Thursday, February 06, 2025

冬型の気圧配置が続いていますね

 先日中途半端になっていたキャビン内の作業を続行する。
 バウハッチを開けると澱んだ空気が一掃されて気分がよろしい。今シーズン一番の冷え込みは本当のようで,室温は4℃,エンジンのサーモスタット付近に取り付けてある水槽用温度計は6℃を示している。
 バース背もたれ部の収納スペースにストーブが入っていたはずだ。しばらく使っていない,点検がてらCB缶をセットする。缶は冷え冷え,着火してもすぐにボワッと炎が出てしまい,手で温めてやらないとうまく気化しない。
 やがてブースターからの熱が伝わり缶自体がほんのりとあたたかくなってくるので,全開にしていたバルブを好みの開度に絞っても消えることはない。

 赤矢印で熱を受け,黄矢印先のプレートに熱が伝わって,缶の温度が上がってくる。これがないと気化熱でどんどん缶の温度が下がってきてパワーが出ませんね。
 冬山でCB缶(ブタン主)を使うことはないが,プロパン比率が大のOD缶だって同じこと。使用前に缶を少し温めておくとよい。使っている間に缶がガンガン冷えてくるので,ブースターがない場合は手で温めながら使用するとよい…手は相当ちべたいで〜

 中間部は銅のようだ。現在の製品は熱を受ける部分も赤っぽいので全部銅なのかしらね。僕のは相当古いモデルだ。

 本来は屋外用ですからキャビン内での使用にはくれぐれもご注意を。コクピットで使い易いので,ちょっと寒く感じるオーバーナイトセーリング時にはこれがいいなあ。

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