Tuesday, August 05, 2025

椴法華港へ エンルムマリーナ室蘭〜椴法華港

 予想通り7時には雨が上がっていた。夜半はそうとう降っていたので心配だったのだ。

 昨日の残り物惣菜とリーフレタス,穴のあいていない柔らかいバゲット(かたいのが食いたいよ)をガーリックトーストにした。味噌汁にオレンジジュース…取り敢えず食っているだけの朝飯だ。

『悠』さんと『KAWASEMI』艇長の見送りを受けた。ありがとうございます。本当にお世話になりました。
*写真は『オリオン』艇長からいただきました。

 前半12ktぐらいアビーム,前から横までの風なら何とかストームジブが効く。

 振り返ると雲に覆われていた駒ヶ岳が姿をあらわした。

 前方は恵山,噴煙かなぁ。

 空いている突堤に着岸した。漁師さんがいたので是非を問う。明朝は定置網の漁船が入るが6時なので何とかクリアできるだろう。
 
 到着ビールをやりたいところだが,なんと冷蔵庫には1本しか入っていない。平静を保つために『悠』さんからいただいたカレーラーメンでしのぐ。

 なかなかいけますよ。

 カレーラーメンには日本酒が合うよね〜と到着日本酒…

 キャビンにいると暑くてたまらん。

 外はいくぶんましか…
 久しぶりにチャリを出して風呂に急いだ。

 満潮なのでダメと分かっていても現地調査は怠らない。

 いかんねぇ,海水プール状態だ。

『オリオン』艇長のリクエストにお応えして入った。ビール,ごちそうさまでした。

 ホテル恵風で再入浴。露天風呂でアブに襲われる。なんばなんでもそこ刺したらあかんやろ…あー痒ゆ。
 港で会った漁師さんから,
「(海水温泉には)入ったか?」
と聞かれる。何気ない会話が旅をしている実感を増す。
 昼のラーメンの味が忘れられず,夜も食った。

 今度はニンジンを入れたアレンジ,最後のロング缶が消えていった。

エンルムマリーナ室蘭発  07:00
椴法華港着       13:20(35NM)    

Monday, August 04, 2025

登別温泉につかる 在エンルムマリーナ室蘭

 完璧に寝てしまっていた。電話の音で起きたのが6時過ぎ,いかんねぇ。
 バウハッチに蚊帳がぶら下がっている。なのにスライドハッチは全開という意味のない行動をしていたらしい。

 朝飯でも食うか。

 何かご用ですか,それとも酔っ払いを笑いに来たんですか…

『悠』さんの車で登別温泉に行く。車の中でも居眠りをこいてしまうという情けなさ,よだれが出て啜った音で目が覚めた。
 温泉到着。

 街に入る少し手前から硫黄のにおいがしている。これは期待大だ。
 薄濁りの湯に浸かりながら出てくるメロディは例の歌しかない。

 霧が濃くなってきたので洞爺湖へは行かない。

 途中,ここに寄り道。この建物,この雰囲気,どうやらかつては小学校(小中学校)だったようだ。

 ミルクをいただく。ごちそうさまでした。

「昼はカレーラーメンにしませんか。」
と『悠』さん,もちろん提案に異議があるわけない。

 店外にもカレーの匂いがぷんぷんしてくる。鼻腔をくすぐるこの香り…
 ええっ!麺切れだってえ…

 ならば本店へ行くだけだ。

 大満足のカレーラーメン,量もたっぷりで大盛りを頼まなくてよかったよ。スープは最後まで飲み干すが,それにご飯を入れる技もあるらしい。

 もっぱら通販でしか買ったことがないが,シーアイテムが敷地内にあったのだ。

 燃料濾し器のフィルターを買った。

 ここにしばらく停泊する『KAWASEMI』でディナー。稚内から3週間以上一緒だった4艇でのクルージングはここまでだ。

 各自持ち寄りだが,『KAWASEMI』艇長がスパークリングワインを用意していた。 

 乾杯。このキャビンでの食事もこれが最後になる。いつも押しかけてすみませんでした,ありがとうございます。

 おおっ!ビーフシチューだよ。さっき(おそらく圧力鍋の)ピンが落ちたとか何とか言っていたのはこれだったのだ。美味しかったです。ごちそうさまでした。
 今後,『KAWASEMI』は太平洋側を南下,愛知は蒲郡まで。ご安航を。

 ガスの中,橋が存在感を一層増していた。
 室蘭の街中を歩いていない。機会あればまた来よう。

Sunday, August 03, 2025

室蘭へ 勇払マリーナ〜エンルムマリーナ室蘭

 風も落ち着いた。風下艇から順番に抜錨,3泊したマリーナに別れを告げる。

 今日の泊地,室蘭港までは40数NM,遅くても14時には到着しているだろう。

 朝飯に食ったとうもろこし,もう1本ある。

 正式な食べ方ってあるのだろうか?僕は下の前歯でこそげ取るように食べている。
 むかし犬を飼っていた。専用の鍋があって,それで炒り卵を作り,そのまま提供していた。やつはおおかた食った後,鍋肌にこびりついた卵を,今僕がとうもろこしを食べるようにハグハグと前歯で剥がしとっていたのだ…

