Sunday, May 30, 2010

初めての艇に乗る

Win艇のTad氏に誘われて,乗り込む予定だったが,氏と共にGil艇に乗せていただいた。


セールが美しいです。


途中弱くなりましたが,最後まで常に風があったので楽しめました。


我慢した後の生ビールは最高でした。

Saturday, May 29, 2010

きらり艇で津名へ 津名港浮桟橋

Kir艇のMat氏からメールでお誘いがあり,8時過ぎに田尻を出て津名(淡路島)へ向かう。
6月の第2週にクラブのクルージングがあるが,あいにく二人とも仕事が入っていて参加できない。せめてもの罪滅ぼしに泊地・食い物屋を下見しておくことにした。

Kir艇はAH24で,僕としては乗ってみたかった艇だけになかなか楽しいセーリングとなった。
軽く風が吹いている状態で,潮の加減もあるだろうが,5knot台がスッと出る。6〜7knot台をキープして進む。ティラーも軽く,エイヤッと抵抗ばかり増すような舵取りはほとんど必要ない。
最後まで上手く行かないのはいつものことで,半分を過ぎたあたりから風が弱まり,機帆走に換える。帰りは全く悲惨な凪状態が続き,ガソリン消費に精を出した。


潜水艦が友が島水道から神戸方面へ向かっていった。


津名ハイツ入り口にて。私の年代には懐かしい名前だ。


ここの日替わり定食が安そうだ。あいにく別の店で食べてしまったので,味は分からない。4軒ほど店を訪ね,情報を仕入れた。


おばあちゃんが元気でやっている魚屋を見つけた。


ほんとはこんな店が好きなのだが…入っていないので味は分からない。

Sunday, May 23, 2010

本年度最初の田尻のレースでした

レース後のBeerを気兼ねなく飲む為にはやっぱり電車でマリーナに向かうのがよろしいようです。

天下茶屋で西洋人が関空行きの電車について尋ねる。
ダイレクトは10分後のスーパーエキスプレスだがマスペイ500YENだ。乗換ロスはあるが安い方を教えて,僕も時間があることだし付き合うことにした。
昨夜の宿を尋ねるとshinimamiyaとほぼ予想通りの返事。特急を薦めなかったのは正解だった。旅行者にとって格安の宿を確保することは最重要課題だ。ちょいとおきれいな宿に泊まって旅の本質に気付かない日本の若者が妙に薄っぺらく感じられる。
泉佐野駅で乗換を見届け,マリーナに向かった。離陸時にはヨットレースも佳境であることを付け加えて。


うけてもうけなくても,一人笑いのギャグを飛ばすAo氏。


「お客さん」をたくさん乗せたヤマハ30S。Y村さんお疲れさんです。

バーベキュー後,田尻町の子供会役員の方が来られて,「海の日体験セーリング」の打ち合わせをする。皆さん休日なのにご苦労様です。

Saturday, May 22, 2010

たまにはデッキで

10時より,ヨットクラブの打ち合わせ。
気分のいいウッドデッキで,6月の月例クルージング,安全講習会,7月の海の日体験クルージングなどなど…

『川佳』で【日替わり定食】を食って,Air艇NakさんにGW中の四国クルージングの話を聞いた。宇和島と高知には是非僕も夏のクルージングで立ち寄りたい。
その後,Ariさんと拙艇で少し走る。最初は弱かったが,8〜12knotと気持ちよい風が吹いてきた。関空島手前の黄色ブイを時計・反時計回りで2度回る。Kir艇Matさんも気持ちよさそうにセーリング。
マリーナに戻ると,BS艇Nakさんがちょうど船底掃除を終えたところだった。お疲れさんです。

Tuesday, May 18, 2010

なんかついとる

傷口に黒いもんがついとる。よー見たら縫うた時の糸や。まだ残っとったわ。
毛抜きで取る。350円の治療費とはいえ,それはなんぼなんでも荒治療やおまへんか。

Sunday, May 16, 2010

指のリハビリ…

昨日抜糸した指はまだ痺れたままだ。痺れは動かさんと取れんとチャリとヨットでリハビリだ。


田尻の日曜朝市で買ったスルメはなんと百円。コクピットのロッカーに入れ,シガミながらセーリングに精を出す。Beerよりお茶がよろしいようで…

そう言えば,道のりを正確に測ったことはなかった。GPSをくっつけて帰る。
ヨットに乗る前は,Back Country Skiingやサイクリングの時によく使っていた。

