Saturday, June 22, 2024

垂れたら嫌やね

 エンジンの試運転にもっと時間をかけたいが,そうなると出かけなくてはいけない。今日の午後から明日午前中の天気は芳しくないからと舫を解かない理由が先に出てくる。
 始動は一発で決まり,低回転でも安定して動いている。アスターンに入れ回転を上げる。緩い振動が消えエンジン本体が落ち着いてきた。昨日チェックした燃料フィルターからの漏れはない,指で触っても乾いている。
 エンジン前面,エンジン後部(シャフト側)もポート側面も開放して各部を調べる。スターボード側の蝶番の付いた扉を開けて側面を観察すると,ポタリと落ちている。

 フィードポンプからの漏れだった。締め過ぎないように用心して増締めした。
 ブリーザーホースが宙ぶらりんじゃないか。ホースバンドが付いていないが,先日,エンジンベッドに転がっていたのがそれだ。

Friday, June 21, 2024

締め過ぎ注意でっせ〜

 港に着く頃には雨も上がっているだろうと雨傘をさして出かけた。道中で止んだが,分厚い雲が空一面に広がったままだ。
 キャビン内での作業なので曇り空はありがたい。バウハッチを開けると淀んだ空気が入れ替わった。
 燃料フィルターを交換する際にホースが邪魔で外したのがよくなかった。アイドリングではなんともなかったが回転を上げると軽油が滴り落ちてくる。へしゃげていないしなあと銅パッキンをそのまま使ったのがよくなかったか。手持ちは?そうそう,先日多めに購入してあったのだ。パンジョーボルト2本だから4枚あればいい。8枚買ったのでまだ残っていた。これで漏れは止まるだろう…あわわ,まだまだあかん,エア抜きボルトから吹き出しとるがな…つづく*

 ちょっと休憩しよか。

 ちょいの間,青空が広がってきた…風力4のいい風が吹いているし…

*つづき
 こいつは要注意やで,ちょっと閉め過ぎたらスコンと逝ってまいよるからなあ。もうちょっと締めたろか…コクっと手応えがあったところで停めたのに,吹き出しは変わらん。抜いて調べる…また,銅パッキンか?このサイズの予備はあったかなあ〜あった,あった,ありました。挟んで慎重に締める。エンジンかけて回転を上げる…ブラボー。
 昨日に引き続きオケラにチェックインする。できればホームポートからじゃなくて帆走時に入りたいなあ。

 近畿は梅雨入りしたそうだ。ほどほどの雨にしてくださいね。

Thursday, June 20, 2024

高い所の作業はいいんだけれどねえ

『東日流』のフォイルメンテナンス。埋め込みのネジが揃った(昨日同様ナベネジの頭を整形した物)ので昨日の続きをやる。 

 このマストステップはよくできている。僕が8年前に乗っていたケッチのそれは手袋をしないと怪我をしそうなほど角っこの処理ができていなかった。素手で触っても全然痛くならないので今日もらくらくマストトップまで登った。
 フォイルに振れ止めのスリングを通して目当ての部分まで下降していく。あと1箇所,2本のネジを埋める。頭が昨日埋めたネジよりも出ている。これではスイベルが引っかかるだろうとヤスリで削った。ほどなく終了。デッキに下りてスイベルを引き上げる…???何,フォイルの内部接続部品を付けたまま下から3番目のフォイルがずり上がっていった。もう1箇所必要だったんだ。
『東日流』艇長の作業は素早く,2本のネジはすぐに出来上がった。同様の作業でネジを埋め込み,デッキに下りて最終チェック。スイベルは引っかかりもなくスムーズに上がり,また下りてくる。やれやれ,無事に終了してよかったよ。

 相当替えていない燃料フィルター,ええっ,前回アッセンで交換したのはなんと3年近く前ではないか… 
 マイナスドライバーでこんこんとやれば緩むはずだった…おバカでした,逆向きに叩いていたじゃないか。

Wednesday, June 19, 2024

清水経路を作る

 17日夜から翌18日の午前にかけて相当降った。気になるのは雨漏りだが,対策(ダクトテープを貼っただけ)がよかったのかキャビン内もロッカー内も垂れた跡がない。気をよくしてメンテナンスは後回し,セールを揚げた。

 浮遊物がたくさんあるかと思っていたが,きれいなものだった。港内のゴミの散乱のほうがよっぽどひどい。

 ゆるゆるの走りをやっていたが,さっさと帰ってメンテナンスをしよう。

 古いT字バルブのニップルが外せない。隣の『Bonanza II』艇長が万力を持参していた!早速使わせてもらう。ついでに彼の手も借りておく。ありがとうございました。

 固着なんのその,万力は偉大だ。シールテープを新しくして向きを90°替えてつないだ。
 後の作業はホースの取り回しだけを考えればいいので一旦中断した。
 
『東日流』のラフフォイルが空回りして,ジブの取り付けができない(ひっかかってしまう)。イモネジをぶち込んで固定すればいいのだがそのネジが特殊なようで,同サイズのナベネジならあるらしい。ところがそれを使うと頭が出っ張っているのでスイベルが通らない…ナベを細工して頭を小さくすれば元の穴に入る…朝から電動工具の音がしていたがその作業だったのだ。見せてもらったそれはジャストサイズだった!すばらしい!

