Saturday, June 03, 2017

帆船『みらいへ』

 帆船『みらいへ』が神戸から淡路島洲本方面へ向かう。職場の同僚が2名乗船しているので,海からの挨拶に出かけた。

 メンテナンスから開放されて,朝のいい風でセーリングを楽しむ予定だったが,昨晩の深酒のせいで起床が遅れた。港に着いたのは7時を過ぎている。何という体たらく…
 準備をしていると『風来坊』さんが,元気な声でやってきた。僕と同様に朝のいい風を楽しむらしい。今日は港のメンバーは数艇で洲本に行くとのことだ。僕は明日は欠かせない用事があるので,『みらいへ』の追っかけに終止するつもりだ。

 BoatBeacon(アプリ)でチェックを入れながら,ヨットを走らせる。10時半になってようやく『みらいへ』が動き出したようだ。
 少しだけ北進して,Vターン。淡路島沿いに南下すれば,何処かでクロスするだろう。

 13時前にようやく僕のお勤め,即ち,同僚二人を励ます,を終え泉佐野に帰る。
 ところがおっとどっこい風は真上り,さっぱり艇速が上がらない。つぎはベタベタの凪。エンジンの音が軽やかなのだけが心の支えだ。

 16時が漁船優先タイムの解除時刻で,僕はちょうど港の入口にいた。1艇その時間を見計らったかのように出ていった。

 バースでは『over joyed』さんが木造艇のメンテナンスを楽しんでいる。隣の『Bonanza II』君の姿が見えない。昼寝だろうか?

 いつものようにエンジンルームの点検をし,キャビンの片付けをしていると,『Bonanza II』君の声がした。『LEIA』艇に乗っていたらしい。これが先程,僕と入れ替えに出ていったヨットだったのだ。

 来週は久々に泊まりに出かけたいなあ。

佐野漁港発 08:30
佐野漁港着 16:20

『風来坊』さんから73chで連絡が入る。関空橋を越えて,洲本に向かうらしい。先行するのは『東日流』艇。僕は神戸港に舳先を向けた。しばらくはいい風を楽しもう。

少しの間だけだったが,快適なセーリング。より風を感じられる方向へ進んだ。

遠望していて,ずっとそれだと思っていたが,ここまで近づくと果たしてそうであった。馬鹿なことに先代の白い船体をイメージしてしまっていたために見落としていた。そう紺碧の船体だった。

後ろに回ってゆっくりと近づいて行った。

ようやく職場の同僚が気が付いたらしい。手を振って応える。お仕事お疲れ様です。

今日もいい仕事をしてくれました,クライミングギア。

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