片道32km弱,行きは90分,帰りは120分。チンタラこいでるからこんなもんだ。
帰路は,海抜0mから自宅まで300m登らないといけない。

Saturday, May 15, 2010

抜糸です

4日に怪我。
5日に縫合。
何度か消毒の為通院。
本日ようやく抜糸。
やれやれです。

Saturday, May 08, 2010

怪我,その後

病院に行く。
先日の救急医から2,3日中に再診を受けるように言われていたからだ。
「おや,随分出血したんですね。」

次回は,来週の月曜日に行く予定。なかなか大変です。

治療後,マリーナに出向く。片付け忘れていたものがあるし,干したままになっている物もある。昨日の雨で濡れてしまったが,この陽気ではもう乾いているだろう。
連休前からクルージングに出かけていた人たちもたくさん来ていて,みんなメンテナンス中だ。
今日は水もきれいで,ちょうど光線の具合もよかったのか,底まではっきりと見える。ビジターバースのテトラポット側が浅くなっている部分もはっきりと見える。

皆さんに挨拶をしてから,自艇のメンテナンスをした。
追っ手の風の時にブームがジャイブするのが怖いので,色々と考えた。
ジャイブプリベンダーなるものが市販されているが,高価で手が出ない。手持ちの山のGEARを並べてしばし思案する。ディッセンダーは色々な種類のものを持っているが,やはり8環かな。しかし,ロープをセットしてからでないとカラビナなりブームなりに取り付けることができない点が不便だ(摩擦軽減のためのいわゆるチョイ掛けは論外)。ソロクライムに使ったことのあるサイレントパートナーもなかなか良さそうだ。が,8環と同じ理由でこれも却下。
でも,シンプルが一番良い。結局,ブーム下部にカラビナを装着できるように金具を取り付けた。左右ガンネルからロープを引っ張ってきて,ハーフマストノットでブレーキをかければいい。これだと環付カラビナ一丁を使用するだけだ…効果は実際に使ってみないと分からない…


ブレーキ効果を変化させることができるファモウ。古い山屋なら使ったことはあるでしょう。

Wednesday, May 05, 2010

で,怪我ですが…

休日医療の病院で治療した。
腱には異常があまりなさそうだったが,傷は骨まで達している。
今回の航海もいろいろと学ぶこと多し。

Tuesday, May 04, 2010

潜りました…(日高沖)

 沼島に『Wing』が行っているはずだ。
 日御碕を越えると,沼島方面へは風向きもちょうどいいはずだ。
 風が弱く,ホンダワラが漂っているところが多い。日高沖は特に多かった。行きの際は,潮に乗ったので7knot台を出していたが,風の弱い今日はそうはいかない。艇速が落ちると時折,逆方向に船を向けて,艇速が確保できればペラに異常なしと判断した。
 ところがどうもおかしい。4knotがせいぜいだ。逆転をかけてもあまり解消しない。油断してホンダワラをかわすのを怠けたせいか…
 シャフトが妙な振動を起こしだした。どうやらつかまったらしい。ラダーにも絡み付いている。そのうち,ガツンときた。2knotだ。エンジン停止。
 水中カメラで覗くが,明るいのでモニターでよく確認できない。潜る用意をする。
スノーケル,水中眼鏡,シューズ。 ガンネルに(山用の)アブミを垂らした。登りやすいように2箇所。さらに一つのアブミにもう一つ連結して長くする。計3セットだ。
 アブミが流れている。ジブを揚げ,ヒーブツー状態にすると落ち着いた。
舫ロープで身体をビレイし,確認のためアブミを降りていくと,ペラが見えないだんごの藻…
 落とさないようにナイフのビレイを取り,息を吸い込んで再度潜る。ヤマハ25MKIIのプロペラは深い位置にある。案じたわりにはあっさりと到達し,邪魔なものを切り取った。
 いやープロペラと船体,ホンダワラ,海の色,見とれるほどキレイでした。青い空とハルの白が見えるのになかなか顔は水面上に出ない。
 ようやく顔に空気を感じた。 アブミに足をかけ,一気に攀じ登る。
 コクピットが鮮血でうまっている?知らない間にナイフで左手を傷つけていたようだ。
作業の時は,手袋。鉄則だと思った。
 もう一度確認の為潜る。きれいにプロペラだけが見えた。
 その後は,ウソのように快適に機帆走で日御碕を越える。
 向こうで魚がはねている。3匹も同時に同じ方向にはねるのはおかしい。
 イルカ?

