なんだか寝苦しい夜だった。
日が昇る前の涼しい時間帯に出ようと3時過ぎから用意をする。そうそう航海灯を点けないとね〜なんてスイッチパネルのコンビとアンカーライトをオンにする…頭上は光っているのにバウが暗いままだ。とりあえずヒューズが切れていないか調べるが問題なし。ライトの上に設置してあるステップを外し上蓋を開ける。球はちゃんと入っている。キャビンに戻ってスイッチをオン,やっぱり点かない。球を押し込むと点灯したのでどうやらその部分の接触不良らしい。3月の定期検査時は異常なしだった。クルージングに出かける前には必ずチェックするようにしているのに今回は忘れてしまっていたのだ。球の底との接点を磨くと大抵は回復するはずだ。鈍かった部分が少しは金属本来の輝きを取り戻してきたのでもう大丈夫だろう…いや,点かない,あかんがな。
とにかく出よう。
暑いあつい佐野漁港に帰ってきました。
汗をかきながらの後片付けが終わったら両色灯を生き返らせよう。
押し付けると点灯したのだからそこにハンダを盛ればなんとかなるかもしれない。1月に『美翔』艇長がアンカーライトが点かない時にやってくれたことを思い出した。岸壁から電源を取りハンダゴテをあたためる。接点の具合を見ようとラジオペンチで押すとグニャッ,あら嫌だ,裂けてしまったよ。作業は中止。
もう7年も前になるか,小笠原の往路でも点灯しなくなって急遽予備の緑・赤灯を設置したことを思い出した。


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