Sunday, February 02, 2025

ウインドベーンが復活しましたよ

 早朝に雨は止んだらしい。家を出てからしばらくは先行車の飛沫を浴びていたが,泉州に入ると道路はすっかり乾いていた。
 遊べそうな風だ。『てるてるぼうず』に続いて舫を解いた。

 そこそこ吹いているかなと全開にしていなかったジブ,港口のあまりの風の弱さに展開しようと思ったが,もう少し我慢。すると,さらに絞った方がいいぐらいのいい風が吹いてきた。

 先日ネットで見たのは防寒ウエアとしてのバラクラバのうんちくだったが,なんだかねえ,書いた人は使ったことあるのだろうか…
 元々山屋の私にとってはバラクラバなんては呼ばずにずっと目出帽(めでぼう)だが,昔からマスコミはなぜだか目出し帽(めだしぼう)と言っている。もっともそれ(マスコミの方)はイメージ的には毛糸で編んだタイプのぶあつい物だろう。こいつを冬山で使用したら悲惨なことになる。目出帽を着用する時は極寒,それも吹雪の時だろうから,吐く息は口元で凍り付きべろべろの氷の塊となり重さで垂れ下がって,覆うべき顔面の半分が剥き出しになってしまうってわけだ。一見寒そうに思える薄い生地の(伸縮性のある)物だとこんな不快な状況からは免れる。すぐに取り出し,着用できるようにポケットに入れておいたってせいぜいハンカチほどの厚みだ。
 冬山では散々使ったが,ヨットで吐く息も凍るような寒い時期,冷たい海域を走ったことはないので残念ながら着用したことはない。そんなセーリングもしてみたいものだなあと,ついつい山用の衣類ケース内を確認,新旧合わせて3個あったのでしばし安心。
 余談ついでに肌着に関しては下半身に限定だがシルクはなかなかよろしい。化学繊維の衣類の重ね着(何日も風呂に入らず着っぱなしの状況で)では蒸れ過ぎ,だんだんむず痒くなってきてたまらない。それがパンツ(下着のパンツ)をシルクに変えると一気に解消した。シルクは吸湿性があるが,生地が薄いから気にならない(ちなみにポリエステル系繊維は吸水性0)ほどで,すぐにその上に重ねて着用した衣類を介して放出されるように感じた…またバカなことを書いてしまった。
 
 毛糸の帽子では風が通り抜ける。冬はシェル付きのこれ(左)高所帽に限りますね…何度もこのブログでも書いている。

 裏はボア,フラップを顎に回さずに後ろでとめてもいい。

 オーパイでは音を上げる。直してよかったよ。

 いつの間にか青空が広がってきた。

 見かけた漁船は1隻だけ,関空神戸ベイシャトルが今日も元気に運行している。ヨットは佐野の2艇,のんびり走れて何よりだ。

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