Tuesday, January 06, 2009

初乗り

新年も6日も過ぎたのに初乗りとはお恥ずかしいが,東北へ山スキーに行っていて昨日帰ったばかりなのだ。

近頃は山スキーとは言わないでバックカントリースキーとか言うらしいが…似て非なるものだ。
鳥海山に行くか月山に行くかで迷ったが,手っ取り早い月山(方面)にした。
月山麓の志津に車を駐めて,シール歩行する。湯殿山頂までは4時間もあれば着くだろう。その後は貸し切りのパウダーバーンを楽しむだけだ。頂稜は所々凍っている。あいにく山頂もガスに隠れて見えやしない。ここを終了点とする理由がしっかりと整った。
左手中指は相変わらずツーンと痛みが走っている。3年前の墜落で,指に荷重がかかりそれっきり血行が悪くなったらしい。指先は油断しているとすぐに白っぽくなってしまう。
シールを外して,バックルを締め直して…身支度が調ったらGoだ。気持ちのいい斜面とツリーランを楽しんだ(写真は一昨年の様子)。

山形に行ったら蕎麦ばかり喰っている。今回もうまい蕎麦にありついた。

---蕎麦屋考---
店主が作務衣を着ている。
ジャズがかかっている。
変な「お通し」がある。
以上3点セットでお届けいたします(なぜか多い組み合わせ)。

「蕎麦打ちは芸術だ」なんてオヤジがいる。
店主が挑んでくる。
店員がお揃いのTシャツを着て,バンダナを巻いている。
メニューを見ていると,店員が「天ざる」を勧める。
「手打ち」の看板なのに「乾麺」を平気で出す。
味付け海苔がたっぷりかかったざる蕎麦が出る。
蕎麦の量が手の平にのるほどしかない。
知らない名の冷酒が多い。
骨董品が並んでいる。
土物の器ばっかりある。
十分気取っているのに食器が欠けている。
欠けた食器が金継してある。
水洗トイレなのに手水鉢を使わないといけない。
体育会系の女子高生が土日にアルバイトしている。

ちなみにわたくしはJazzファンです。

ただモクモクと食うだけの田舎蕎麦の店も,近所のオッチャンが常連さんで玉子焼きと板わさと焼き海苔があって普通の酒(燗)がある店も大好きで,▽な蕎麦屋も嫌いじゃない。
なお,かつ,安くて量がしっかりしていれば言うことなし。

あー,そやけど,やっぱりー,蕎麦に海苔はふりかけんといて。
--蕎麦屋考--

8月以降ヨットにばっかり乗っていたものだから,トレーニング不足だ。山中にいるときはそうでもなかったが,降りてきていい湯につかり,山形在住の旧知の友と宴会のセッティングをしたまではよかった。ホテルで横になっている間にジワジワと疲労が広がり,やっとの思いで店まで辿り着いたが,そこで事切れてしまった。
生中一杯だけやって,馬鹿話を天井板を眺めながら聞くのが精一杯だった。
やっぱりたまには心肺系を目一杯酷使する運動をしないといけないようだ。

マリーナに着くといい風が吹いていた。小1時間ばかり楽しむ。
後は年末からさっぱりやっていない掃除をした。


気まぐれにクランクを手で回してみた。圧を抜くとスルッと回る。すぐにデコンプレバーを元に戻すといい音でエンジンがかかった。
ケッチンが怖かったが…
高校生の頃,バイクの始動でたまにやられた。とりあえずエンジンはかかったので走っていると,どうも踵がヌルヌルする。靴の中は血でうまっていた。そんな思いがふとよぎった。
あの頃,兄貴はダブワンで僕はDT(DT1の次の車種)に乗っていた。高専(お互い中退だが)で後の席に座っていた國村隼(芸名)も色違いのDTだった。


鶴岡の名刹「善寳寺」のお札を貼った。


おなじく「善寳寺」で買った大漁旗。釣果に期待する。

ぼーっとしているとYu艇が出ていった。出る前に「何か釣れた?」と聞かれたが,あいにく釣り具は持っていない。軽く挨拶を交わした。今年もよろしくお願いします。

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