 約20分間イルカショウを楽しませてくれました。5〜6頭います。
 潜った自分へのご褒美ってことにしておく。

 左手親指甲側の傷はかなり深く,縫合の必要がありそうだ。出血もひどい。沼島行きを諦めて,田尻に戻る。
 セールを調整する必要がないほどの凪は怪我をした僕には好都合で,逆潮の加太瀬戸を越え17時前に帰港した。
 出た時は歯抜けマリーナも帰港したヨットで少しは埋まっている。
 『倜儻不羈』艇長,『きらり』艇長とお互いの連休のクルージングの話をして,港を後にした。

Monday, May 03, 2010

散財の人(田辺の夜) 芳養漁港(新港)

コンビライト,マストトップ灯を点けて勝浦港を出た。沖の灯台までには灯りの必要性もなくなるだろう。

行きと同じコースを帰るのは5日しか休みがない給与労働者にとっては仕方がないことだ。
 周参見で1泊するか,それとも印南まで足をのばすか…
 潮岬を越えてからは追っ手の風になるが,少々向きが悪い。結局,操作に手間取るジブはたたんでメインだけにした。
 だんだん追っ手の風も強くなってきたが,方向は変わらない。
 アビームでいけたらさぞかし快適だろうな…思うことはいつも同じだ。
 周参見では近すぎる,印南ではちょっと不安が残る。またまた居心地のいい芳養漁港に着けた。

 今日は町の銭湯に入ることにした。ここの番台のおばあちゃんがなかなか冴えていて,「いくらですか」と尋ねると,「三千円」とくる。五百円玉を置くと,「おや新しいお金かね,はい二千円おつり」てな具合だ。
 入浴後スーパーで食材を買いだし,ヨットで晩飯とする。昨日一昨日とさんざん呑んだくれたので少しは慎もう。

 静かな港だ。この後,すぐそばのGSへ軽油を買い出しに行く。 

 ストレージにレトルトカレーがあった。食いながら,昨夜の【ウツボ酒】はうまかったなあ,カツオの造りはメスの皮付きで,これもなかなかだったなあと反芻している。

Sunday, May 02, 2010

潮岬を越える 勝浦港

 明るくなるのを待って5時前に出帆した。

 空の半分を暗い雲が覆ってきたが,気温が上昇する頃には無くなっていた。

 GPSで位置を確認し,海図と照らし合わせ,海から見える地形を頭にたたきこむ。田尻の元本船船長た港を出る時には振り返って周囲の地形を覚えておくといいと言っていた。そうするとなにかトラブルがあった時にでも目視で港に帰ることができるとのことだ。

 潮岬を越える。
 越えた後艇速が3knot台に落ちる。反流があったのかもしれない。30分ほどで回復した。

 勝浦沖で定置網を避ける。暗いと分からないかもしれないなあ。

 浦島を右に見て一番奥の岸壁に着けた。他にヨットは3艇。連絡桟橋には1艇いる。

 ないよりはましな梯子。
 片付けをしていると,先に着けられているpioneer9氏が見えられた。氏より,風呂とお店の情報をいただく。ありがとうございました。

 風呂を済ませた後は,いつものように街をぶらつく。以前,車で来たことがある街だが,少し寂れたような気がする。町おこしのイベントもしているようだが…

 猫好きな僕にとっては見逃せない。開いていなかったのが残念だった。

 繁華街を3周したが,なかなかいい店を見つけられない。結局一番最初にぴんと来た店に入った。

 ビンビールを空け,2,3品頼む頃には正解の店だったことに気をよくして,大将との会話も弾んだ。なかなか興味深い人で,他に客もいないことから,日々書き連ねたエッセイのようなものを見せてくれる。チラシの裏面に書かれたそれはなかなか味のある文章だった。
 ウツボ酒を2本やっていると,こちらも益々調子に乗ってくる。
ここらで潮時と思っていたところに,東京からの客が2組入られた。生中を追加して,四方山話が続く。

 明日の食材を求めて店を探すが,ない。

 中華料理屋で餃子とチャーハンを食って,めはり寿司を2食分パックに詰めてもらった。

 屋台のおでん屋の赤い提灯が気になったが,今日はここまでにしよう。

Saturday, May 01, 2010

田辺に向かう 芳養漁港(新港)

 前夜は港には泊まらずに,3時起きでマリーナに向かった。24時間スーパーで買い出しを済ませた。漁港やなんかで横抱きさせてもらった時のお礼にとワインも買っておく。これは,田尻のAir艇Nakさんから教えていただいたことだ。
 5時過ぎに予定通り出帆した。

 行き交うヨットはいない。

 筍ご飯を家で詰めてきた。木の芽の香りがいい。食ってばかりいる。

 港の入り口で少々戸惑う。岸壁の切れ目がよく分からなかった。

 田辺市の芳養漁港。貸し切りでした。


『かんぽの宿』で入浴した後,田辺市街に繰り出した。駅前をいろいろ探してみると,やっぱりありました。飲み屋,食い物屋が連なっております。

 1軒いい店を見つけた。客はカウンターに3人だけだったが,その後続々と入店され,座敷も満席になった。【カツオの造り】が美味しかった。

 釣り師のグレさんにメールをして,南紀の情報をいただく。お店や魚のことだけでなく,黒潮のことまで細かく電話で教えていただいた。さすがはプロの釣り師です。
 もう少し遅い時間までいるといいんだが,明日のために戻る。
 途中で,食材の買い出しをした。