 何?
 ドジャーに小さな虫がいっぱい死んでいる。

 出港時は全く見なかったのにいったいどこから…デッキにはと見るとおびただしい数の虫がへばりついている…

 ほとんど無風の中,ようやく地球岬を回った。

 岬越えは晴れていないと楽しくないね。襟裳岬は残念だったなぁ。

 室蘭在住の『悠』*艇長から電話が入る。入港経路の案内が助かった。
*この4月に愛艇を手放されたが便宜上こう表記する。以下,『悠』さん。

『悠』さん,久しぶりです。

 隣を見ると『オリオン』艇長が早速やっている。

 燃料補給は後にして,僕もやったよ。

 マリーナの隣が入浴施設という素晴らしい環境。汗を流してからの一杯が楽しみだ。
「回らない」回転寿司屋があるよと『悠』さん。彼の車で出かけた。

 乾杯ですね。

 ビールの後は当然日本酒。飲むに連れ酔うに連れ饒舌ならぬ舌が回らなくなるのは老化のせいか…

 港に帰ると見事な夕暮れ。
 呑兵衛な僕はさらに『KAWASEMI』で飲み続けるのでありました。

 この瞬間がたまらない。

 夕陽に映えるオレンジ色のストームジブ。

勇払マリーナ発     05:30
エンルムマリーナ室蘭着 13:30(45NM)

Saturday, August 02, 2025

シアター『KAWASEMI』で観る 在勇払マリーナ

 3時に起き,宮川さんに港まで送っていただく。各自におにぎりととうもろこしのお弁当付きだ。お世話になりました。

 小雨,港内でも風の唸り音が聞こえている。少し落ち着くまで待機がよろしいようで。

 この風では抜錨も厄介だなぁ。

 ボートフックの2段目が抜けた。3段目の内側を見ると破断している。

 アルミリベットを打って固定した。

 なかなか風が弱まらない。ずるずると時が過ぎてゆく。この時間の出港なら登別港もありかな…刻んで行っても室蘭に着くのは同じ日になる…ってことでまたまた連泊だ。

『デリカップ』のコーヒーを『オリオン』艇長から預かっていたので,4人分淹れる。いい香りがキャビンに満ちてきた。紙コップとは冴えないが,岸壁で立ち飲み,しばし、雑談。昼から「飲まなかった」自分を褒めてやりたい…

 4人とも岸壁にいるものだから,遊漁船の船長さんも気楽に声をかけてくる。

 タラ(スケソウ)の干物をいただく。旨し,日本酒を(キャビンから)持ち出さなかった自分をさらに褒めてやりたい…

 のんびり整備をしよう。

 青空が広がると元気が湧いてくる。

 ビタミン不足か唇の角が荒れてきた。自宅にいる時と比べて野菜の摂取料が格段に少ない。そろそろ昼飯時だ。

 このおにぎり,いけますよ〜中の具はギョウジャニンニク,苦味が食欲をそそる。そうそう,ようやくビールを飲む「ことにした」。

 酢の物に飢えている。何かないかな…

 切り干し大根があった。『辛いっ酢』(純米酢に鷹の爪を10本ぐらいぶち込んである)で和える。

 デッキ,コクピット,ライフラフトを持ち上げると汚れがたまっている。なくしたと思っていた髭剃りまであるではないか。黒い汚れはアンカーを回収した時の泥ではなくカビだった…水をかけながらブラシで擦る。マリーナに停める利点の一つは水をふんだんに使えることかもしれない。
 適度に汗をかいた。シャワーでスッキリする。これもマリーナならではか。
 飯でも炊くか… 

 土鍋飯にこいつを混ぜる。
 
『KAWASEMI』で持ち寄り夕食,焼きそばごちそうさまでした。
 さて,食後はシアター『KAWASEMI』で映画鑑賞に決まっておる,お世話になります。上映はもちろん…

 幸せ感いっぱいでおやすみなさい。

Friday, August 01, 2025

夕張観光してきましたよ 在勇払マリーナ

 いつも通りの3時起き,コーヒーを淹れて天気をチェックする。港内を吹き抜ける風が少々強いが,出れば問題なしだろう。

 昨日持たせてくれたおにぎりと漬物,椴法華までは長いのでラーメン追加,タクアンはお愛嬌。

 なんだかここに連泊することになった。そうなると給油する余裕がある。マリーナの営業開始時刻を待って受付に行く。ポリタンク4個に計87L,延長分の停泊料を支払った。
『オリオン』艇長は早速レンタカーを手配。行き先は…

 ロケ地巡りなんて趣味じゃないが,ここは別だ(寅さんのもね)。

 続いて『炭鉱博物館』へ

 生「石炭」を触りましたよ。

 坑道ではなく,露出しているのを初めて知った。

 そろそろ帰る時刻だ。
 途中AEONで明日からの食材を買い出し,マリーナに戻る。レンタカー屋からはタクシーで宮川さんの家に。

 着いたら早速やる。これだからねぇ,呑兵衛は。

 お風呂に連れていってもらう。

 いい湯でした。さっぱりした僕たちは宴会モードに突入していく…

 屋外のテーブルでやる。

 暑くもなく寒くもなく,素晴らしい環境の中,ただひたすらに飲み,肴を突っつく。プレート以外にもジュンサイにギョウジャニンニク。北海道の沼でジュンサイが採れるとは知らなかった。ずるずると啜る,たまらない食感。ごはんにかけてかき込んでいると,「生卵落とせば」と言われる。白身とジュンサイのじゅるじゅるが見事に調和してたまらなく美味い。ギョウジャニンニクつまめば,ビールの杯がさらに空く。何よりも,この場の会話が一番のアテかもしれない,興味深い話がどんどん出てくる。
*写真は『オリオン』艇長からいただきました。

 メインはこの鶏すき。

 宮川さん飼育の鶏,オイル炊きのようにたっぷりの脂がたまらなく美味い。みるみるサッポロクラッシック瓶が空いていく…