Sunday, December 20, 2020

追手のはずだったんだがなあ 和歌山マリーナシティ

  今日は追手,明日は真上りくさいが風が落ちるのでそんなに苦労せずに帰ってこられるはずだ…

 港を出てすぐ,よしよし,このままでいい。関空橋目指して変針すれば,クォーターリーの快適なセーリングになるはずだ。

 ところがさっぱりで,風はどんどん前に回っていく。友ヶ島水道は逆潮でそれに真上りもプラスされたくないなあ。
 風は悪かったが,北流の最強時に突っ込んだにもかかわらず,存外簡単に抜けることができたので気分はよろしい。

 そこからは予想どおりの風で,メインはフル,ジブを小さくして,気持ちの良いセーリングが始まった。

 楽しい事はいつまでも続かない。やがて風は真後ろに回って,じぶがハタハタと情けない動作を繰り返している。メインだけでやりすごす。
 マリーナシティ沖にはいつものようにたくさんのヨットが浮かんでいる。
 あれがウインドフォイルだろうか?水中翼のようなものが海面に突き刺さっていてボードは宙に浮いている。それにしてもすごいスピードだ。滑走ではない,滑空だ。

 給油100Lを済ませ,手続きをしている間に『BonanzaII』艇長はマリンクラフトに挨拶に行ってきた。
 がら空きのビジターバースに着ける。

 着くまでは,バスでJR和歌山まで出かけ『多田屋』で熱いのを引っ掛けようぜなんて言っていたのに,黒潮温泉に入ってその気はすっかり失せてしまっている。適当に惣菜を買ってヨットでやる。

 温泉1階の店がまだ開いていたので,いやしい僕たちはラーメンを掻き込んだ。

佐野漁港発       09:20
和歌山マリーナシティ着 14:45

No comments:

Post a Comment