Monday, September 21, 2015

居心地の良い港 湯浅広港

 朝方は風が弱かったが,湾口を出てしばらくすると吹いてきた。上りを避けたいので行き先を田辺方面にした。それは初日に引き続き快適なセーリングを約束している。


この瞬間をいつでも待っている。

 延々東,東,東へのセーリング。ほどよいヒールと太陽が帆走の楽しさを倍増させる。7ノット後半で進む。
 田辺まで行けばタックして日の岬を目指せるはずだが…試しにタックしてみた。航跡を確認すると元来た航跡をたどっている。こんなピストン運動をしていては永久に港には着けない。これより田辺方向に行くのはむだだ。泣く泣く舵を左に切り,ジブは効かなくてもメインは,はためかないように進む。低速ときたら4ノット以下。

 我慢がまんで湯浅湾に入り,最後はセーリング。

 昨夜痛めた左足小指はおそらく骨折だろう。風呂までは遠いが,かばいながら歩いて行く。先週利用した銭湯に着いたのが15時半。お風呂が開くのは16時。30分を待てない僕たちはすぐそばのスーパーで明日の食材を買う。今日は地元の居酒屋で飲む予定だ。

『IZUMI』さんから聞いていた『はたよ食堂』へ行く。実は昼からひっきりなしにお客さんが来て,夜の仕込みのために店を閉める直前に,僕からの「空いてますか?」の電話を受け,開けておいてくれたのだ。
 瓶ビールを8本,おでんにどて焼き,とんかつ。やや満腹。


なかなか渋いですよ。

 店の主の会話が楽しい。80年継ぎ足しのおでんダシのフレースが繰り返される。
 ここで貴重な銭湯の情報を得た。港からほど近い所にもう1軒あるらしい。


入浴料100円。定休日は3,13,23日。営業時間は15:30〜21:00。

 さて,明日はどこへ行こう。

日和佐港発 04:40
湯浅広港着 14:30

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