Sunday, November 23, 2014

展望風呂はいいね…

 みんな早く寝てしまったが,一人でトリスをやっていると開け放したハッチから忍び込んでくるような夜の冷気が心地よく,それがまた酔を覚ましたようで調子に乗って更に飲んでしまう。
 いつもなら聞こえてくるギィという擦れる音もなければ,波の音もしない。静寂が辺りを包み込んでいるはずなのだが,夕方ポンツーンに着けた水産庁の調査船は夜通し発電機を回しているので,その低い音だけが周囲に溶け込めないでいる。


洲本バスセンターに朝食をとりに出かける。この時期の朝日はここから上る。

 久しぶりに顔を出したが,「いい天気でよかったですね。何艇で。」と先に尋ねられる。覚えていてくれたことが妙にうれしい。ホットミルクにホットサンド。


『Dignity』さんは,小学校1年生の息子さんと来られた。岸壁への段差を考えて横抱きにした。

 セールで離岸をする予定だったが,用意をしている間に風向きが変わってしまった。艇が後に流されている。根性なしはエンジンオン…

 昨日以上に風がない。潮の向きは悪いが最大3ノットでしれている。友ヶ島水道を南下して,加太に向かった。


加太に停めるときはここにしている。

『ひいなの湯』で昼風呂。淡嶋神社前の店はこの時間は混んでいるだろう。昼食はヨットでとることにして直ぐに出港した。
 ここだけは直ぐに改良しないといけないと思っていたレイジージャックの操作性が悪く,緩めると絡んでしまうし,張っているともちろんセールを揚げる際にバテンが引っかかってしまう。メインハリヤードがマストのレイジージャック取付部のアイに絡みついて外せない。加太瀬戸を抜けてからマストに登ってようやく外すことができた。
 マストステップの強度も確かめられたので,それなりの成果はあったか。


帰りを機帆走で急いだ。

 港に着くと,北風に艇が押されていて,僕の右舷側の梵天と左舷側の梵天の間が狭い。一度目はもぐり込めず,二度目にかき分けるようにして侵入できた。こんなとき一人でなくてよかった。みなさんお世話になりました。
 泉大津から2艇岸壁に係留されている。宴会かな。いい夜をお過ごしください。

洲本発  08:40
加太(1時間ほど)
泉佐野着 16:40

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