7時過ぎに,『Bonanza』が伊島に向かって出ていった。ご安航を。
続いて『IZUMI』だが,オーパイの故障で朝から様子を見たが直らなかった。このまま泉佐野に帰港だが,これもまたお気をつけてお帰りください。
友ヶ島水道の北流への転流時刻は13時頃で,僕たちの沼島発は11時頃でいいが,そんなには待っていられない。8時過ぎに舫を解いた。
エンジン回転を上げずにゆるゆると進む。ゆるゆるのセーリングならいいんだけどなぁ。
由良瀬戸で押すに押されて2ノット台が続く。ちょっと先にはそこからは風が吹いているという証の波が見えている。追っ手でようやくスピードが回復した。が,洲本はもうすぐそこだ。
『Wiz of Oz』一行はコインランドリーに出かけた。着いた時の基本点検が終わった僕は『Blue Lagoon』艇長をボートピア建物内の食堂に誘う。ここは16時には閉まってしまうのでほとんど利用したことがない。
生ビールを小鉢のあてでやっていると,『Wiz of Oz』艇長から連絡が入った。知り合いの『KANALOA』がエンジン故障でセーリングで洲本にまもなく入るとの事だった。僕も一度日和佐でお世話になった人だった。
残りのビールをグイとあおり,岸壁に出る。ちょうど今から入港するところだった。
着岸は観ていてハラハラすることなんて全くなく,すべてがきれいに決まっていた。僕も怠けていないで練習しないといけないな。
早速『Wiz of Oz』艇長がエンジンの点検をする。バッテリー上がりの原因はベルトのスリップだ。『Blue Lagoon』艇長がチャージャーを持ってきて充電する。バッテリは見事に生き返り,明日の朝エンジンがかかれば問題なしだろう。
2本のスパークリングワインで祝杯をあげた。
いやいや,セーリング着岸も泉佐野の「業者」さんも泉大津の「エンジニア」さんも素晴らしい知識と技量です。そのどれもが僕にはない。これはちょっとやそっとでは身につくものではないだけに日々の精進しかありませんね。
いつものように『東光湯』につかって,『三平』で宴会。伊島泊の『Bonanza』艇長に連絡をする。元気そうだ。
明日はホームポートへ帰る。長い休暇も最後になるとやっぱり短かったなと思ってしまう。
沼島漁港発 08:15
洲本港着 12:15
この分じゃ風は期待できないね。
水蒸気が雲となって南淡の山を上っていく。海上はこれから晴れてくるだろう。
ぐんぐん青空が広がってきたが,艇速はさっぱり伸びない…
ポンツーンを避け,いつもの岸壁に着けた。
これより潮位は下がらない。安心して舫の長さを決めることができる。
そこまでねばりますか~
ジブもメインもまだまだフルです。
岸壁の手前でメインを下ろし,クルッと回転してポートで着けました。手伝う必要は全くありませんでした。あまりの手際のよさにぽかんとしていました。
セーリングでの離着岸はやっぱり格好がよろしいね。
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