『東日流』にはマストステップが付いているので登るのは簡単だが,バックアップは必要,で,シャントをセットする。マストトップからフォイル(フォアステー)沿いに下りていくが振られないようにビレイループからフォイルにスリングを通しておく(マストは垂直,そこを支点にフォアステイ沿いに下りていくからね,オーバーハングと一緒)。
 ネジは2本ともぴったしとはまった。もう1箇所抜けている。あと2本埋め込まないといけない…続く。
 
 ずっと以前に『東日流』艇長が,
「エンジンを停める前に船外機のように清水を流すといいよ。」
と言っていたのを思い出した。土曜日にシリンダヘッドを開けた時に塩詰まりしていた経路を見つけたので,これは是非やらないといけない。
 自艇に戻り配管を仕上げる。確かめてよかったよ,安物のホースバンドを使った部分は錆が激しく,締め上げると切れてしまったじゃないか。

 バケツ1杯分だけで充分だろうなあ…エンジンルーム内に三方バルブを取り付けるいいスペースがないので床下に設置した。清水タンクから水を供給するが,清水タンクって言ったって飲用は不可で,もっぱら生活用水だからまあいいか。具合を見てまたすぐ変更できるようにだけはしておいた。
赤:通常の海水経路,緑:今回設置の清水経路,青:シンクへの清水経路

 当然,真水だ…スターンの排気口で味見したかったが,逆さになって落ちそうだったので止めた。

Sunday, June 16, 2024

試運転も問題なし

 なんだ蚊がいるじゃないか。アースがあったはずだが,ハエに直接かけても死なないという環境に優しい殺虫剤ゆえ効果は期待できない。入口に網をかけておく。朝方,またプーンと羽音が聞こえてきた。
 FujiKetch45が出航。本日は方杭漁港までとのこと,お気をつけてお帰りくださいね。

「帆船」ですね〜

 さて,メンテナンスの総仕上げは試運転だと『Wiz of Oz』艇長が乗り込み出港した。夜半ぱらついた雨こそ止んでいるが全店曇りのベタ凪。エンジンの具合を確かめるのが目的だからセールも出さずに機走に徹する。

 いきなりニュートラルにしても,デッドスローで走っている間にも止まってしまう(ままある)症状もすっかり解消した。
 ブラボー!

Saturday, June 15, 2024

せめてなりたや猫の手に

 天板が開けば作業もさぞかししやすいだろうに…そんなことでめげるやわなお方じゃない。苦境というのは僕が使う言葉で,その状況下でやることを冥利に尽きると捉えているのだろうか,ただひたすらメンテナンス,お世話になりました『Wiz of Oz』艇長。

 吸気バルブにもカーボンが溜まっている。
 調子の悪い後ろ側の気筒(これを1番と言うらしい)外側の冷却水経路に塩詰まりがある。


 バルブに損傷はなく,カーボンの付着で圧縮がうまくいかなかったようだ。

 コンパウンドで摺合せ,バルブを落として油膜をはる。
 
 ヘッドを組込みボンネットを被せる。上からやれるといいのだが,ボンネットと天板の間隔は80mm程度しかない,バウ側開放部からの作業となる。ポート側開放部にいる僕も屈辱的なラーゲを強いられている…あいたたやね。
 補機類をセットしてオイルを入れたらエンジンオン。
 煽らなくても威勢よくかかる。アイドリングは高めなのでこれは修正。落としていっても元気なのは両ハイともしっかり働いているからだ。
『Wiz of Oz』艇長,お疲れ様でした,ありがとうございます。
 作業手順は『Wiz of Oz』艇長のHPをご覧ください。
 
 ちょっとでも早く飲みたい僕たち(『Wiz of Oz』艇長,『Bonanza II』艇長に私)はタクシーで銭湯に向かう…当然のことである。

 番台前で一杯飲むのも捨てがたいが,今日は店に急いだ。

 大将元気で何より。
 銭湯からここまでの道中で『こうたや』の大将にも会った。あちらから挨拶してくれるのがうれしい。ご無沙汰しています,また寄りますね。

『LEIA』艇長も駆けつけてきた。

 さんざん飲み食いしたのに,『大統領』でオデンにラーメン食ってりゃ世話ないね。

 そうだ,港そばのコンビニにアマゾンから物資が届いていたのだった。そのために寄ったのにさっさと持って出たのはヨット飲みのためのつまみじゃないか。もう一度入店して物を受け取った…酔っていたのか。

Friday, June 14, 2024

準備しています

 燃料コックを閉じて暖機運転,途中でアスターンかけるがなかなかしぶとく回っている。40数分後ようやくクランクがブルンと停まった。三方開放したままだったので水温計はそれほど高い数値を示していない。
 まだ20時間ぐらいしか経っていないオイルを抜く。
 ミキシングエルボを外すが異常なし,きれいなものだ。後部のジンクを抜いて海水を出が,その前に下部,特にオイル配管周辺に5-56を噴霧しておく。
 燃料濾し器をブランケット毎外しておくが,外側のボルトがなかなか抜けない。いや,抜けないと言うより緩んでいったのに途中で固くなってしまった。手で探ると後ろにナットがあったのだ*…おばかだね。内側は緩めるだけで外れる。
*本来は必要のないナットであった。

 オルタネーターを外したいが,ブランケットがサーモスタットの取り付けと一体化されている。力を込める必要もなく4本のボルトは抜けたが…

 このガスケットを買うのを忘れていた。接面を触るが古いパッキンも付いていない…前回はなしですませたのだろうか?シートをカッティングするかと,とりあえず寸法だけは記録しておいた。
 海水フィルターの出っ張りが気になるので,ホースは付けたままだが壁面からは外しておく。

 気温は高いがそれほど不快ではない。汗もかいていないのは湿度のせいかな。
『FujiKetch45』さんが見えられたので拙艇でしばし歓談。ヨットの話,海の話をゆっくりと聞きたいものです。

 ビールが美味いだろうなあ。