暗い中,星を見ながらの出港は気持ちがいい。
後方からやたら明るい船が近づいてくる。さらに近づくとそれらは窓から漏れる灯りだと気が付いた。もしかして,DIAMONDPRINCESS?
BoatBeaconで確認してみると果たしてそうだった。この先,どの海域をcruisingするんだろう。
赤灯,緑灯を確認しながら用心して船を進める。昨日に引き続き,大きなうねりの中を進めるが,横波を食らうことなく順調に夜明けを迎えた。
明るくなったらお腹が空いてきた。
海の色がどんどん青くなってきた。
波にもまれることなく潮岬を越える,
さっきまで青かった海の色が少し黒っぽくなってきたのは深さがましたからだろうか。
ここからは反流があるのか艇速が2ノットばかり落ちる。1時間ぐらいの辛抱だ。
那智勝浦の港は奥深い。観覧船が島と島の間を抜けていく。奥へ奥へと進んでいくと,ヨットが停まっている。さらに近づくと,おいでおいでの手招きだ。僕が勝浦に来るのを知って連泊していてくれた。ありがとうございます。
ヨットは2ハイだけ。関東方面からは台風の影響で来なかったらしい。
落ち着いたら,いつものように燃料補給とエンジンオイルの点検。ついでにギアオイルも点検してみるかなと…これが余計だった!検油棒を元通りに締めていくと,スルスルっといくらでも回る?反対方向に回してもおんなじだ。おそるおそる回転させずに抜いていみると,上蓋の部分とネジの部分がねじ切れております。『ラピタ』さんにアドバイスをいただく。アロンアルファでくっつけ周りをバスボンドで固めて,この件はなかったことにした。と,そこにタイミングよく大浜ドックの若林さんから電話が入った。さらにアドバイスをいただく。お世話になりました。
すぐそばの公衆浴場『はまゆ』へ行く。硫黄泉に浸かってるとのんびりクルージングのよさがジワーッと湧いてくる。
『Lapita』さんたちとタクシーで居酒屋へ。山の話,海の話で盛り上がり,体内にアルコールがどんどん蓄積されていく。
方杭漁港発 03:00
勝浦港着 14:30
No comments:
Post a Comment