スイッチを入れる。ボール上部から回り落ちてくる水の量が少ないと感じる。モーターからボール上部へのホースの詰まりも考えられるが,それよりモーターの損傷だと『Wiz of Oz』艇長,『Bonanza II』艇長の見立て。まあ,交換だとしても電動トイレは要らない。クッスンクッスンと押したり引いたりする手動式がいいなあ。
 11時半,早めに昼食が混まなくていい。
 このところ昼はずっとうどんばかりだったので蕎麦屋へ直行。

 更科でしたよ。

 コクピットをケルヒャーで洗浄する。水飛沫がかかって爽快。上架した時はカッパ着てやっていたのにね。ティラーもハンドレールもきれいになった。
 夏モードの服装でちょうどの陽気。

 バックシャン…

 佐野漁港の倉庫整理に行く。小1時間で終了。要らない物はどんどん廃棄してこう。

Saturday, March 22, 2025

船底塗装を終えました

 来週の木金は天気がよくないらしい。下架はその土曜日,ぎりぎりまで船底塗装はしたくなかったが,今日のこの天気,さっさとやってしまおうと言う気になってきた。
 土曜日は道も空いていて80分かかる道程が45分とは驚きで,まだ,港には誰も来ていない。
 そそくさと準備を始める。幅広のマスキングテープはうまく貼れない,そりゃそうだ,円柱に巻くわけではないのだからうまくいかなくて当然,だが,僚艇のそれを見ると皺なく貼れている,やっぱり僕が下手なだけか。

 1回塗り終えた。ビールを飲み出したら,続きは明日でもいいけれどなんて思ってしまうね〜後からやってきた『Wiz of Oz』艇長としばし休憩。夕方にうまい酒を飲むために作業を続行する。

 2回塗り終えた。7年前に全面剥離したのに随分凸凹してきた。去年の方がはるかに塗りやすかったのだ。

 近くの銭湯へ。

 露天風呂は海水を引っ張ってきた塩湯ですね。

 昼は暑かった。ビールをガブガブややり,続いてチャミスルもぐいぐいといく。串焼き,焼き鳥,ホルモン焼き…なんでもござれだ。

 コロッケ3種盛りなんて,当然頼む。味覚がお子様な僕はフライものには目がない。ほれ見ろ写真を撮る前にかぶりつく始末だ。かけるのはウスターソースに決まっておる,いや,ソースをかけるのではない,ソースにフライを漬けるぐらいがいいのだ。続いてミンチカツも注文したのは内緒だ。おでんだって(学生の頃は),カラシの中におでんをぶっ込んでいたのだった…また余計なことを書いてしまった。
「俺は飯食いながら酒飲める」
と『Wiz of Oz』艇長はキムチ焼き飯だったかホルモン焼き飯だったかを頬張りながら,酎ハイをぐいっとやっている。

 負けじとホルモン焼きそばで対抗したのは言うまでもない…

 おやすみなさい…

Thursday, March 20, 2025

サビ猫がいたので錆び取りした

 ホースの硬化がなんとなく気になったので…

 タケノコ外径を測る。圧はかからないからこのタイプは大袈裟じゃないのかな,付け替えようか…

 ウインドベーンの点検,ナットの緩みもうそうだが,スターン取り付けボルト付近の錆が気になる。先ほどサビちゃんを見たので,やらねばならぬと俄然意欲が湧いてきた。

 ネジザウルスリキッドをかけると紫色の汁が垂れてくる。さらに歯ブラシで擦る。パイプにも点々とぼやけた茶色いシミのようなものがあるので,ピカールで磨いた。

 立尾さんがやってきた。なんと,
「開けているから(ヨットを)自由に見ていいよ。」
そう,見せてくださいとはなかなか言えないことだけにありがたく好意に甘える。これで二度目の単独無寄港世界一周したんだと思いながら見るのがいい。(いい意味での)キャビンの狭さが最高に心地よかった。ありがとうございました。

 3日連続昼食はうどん。玉子丼とのセットがいかにも大阪ですね。

 ひょっこりと『Wiz of Oz』艇長がやってきた。塗装の下準備のようだ。今週末は晴れ,ペインティング日和だね。