Tuesday, August 09, 2016

再び笠岡に出向く

 朝のフェリーに間に合うために早起きする必要はない。しかも,『さんちゃん』が貸してくれた軽トラという強い味方が僕らにはいる。
 フェリーの発着場の駐車場に車を停める。言われたとおりに鍵はかけない。窓も開けたままだ。島の中でいつ車が必要となるかもしれないのでこうしておくのだ。

 昨日と同じようにホームセンターへ歩いて行く。部品の調達を済ませてモールに戻った。少し時間が早いが昼食だ。
 僕は昨日と同じようにビールとスパークリングウォーターの買いだめをする。今日は心置きなく買える。帰りの船がモールのそばから出ていることが分かったからだ。

 島への観光客で満員になった連絡船は30分で僕たちを白石島へ運ぶ。船を下りるとそこには頼りになる軽トラが,出た時と同じ位置に駐車していた。

 自艇の片付けをしていると,もう作業が始まっていた。あわてて『Blue Lagoon』艇に乗り移り,穴あけを手伝う。3人でやれば会話も進む。
 穴の拡張が終わったらフランジにセットしにいく。6本のうち1本だけうまくネジが咬み合わない。これでよしと『Blue Lagoon』さんが決断する。
 エンジンをかける。アイドリング状態でも振動があり,音がかなり大きい。港内を少し走らせる。より静かな回転域を見つけたところで今回の調整が終わった。これでなんとか自力で帰ることができそうだ。少し不安が残るので,弓削行きは中止にした。12日に三本松で合流の予定があるが,それには余裕で間に合いそうだ。明日は男木島へ向かうことにした。

 軽トラに乗って『さんちゃん』へ。本当にありがとうございます。
 風呂に入って,生ビールをやれば,同じ港に何日か停泊してのんびりするのが本当のクルージングではないかなと思ってきた。先にすすめるだけでは脳がない。時間を気にせずにゆったり行くのがヨットには似合っているなあ。

⛵白石島新港

線路は挟んで反対側には大型商業施設がある。
シャッター通りかと思われたが,いきのいい魚を扱っているお店や菓子問屋は健在だった。

商店街のアーケードを抜けたところに船具屋があった。
『Blue Lagoon』さんが声をかけてみたが中から返事がなかった。

昨日は笠岡ラーメンを食べたので,今日は福山ラーメンにした。
鶏チャーシューと豚チャーシューとの違いらしい。
まじめにビールはなし。

より径の太いドリルがなかったので,リーマーを使って拡張作業をすることにした。
ラーメン屋で再チェック。なんとかうまくいきそうです。

軽トラのお世話になって,「峠」越えもなんのその。
いやはや本当に助かりました。

作業が終わった。
『Bonanza』君がこの時のために笠岡のモールで買っておいたスパークリングワインを差し出す。祝杯だ!
運転手の僕は形だけ。

軽トラを返しに行く。風呂に入って,さらに祝杯をあげた。
明日は朝日に向かってヨットを進める。

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