先週は徳島に「八代亜紀フィーチャリングJazz」を聞きに行っていたので,僚艇の整備の手伝いができなかった。エンジンマウントは終わったが,まだ実際には走らせていないので水漏れその他をチェックするらしい。明日の日曜日も晴れているなら,3艇で津名へとクルージングがてらに確かめるのが整備と遊びの両方を兼ねているので都合がよい…ところが日曜は雨という予報は週末になっても変わらなかった。泉佐野沖を走ってその後は飲んだくれる予感が大だ。
岸壁を歩いてくるのは『Wiz of Oz』艇長で,今日は車に乗ってこなかったのは,よしんばヨット泊がなく,さんざん港で飲んだくれても帰宅できるという「飲む気満々モード」の証拠だろう…実は別の理由があったそうだ。
「しばらくは一人でエンジン周りの整理をする。」
との『Bonanza II』艇長の言葉をありがたく頂戴して,作業を眺めながら,彼のウイスキーのボトルを開封すればみるみるボトルのガラス部分が増えてきた。
拙艇に移動して,ワイヤーアンテナをセットするまでに使っていたアンテナを外し,あらたに144,430に合うようなアンテナを設置し直す。メーターの針の振れでいろいろと調べているが,僕はただ見ているだけで,時折分かったようなウンウンと言う返事をしている。
そうこうしているうちに,出港の準備ができたようだ。
1000rpm,1500rpm,2000rpm,2500rpmとそれぞれの回転数でエンジンを回し,様子を観察するが,シャフトのブレもないし水漏れもない。無事にマウントができているようだ。新しいマウントのゴムは硬化した古いそれよりも上手に振動を吸収しているのがよく分かる。それにしても,やっぱり佐野の業者(『Wiz of Oz』艇長)さんの腕は素晴らしい!
オケラネットにインする時刻だ。こちらの気象状況を伝えておいた。毎日コントロールされている方がいることは本当に素晴らしいと感じた。
遅めのお昼をいつものお好み焼き屋でやっていると,泉大津の『Blue Lagoon』艇長から,船具屋の『やし門』さんにやってくると連絡を受けた。早々に切り上げ,佐野漁港内の青空市場で食材を買うが一気に飲む気モードが吹き上がってきた。『Blue Lagoon』さんも引き込んでやるためには彼が港を訪れた時すでにコクピットで酒宴の準備ができていることが望ましい。
船具屋さんに寄るのを後回しにしてヨットに先にやってきたのは『Blue Lagoon』艇長の嗅覚のなせる技に違いない。そういえば,年末に飲んだ時,「帰る。」と言う『Blue Lagoon』さんを無理やりヨット泊に連れ込んだ経緯があった。
100均のUSBライトは便利でいいがちょっとケーブルが短い。そのケーブルを長くして,しかもシガーソケットから電源を取れるように改良してついでに持ってきてくれたのだ。ありがとうございます。そしてこの後,船具屋でペラクリンを購入する…かくして僕たちの強烈な泊への誘いから免れたわけだ…なんてことは作り話で,ホントは,14時頃に泉佐野に着くと連絡があって,少し遅れたのを気にしてされて船具屋を行かずに,先に港に顔を出したようです。お気を使わせてすみませんでした。
サザエを焼いて,コハダにシャコ,春の息吹が感じられる漬物でやる。なくなった頃に銭湯が恋しくなる。
銭湯を出た所のたこ焼き屋でさらにやれば,港までの古い街並みの縫うように歩く道もハイウェイだ。
さすがに飲みすぎたらしくコンビニで燃料補給は止めにしてマイバースに急いだ。みなさん,おやすみなさい。
吃水の上あたりでワカメを養殖中です。
更に別のアンテナを設置する。調整は『Wiz of Oz』艇長。本当にお世話になりっぱなしです。
無事にエンジンが載って,シャフトの揺れもなし。走ってなんぼ,機走してチェックする。
岸壁を見ると,『浮浪雲』さんがゲストを連れてやってきていました。
サザエを焼いて一杯。
『Blue Lagoon』艇長から,これをいただきました。
明るさもバッチリですね。
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