Sunday, February 13, 2011

昼には上がる

起きると雲が拡がっている。諦めてパソコンを睨んでいるうちに晴れてきた。

漁港の朝市には寄らずに準備していると反対側から声がかかる。Kar艇のKonさんだった。今日は釣りをするらしい。さっさと用意して出航する。
飲み物も昼飯も積んでいないことに気づいたのは調子よく帆走しだしてからだった。
風は弱いが,3~4kt,たまには5kt近く出るので気持がよかった。ほとんどティラーに触ることなく進んでいることに気を良くして,久しぶりにラジオのスイッチを入れた。AMなんて聴くことは山にでも行かない限りないが,NHKご当地公開放送の進行,盛り上げ方は昔と変わっていないなぁ。


それなりに進んでいます。

後ろを見ると,マリーナから1艇出てきたようだ。たちまち追いついてきて右舷側からパスされる。大きく手を振っているのはやっぱりKonさんだった。


毎度,毎度近辺をうろちょろしている。

追っ手の微風はつらい。エンジンを掛けてさっさと帰ることにした。
スターンの舫いを取ってから,バウに行く。何だか様子がおかしい。岸壁からはバウ用の舫いロープが(海に)垂れているはずだ。間違った場所に着けたかな?そんなはずはない。なんと舫いロープが丁寧に岸壁上に引き上げられていた。さいわい風が弱くボートフックで引っ掛けて取るにはさほど困らなかったが。一体誰の仕業だろう。暖かくなって漁港に人も増えてきたしなぁ…

帰り道,山手の集落にある八百屋(なんでも屋)に「鯖寿司,評判の良い」と幟があったので通り過ぎたがまた戻る。この店では,僕のような歳でも「にいちゃん」だ。
店内には柿の葉ならぬラッピングされた鯖寿司が大皿に盛ってあった。一つ90円也。8個買って,かたわらの可愛い彩りの寿司を尋ねると試作品だという。これは2個サービスしてくれた。


尻尾より腹の方がいいと取り分けてくれました。

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