去年は3月の上架だったから少し早い。船底の汚れは半端じゃなかった。もっとも泉佐野だけではなく各地でそんな話を聞いた。
クルージングしようにもあまりの低速に嫌気が差し中途半端に掃除をするものだから,その後ますます海洋生物が繁殖する。
それよりも気になるのは船体が損傷しているかどうかで,船尾は数度潜って確認したが何ともなかった(はずだ)。船首を確認したのは一度だけ。水中の視認では何とも言えない。
どこにもぶつけられた痕跡なんてない。ラダー周辺も異常なしだった。やれやれだなあ。
先日購入したシリコンチューブにダイニーマのロープを通そう。
ロープは6mmでチューブは内径8mmだからすんなり行くと思ったら大間違いで(これは前回も経験済みなのだが),今回はその5倍の長さを通さないといけない。それも2本だ。リード用に細い針金を使ってみたがうまくいかない。
4mmのクレモナロープではどうだ。腰がないので途中で糞詰まりだ。
マストトップからマストステップまで電源ケーブルを通すためのリードロープ(3mm)があった。巻いてもクタクタにならずに反発するような感じのそれは,するすると透明トンネルに吸い込まれていった。先は熱処理して潰してある。ダイニーマロープとこいつを糸で連結してチューブに通す。チューブの内側にシリコンスプレーをした2本目は初回よりスムーズにいった。
コクピットで鼻水垂らして作業をしていたら,いつの間にか14時だ。
1艇マリーナから出港していった。いいなあ,早く出たい。
ラダーが上部に持ち上げられて食い込んだはずのハルはかすり傷すらない。塗装が剥げているだけだった。
ウインドベーンの(水中翼からティラーへと連結する)ロープの消耗が激しく芯が見えていた。500mmぐらいのシリコンチューブを付けていたが,ずれてパイプの中に入ってしまう。長めにすればいいかな…使ってみないと分からない。
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