信州,庄内,越中と飲んだくれの旅に出ていたので中八日空いての港だった。
漁港駐車場に入るとすぐにサビが前方から寄ってきて隠れた。覚えていてくれたのかい,ありがとう。
それを見てすかさずクロがすり寄ってきた。
僕がサビに近づこうとするとクロが威嚇してサビを追い払った。そんなに邪険にせんでもええのになあクロさんよ。
この後は微妙な間合いでくつろいでいますねえ。
風は?
なんとかいけそうだ。
少しだけジブを巻いてスタート。そうするとクローズホールドの時でも視界がよろしい。
南下してからタック,なんとか1本で関空島北端の目指せそう。
年寄りには熱いお茶が何よりのご馳走や…
昆布茶の煎茶割り…
北端黄灯標から先がいけない(行けない)。風位は定まらず南下しようとするが潮流があるようで,どんどん第二滑走路に押されていく。本船をかわすのにも苦労する。しつこくねばるが関空島アメダスの数値は悲しいほどに下がっている。
アビームからクォーターリーで帰路につくが,艇速は1kt台とは…関空橋北を走る時だけは少し通り抜ける風の恩恵を受ける。やれやれ。
佐野のみなさんも風が弱いので帰ってきたらしい。
倉庫へ行って天井板を取ってくる。先日から探していたのだがやっと収納した場所を思い出した。へんな曲がり癖がつかないようにと段ボールにはさんで棚の下に敷いていたのだった。
閉じる前にやることが一つある。
外側にプラクリートをつけたい。本当は縦方向に付けたかったが,取り外したカムクリートの穴間と小プラクリートの穴間が同じ長さだったので,あらたに穴を開けるのをきらって横向きにプラクリートを設置した。バックアップとしてのクリートだからまあいいか。
もう配線をし直すこともないだろうと閉じた(緑)。かれこれ3年以上開けっ放しだった。
橙の表側にはコントローラーが設置されているが,その取り付け部分が見えた方が点検しやすいと開けたままだった。
本当はこんな内張なしインナーハルなしのほうが細工しやすくていいのになあと思う。ボルトの頭が剥き出しだと危ないのでキャップを被せればいいが,後付けした艤装品のボルトが結構飛び出しているのでやっかいだ。船の中でデンぐりかえった時などはそれだけで大怪我しそうだ。
クォーターバースはもっと幅が狭く,天井も低い方がいい。窮屈な方が身体がころころしないし,海が荒れた時にでも安心して休むことができると思う。
海水温は16℃,つい一月前は25℃あったのに。濁っていなくてよろしい。
最近でかいのがいるね。
そこをかじるのなら,底をかじっておくれ。